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こがねむしのけいざい

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この身をもってお金の勉強
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#お金

14.財布を出したり出さなかったりした日

 「やっぱり白紙にします」が発動されることもなく、残念ながら本日、ぬるっと消費税が増税されてしまった。ぬるっとって変な表現だけど、消費税が導入されてからもう3度目の増税になるので、慣れたくないんだけどやっぱり少し慣れちゃって「ドカン」とか「ガクッ」と言うよりは「ぬるっと」といった感じなのだよね。諦め? いや、諦めちゃいけないんだけれども、上がってしまったものはしょうがない。  増税は憎い。本当にわたしたちのためになるのかわからない。軽減税率だの、キャッシュレスポイント還元だ

12.誕生日に損した気分

 以前「損した気になるサービスはいかん」というnoteで、携帯キャリア大手の「ばらまきサービス」について書いたのだけど、まったく別の分野で損した気分になることがあった。  数ヶ月に一度ヘアサロンに髪を切りに行く。そのサロンは髪を切るのが上手いので、本当にカットだけ。トリートメントは外でお金かけてやらないし、カラーはカラー専門店に行った方が安いので。  予約はサロン予約専用アプリを使ってする。たぶん、電話でやりとりするより向こうもこっちもラクだから。で、実際にカットに訪れる

10.「100円は100円ではない」

 わたしがなぜ経済に疎いのかって言ったら、それはやっぱりお金に強くないからだと思う。例えば、円高とか円安とかいう概念が理解できないし、さらに、インフレとかデフレを説明しろって言われたらそっとその場を後にするだろう。自分の持ってるお金にはめちゃくちゃ気を払ってるのに、もうちょっと広いお金の話になるとてんでダメだ。株を始めようという時になってようやくわたしはお金とはいったいなんなのかということを学ぼうと思った。  まず理解出来なかったのが、「お金の価値が変わる」という考え方だっ

9.女はキレイでいるのにお金がかかるんだから男がゴハン代を出すのはあたりまえ

 という理屈のおかしさについて論じてみたい。  わたしも、数年前まではそういう考えがあったんだけど、実際ゴハンに行ったときは割り勘のほうがいいし、進んで払ってきた。  だって私は働いていて、ちゃんとお給料をもらっている。だったら自分の食べた分に関してはお金払うべきじゃないのか。という考えが根底にある。  もしかしたらこれは、結婚披露宴は会費制という北海道に生まれ育ったから身に付いた考えなのかもしれない。お金を出し合うのは助け合い、という考えが根付いているのだ。お互い様の

8.時間をお金で買っている

 すっかり出遅れた。 新年を実家で過ごすべく、JRの指定券を買いにみどりの窓口に行ったときのことだ。指定券の発売は乗車の1か月前からだったから、その日から2日も空けずに行ったのに、既に希望する日はいっぱいだったのだ。  ホントは30日に地元へ帰り、新年2日に札幌へ戻ってきたかったのだが、第二希望、第三希望も通らず、結局、往路29日、復路元旦という何しに帰るのかって日程になってしまった。これではまるで大掃除のために帰るみたいではないか!(しないけど)  JRの切符争奪競争、

7.弱気に株デビュー

 実は2ヶ月ほど前から、今までに貯めた75万円のうち15万を、新たに開設した証券口座に移して株の運用をしている。  15万!弱気!もっと突っ込めば? と思われるかもしれないが、勘違いしちゃいけない。75万というのはわたしの余剰資金じゃなく今のところの全財産だ。とても株なんかに手を出していいような金額じゃない。でも、わたしは一回興味を持ってしまったらとことん勉強しないと気が済まないのだ。  今まで、公的年金とか預金についてわからないことはハッキリさせようといろいろ調べてきた

5.預金はどうする?

 預金の年利が普通預金で2%前後、定期預金で10%前後という時代があったんですってよ奥さん。信じられない!年利10%なんて、10万円を預けているだけで、1年1万円ずつ増えて行く。11年目には元本を越える。「定期に預けてりゃひと財産作れた」って人生の先輩方は言ったけど、そんな時代があったのかと現代の働く世代は驚きを隠せないのだ。  今なんて、定期預金にしたって金利はぜんぜんつかない。年利0.03%とか、そんなもん。10万預けてたって、年30円とかよ。それっぱかしのために定期預