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佐賀の「リアル弘道館」と「葉隠みらい館」に行ってきた〔#165〕


皆さん、こんにちは!旅が大好きなMAIGOです!

肥前さが幕末維新博覧会」の最後の訪問場所は「リアル弘道館」と「葉隠みらい館」です。

リアル弘道館の入口

ここは大隈重信や江藤新平など、近代日本の礎を築いた偉人たちを輩出した藩校「弘道館」を紹介するパビリオンです。

入場は20分待ちでした。
平日なのにかなり賑わっていました。

入口で音声ガイドを渡してくれます。

部屋毎に音声ガイドが自動的に再生されて、パネルの内容を説明する形式でした。

ここはマンガを使って子どもにもわかりやすいように工夫されていました。

弘道館のレイアウトとかの説明もありました。

素読体験として、本当に先生に合わせて中国の古典の漢籍を読む体験がありました。


子どもの頃は「丸暗記なんて意味あるのか?」と思っていましたが、最近、語学を勉強していると丸暗記は重要だなぁと感じることが増えてきました。

短期間で効果を出すには丸暗記が手っ取り早いのかもしれません。明治の時期には国が植民地化される危険もあったので、すぐに効果のでる教育方法が採用されたのでしょう。

最後は「大隈重信メモリーズ」といって紙芝居型の映像でした。
「偉人は一人では育たない」というメッセージが印象に残りました。

大阪の適塾は、その後、大阪大学になっていきました。
wikipediaによると弘道館の教育理念は旧制佐賀中学校(現・佐賀県立佐賀西高等学校)と勧興小学校(現・佐賀市立勧興小学校)に受け継がれたとのことです。

大学じゃなく高校や小学校に受け継がれてしまったのが、佐賀が、福岡や熊本の後塵を拝する結果になったのかもしれません。教育って本当に大事だなぁと思います。

いろいろ工夫はされていたけど、リアル弘道館ちょっと予算不足感がありました。

次にすぐ近くの「葉隠みらい館」に行きました。
ここは待ち時間なしで入場できました。

武士の心得を表した佐賀発祥の「葉隠」を、現代のビジネスや日常生活に役立つ「心構え」として分かりやすく紹介するとのことでしたが、あまり分かりやすくなかったです。

次は、電車に乗って福岡に向かいます。


訪問日 2019年1月
施設名 「リアル弘道館」「葉隠みらい館」
料 金 3館共通チケット(1,200円)
(このパビリオンは2019年1月14日で閉鎖されています)