まずは「誰かのために」ではなく「自分のために」発信をしてほしいと伝える理由。
SNSやブログで情報発信をするのならば(ビジネスとして収益化するのであれば)、
・だれかのために書かなければならない
・お役立ち情報を書かなければならない
そう思っている人は多いと思います。
たしかにそれも一つの真実だと思います。
商売というのは相手ありきですし、「相手がほしい」と思って初めて売買が成立するわけですから。
しかし、ビジネスというのも、結局は「人付き合い」です。
とくにわたしが今提供している有料noteや、メンバーシップサービス、個別コンサルなどは、
「どんな商品」を販売しているか?よりも、「どんな人が」販売しているか?の方が重視されると思うのです。
そうなると「発信」をする上でまず大切なのは、「あなたはどんな人間なのか?」を知ってもらうことなんですよね。
でも、それを言語化するのがなかなか難しいと感じる人も多いのではないでしょうか?
だから、まずは自分のために発信するんです。
自分がどんな人間なのか?
何を感じ、どんなことを思い、どんな意見を持っているのか?
自分の内側と向き合い、それを言語化していく作業が必要なんです。
そして、それは自分を大切にすること、自分を愛することにつながります。
自分で自分を救うことにもつながるのです。
先日、メンバーシップ限定の個別相談を受けてくださった石塚勇気さんがこんな記事を書かれていました。
もうお一人、メンバーのT&S夫婦さんもこんな記事を書かれていました。
このお二人の記事を読んだとき、わたしは涙がとまりませんでした。
とても心優しくて、いつもだれかのためにと発信してきた勇気さんとT&S夫婦さん。
でも、きっとどこかでご自分の心は置いてけぼりになっていたのだと思います。
わたし自身も経験があるので分かります。
社会に貢献できる自分でいなければいけない。
役に立つ自分でいなければ価値がない。
何もできない自分になんて存在価値がない。
そんなふうに、自己否定して、存在価値を否定していたからこそ、何者かになろうと必死になっていました。
だれかの役に立とう、だれかを救おうと必死になっていました。
だけど、あるとき気づいたんです。
救われたいと思っていたのは、ほかのだれでもない「わたし自身」だったのだと。
だから、そのときからわたしは自分のために発信をはじめました。
自分の内側から出てきたあるがままの感情や思い、考えを赤裸々に綴るようになりました。
自分で自分を救おうと思って書きつづけました。
自分で自分のために書いていたブログでしたが、その後なぜか、わたしの思いに共感・共鳴してくれる人が次々にあらわれました。
「共感して、癒された。」
「心救われた。」
そう言ってくれる人がどんどん増えていきました。
サービスの案内なんて何もしていなかったし、お役立ち情報も書いていなかったのに、いつのまにか仕事を依頼されるようになっていました。
きっと、わたしという人間の人柄が伝わり、わたし自身が心癒されたプロセスを綴ったことで、「そのプロセスが気になる!」「どうやって?」と自然と気になる人があらわれたのだと思います。
どうか、わたしとも約束してください。
まずは「自分のために発信する」と。
まずは自分で「自分を救う」と。
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