たとえ家族でも一緒にいて疲れてしまうのは、私に欠陥があるから?
ゴールデンウィーク明けに書いたこちらの記事。
両家の実家に帰省したり、大型連休で夫と一緒にいる時間も長すぎて、後半は夫に対してイライラがとまらなくなったという話。
これを読んだメンバーシップのメンバーさんからこんなメッセージをもらいました。
メッセージから伝わってくるのは、Mさんは、本当にまじめで繊細な頑張りやさんなんだろうな、ということ。
小さなことや細かなことにも気がつくし、それを突きつめて考えられるからこそ、それがネガティブな方向に作用したときに、自分を責めたり、自己否定につながってしまうことも多いのかなと感じました。
もちろん!
イライラすることありますよー!
大好きだし尊敬しているし愛する人だけど、やっぱり一緒にいる時間が長くなるとイライラしてきます(笑)
たしかに自分と向き合って、自分を整えることを大切にするようになってから、イライラすることが減ったとは思う。
でもそれは、イライラの怒りの感情自体がなくなったというわけじゃなくて。
ネガティブな感情への対処方法が変わっただけのこと。
ただ外側で起きることに対して、イライラ怒るという反応をするのではなく、
この怒りは、私の内側のどこからきているのか?
と自分の内側にベクトルを向けて考えられるようになった。
だから、外側にいる誰かや出来事に対していつまでもイライラ怒ってしまうという時間が少なくなった、というだけのことなんです。
たとえば、夫に対してイライラしてしまうときの原因はたいてい
「ひとりになりたい!」
「だれも気にせず創作に没頭する時間がほしい」
「ひとりでぼーっとしたい」
そんな願いがかくれているとき。
だから、休日でもあえて別行動するなどして、ひとり時間を確保させてもらうなどの対処方法をとっています。(笑)
だから、
誰といてもどこにいても大丈夫というよりは、
誰といてもどこにいても、
自分で自分の機嫌をとる対処方法を知っているから、私は大丈夫!
ってことかなと^^
そして…
それは絶対に、欠陥なんかじゃないです!
それぞれの個性のちがいだよね。
たしかに、ずっと人と一緒にいることが心地良くて幸せって人もいるでしょう。
だれかと常に一緒にいるのが安心!うれしい!っていう人、いますよね。
そういうタイプの人のストレス発散方法は、みんなでわいわい飲んだりカラオケ行ったりすることでスッキリ!みたいな。
でも独自の世界観が強かったり、自分の世界に没頭したいタイプの人は、ひとり時間が必ず必要で。
ストレス発散方法も、家の中で本を読むとか、一人旅に出かけるとか、自然の中でひとりぼーっとするとか…
内側の世界に入りこむことがストレス解消になるのです。
でも、ここで注意したいのが、人間っていろんな側面があるってこと。
どちらか一方に完全にふりわけられるというわけでもなくて。
たとえば私という人間の中でも、たまに寂しがりな自分が顔を出して友人とワイワイしたいなって日があったり、今日はひとりでのんびりしたいという日があったり。
そんなふうに矛盾しているのが人間なのです。
「私はこういうタイプの人間」と統計学や自己分析ツールなどで知ることも大切ですが、それだけにとらわれるのも違うかなと思うのです。
毎日変化しているのが人間だし、この自然界というものだから。
この一瞬一瞬、自分の内側に耳を澄ませて、自分の本音を聴いてあげること。
それがなにより大切だと私は思っています。
そうやって自分の本音を大切にすればするほど、家族やまわりの人にも寛容になれるはずですよ^^
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