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何をして生きるか、ではなく、どう生きるかを大切にしたい


今、どこかにお勤めをしているわけでも、子育てをしているわけでもない私。

たまに知り合いや友人から、こんな質問をされることがあります。

「いつも、何してるんですか?」
「今、何してるの?」

と。

その質問に対しては

「執筆活動してる」
「趣味でダンスしてる」

と答えるしかないのですが、なんとなくこのやりとりにモヤっとする自分がいるのです。

"何を"している人間なのか?を説明しなければいけない世界


決して、その質問をする相手に対してモヤっとするとかそういうことではありません。

“何に対してモヤっとするんだろう?”

と自分の心に問いかけて、そのモヤモヤを深掘りしてみると、もっともっと根本的なところに答えがありました。

私の関わる人たちのなかでは、だれもが

「"何かをして"生きている」

それが前提になっていること、

つまり

"何で食べている人なのか"
"社会的に、何者なのか?"

(それは例えば会社員、経営者、専業主婦などなど…)

そういう社会的なアイデンティティを証明しないことには、相手とのコミュニケーションが進まないことに少し違和感を覚えるのです。

"何者でもない自分"に生きづらさを感じる人たち


私と同じように、子供のいない専業主婦の方から、似たようなお悩みを聞いたことがあります。

「仕事も子育てもしていないのに、家にいて暇じゃないの?」
「いつも家で何してるの?」

と聞かれることが多くて返答に困る、と(笑)

"何をして生きているのか"

それが説明できないと人間関係が築けない社会の中にいると
いつのまにか

“何かをしていなければ生きていてはいけないような感覚”

に陥ってしまい

"私が生きる意味って?"
"社会と繋がっていない私には価値がないのでは?"

そんなふうに自己価値が感じられず、どんどん自分を追いつめて、生きづらさを感じてしまう人たちもたくさんいるのです。

何をしているか、ではなく、どう生きているか?を大切にしたい


だから私は、何をしているかよりも、どう生きるか?
を大切にしたいなと思っています。

今は、2000年つづいた男性性エネルギーの時代から、女性性エネルギーの時代へと移り変わったと言われています。

まさに、

男性性=Do
女性性=Be

のエネルギーに転換したのです。

何をしているかという行動や役割、何かを成し遂げることに価値を置くのではなく、生きることそのものに対して歓び、感じて、味わって生きる…

そんな新しい時代がやってきました。

だから私は、今度から

「何してるの?」

と聞かれたら、

「毎日、自分を大切に生きてる!」

「愉快に楽しんで生きてるよ♪」

「ここに生かされてることを感じて、歓喜して生きてるよ!」

そんなふうに軽やかに答えて生きていこうと思います。

これからの世の中はきっと

「何してる人ですか?」

ではなく、

「どんなふうに毎日を生きてますか?」
「今、何を感じてる?」
「あなたはどう思う?どう考える?」

そんな会話が溢れる世界になるんじゃないかと思うから。

あなたも時代の先駆者として、明日からあいさつを変えてみるのはいかがでしょう?

もし変な人だと思われても責任は負いかねますが・・・(笑)








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