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男の育休メモ•その25/能動的な育児をするためには?

古坂大魔王さんの育休に関する記事を先日読みました。

育児関与は「2%」――戦力外だった古坂大魔王、育休で到達した「能動的」子育て
https://news.yahoo.co.jp/articles/371ee9b13620e173b950e7304b163c241d2b4d15

「能動的」と聞いて、確かに!でしたし、芸能人の方は伝え方がとてもうまいなぁ…と思いました。
さて、いつまでも「受動的」(指示待ち)だと育児の戦力にならないのは確かなのですが、「能動的」(自発的)育児を行うまで、どのくらいの期間が必要でしょうか。
僕もまだ、生まれて3ヶ月の娘しかいない身分ですが、振り返ってみます。

受動的とはどんな状態か

受動的のなにが問題なのか、というと、
•奥さんとのコミュニケーションや関係が悪化し、
•育児自体が楽しくなくなり、
•子どもとの関与機会が減る、又は奥さんとの信頼関係が減る
と、主に奥さんとの関係に悪影響を与えるからでしょうか。奥さんに怒られないために、又は継続して奥さんとの信頼関係を築いて楽しく育児をするために、能動が必要なのだと理解しています。

さて受動的、とは基本的に受け身、指示待ちなことを指すと思うのですが、経験的に何個かパターンがあるような気がします。
勝手に思いつくまま、列挙と分類してみます。

•例えばオムツ替えなど、やるべきタスクを教えてもらわないと行えない(どうやって、なにをやるかがわからない。名付けるならWhatとかHow型?)
•例えば沐浴などの行為のうち、お風呂入れなどの一部は担えるが、着替えまで含めて全ては行えない(Whatの部分型?)
•例えばオムツ替えのタイミングなのに、指示されないと替えない(When型?)
•提案がなく、自発的な改善が無い(無改善型?)

What型は育休取れればすぐ卒業できる?

育休を取ることができ、2週間くらいフルで育児に関わる時間があれば、やるべきことや、そのやり方はある程度マスターできて、What型で受動的になることは少ないんじゃないかと思います。
もちろん完璧にマスターするにはもう少し時間がかかると思いますし、2週間だと部分的にわからないことも残ると思いますが、全体像は把握できるはずです。

さて、ここで難しいのが、育休を取れなかった場合です。昼間は仕事をし、夜帰ってきて、育児のやるべきことを把握していくのはかなりの労力でしょうね…そんなパパ向けのノウハウ本が必要かもしれませんが、世の中にはあるのでしょうか。
僕は育休を取れた側なので、取れなかったパパがどのように工夫しているか、聞いてみたいところであります。

When型は仕事や自己研鑽と関係

全体像を把握していれば、何時に何をやる、ということはわかるので、育休が2週間でも取れれば、1日のリズムがわかるので、When型も本来は問題ないはずです。
ただこれも、育休を取れなかったら、昼間にどのタイミングでどうしているか、奥さんから伝え聞いて学ぶしかないと思うので、指示待ちになるだろうなぁと思います。

加えて育休を取っていても、仕事対応や自己研鑽に夢中になると、やるべきことをやり忘れる、又は自己研鑽を優先してしまう(何のための育休?)ことがあります。
僕は育休取りながら、緊急の仕事対応はしていたので、これで結構怒られました。

無改善型がいちばん難しい

育児に正解は無いので、教えられたことしかしない、というタイプになってしまうと、奥さんはストレス溜まります。試行錯誤でも良いので、やってみた!ということがあると、一緒に育児している感が出て良いのではないでしょうか。

無改善に加えて、無提案もありますね。
僕が怒られたのは、「今日のお昼ごはん何にする?」を毎日繰り返したことでした。少しは自分で考えて提案しろよ、考えるの大変なんだよ、お昼作れってことかよ、ということですが、ある意味、仕事と一緒ですよね…。
つまり、質問はある意味指示待ちになってしまうので、提案型質問じゃないといけないです。

育児と仕事は一緒?

ここまで書いて、仕事するときの注意点とほぼ一緒だと思いました。
•全体像を把握する(What型)
•スケジュール管理をする(When型)
•教えられたことを少しでも改善する、提案型にする(無提案型)

とすると、世の社会人はみんなスキル的に出来るはずなのですが、家庭や育児だと出来ない、というのは、気を抜いたり甘くみてたり(取組意識の問題)、時間がなかったり(時間の問題)ということなんでしょうか。
確かに仕事に育児を置き換えてみたら、1日フルで仕事している奥さんのところに、夜からヘルプで来たよと疲れた旦那に言われても、そりゃ指示待ちの仕事になりますよね…。

結局、育休取った方が良いってことじゃん、という結びになってしまいましたが、仕事をしながら、又は短時間でも能動的に育児に参加する方法や気づきがあれば、また更新したいと思います。

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