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人が死んだらどうなるの?と子供に聞かれて一緒に読んだ本3冊

身近な誰かが亡くなったときやニュースで事故や殺人のニュースを見るなどをきっかけに、「死んだあとはどうなるの?」と子供に聞かれて困ることもあるかもしれません。
私も祖母の火葬のとき子供に「なんで燃えちゃうの?」と聞かれて困りました。

死ぬってなんだろう?を深刻ではなくライトに考えられる本を紹介します。

死にカタログ

死の形、タイミング、場所、理由、有名人の辞世の句まで、様々な国・宗教の習慣や統計からまとめ上げて図解されています。「死んだ後のことは、住んでいる場所や考え方によって全然違う」ということを見せつけられます。
フリーズドライで遺体を肥料化している国があるとこの本で知った時には感動のあまり叫びそうになりました。なんというエコ!!!
死についてかなり前向きに書かれているので「死の本」とはいえこれを読んで死にたくなる人はまずいないと思います。

こころのふしぎ なぜ?どうして?

児童書の定番ですが、このなかに「いのちのふしぎ」という章があります。
「じゅみょうってなに?」「人はどうして人を殺すの?」「人が死ぬって、どういうこと?」「人は死んだらよみがえらないの?」等々、聞きづらく、聞かれても答えにくいことがやわらかに書かれています。
解明されていないことはきちんと「わからない」と書かれているのも誠実でよいのではないでしょうか。こちらが答えられなかったことに対しても「まだ解明されていない」と説明することができるので・・・。

地獄

地獄に落ちた男が生還し、見てきた「地獄」を語る絵本です。
すごく有名な「地獄」の絵本。あまりの怖さに「しつけ」にかなり有効という意見もありましたが・・・悪いことはなかなかやめられないみたいですね。
これは我が家にはおいていないのですが、時代が1週回るとまた流行する不思議な本です。私は子供のころにこれを読みました。子供たちは保育園で読んだそうです。


死のことは死んだ後でないとわからないけど、死んでしまったら伝える手段もないのでどうしようもないですね。
だからこそ気になるのだとは思うのですが・・・

↓趣味で読んだ本の紹介をしています
元記事:http://books.not-bee.info/2018/04/20/post-80/

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