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チケット代雑感(YBCルヴァンカップ準々決勝第2戦川崎vsC大阪)

 川崎vsC大阪戦は印象に残っている試合が2つあります。どちらもスタジアムで観戦していました。まず、2017年ルヴァンカップ決勝。前半早々に失点して、川崎がボールを握るもC大阪の守備ブロックを崩せないまま時間だけが過ぎて、後半追加タイムにC大阪に追加点を許して万事休す。思い出すだけでも悔しいです。もう1試合は、2018年J1リーグ第32節です。前節までで2位広島との勝ち点差が7だったので、川崎が勝てば2年連続2度目のリーグ優勝という試合でした。この試合も先制点を許して90分に川崎が追いつきますが、後半追加タイムに山村選手のゴールで敗戦。しかし、広島も敗れたため、勝ち点差が7のままで川崎の連覇が決定しました。
 2022/08/10 川崎vsC大阪戦は、ダイナミックプライシング対象試合の5試合目でした。なお、07/20に後援会会員先行販売が始まりましたが、記録は07/25から取り始めました。

 チケット代の確認方法はこれまでと同じで、毎日21~27時の間にホーム側全席種の前売会員価格、一般価格、リセール枚数、リセール最安値、リセール最高値を「Jリーグチケット」にて目視で確認しました。前述の通り、確認開始は07/25です。注目ポイントも同じ2022年前売会員価格との差額です。
 なお、多忙のため、07/28(木)はリセール枚数と価格の確認ができませんでした。

SSS指定(2022年前売会員価格:6,100円)

 確認初日の07/25には既に完売していて、復活することはありませんでした。
 リセール価格は、最高値が2022年前売会員価格より安い5,811円で変動はありませんでした。最安値は08/02と08/08に5,000円に下がることはありましたが、そのほかの日は5,811円でした。

 リセール枚数は、初日が1枚でした。08/02に4枚リセールに出された後、08/03以降08/06までリセール枚数は増加しましたが、その後は減り続けて試合前日の08/09は1枚になりました。メインSSS指定席のリセール枚数は1桁でした。

メインSS指定(2022年前売会員価格:5,200円)

 確認初日は、5,200円で2022年前売会員価格と同額でした。07/30まで価格の変動はありませんでしたが、07/31以降価格が上昇し続け、08/06に2022年一般価格と同じ6,400円になり、試合前々日に2022年一般価格を超える6,720円をつけました。
 メインSS指定席は一般価格、会員価格ともに大人と小中とで価格は分かれていないのですが、リセールには小中向け価格のチケットがありました。小中向け価格の最高値は初日から08/07まで3,200円を維持しましたが、試合前々日の08/08に2,000円に値下がりしました。最安値は3,200円で始まりましたが、その後価格が上下動して試合前々日のの08/08に1,000円に値下がりしました。一方、大人価格は、最高値が2022年前売会員価格と同じ5,200円で始まり、08/03から08/06まで5,500円に値上がりしましたが、08/07に5,200円に戻りました。最安値は、4,000円で始まりました。その後、2,500円から3,500円の間で上下動しましたが、試合前日の08/09に4,000円に戻りました。

 リセール枚数は、初日が31枚(大人30枚、小中1枚)でした。その後50枚から80枚の間で上下し、試合前日の08/09に44枚(大人42枚、小中2枚)に減少しました。リセールに出されたのはほとんどが大人チケットで、小中学生向けチケットは08/04から08/08までの4枚が最大でした。

バックSS指定(2022年前売会員価格:4,500円)

 確認初日は、4,720円で2022年前売会員価格より220円高い値段でした。07/30まで値段に変化はありませんでしたが、07/31以降緩やかに値上がりし、試合前日の08/09には5,680円になりました。しかし、2022年一般価格の5,800円を超えることはありませんでした。
 リセール価格は、最高値が初日に会員価格と同じ4,720円をつけました。7/30に一度だけ5,500円をつけましたが、08/07まで4,720円を維持しました。試合前々日の08/08に5,000円に再び値上がりしました。最安値は初日に3,500円をつけましたが、その後3,000円~4,000円の間で変動し、試合前日は3,650円でした。なお、バックSS指定席は一般価格、会員価格ともに大人と小中とで価格は分かれていないのですが、試合4日前の08/06に小中向け価格のチケットがでて、2,000円でした。

 リセール枚数は、初日が9枚(大人のみ)でした。08/07まで5~15枚の間で上下し、試合前日の08/08に22枚(大人20枚、小中2枚)に増えました。リセールに出されたのはほとんどが大人チケットで、小中学生向けチケットは08/06に初めて1枚売りに出されました。

メインS指定(2022年前売会員価格:大人4,100円、小中1,900円)

 大人価格の確認初日は、4,000円で2022年前売会員価格より100円安い値段でした。07/30まで値段に変化はありませんでしたが、07/31に3,760円に値下げされると、その後も値下がりし続け、試合前日には3,120円にまで値を下げました。
 リセール価格は、最高値は4,033円で値段に変化はありませんでした。最安値は、初日に2,800円をつけましたが、2,500円前後で値段が上下しました。試合前日は2,500円でした。

 小中価格の確認初日は、1,850円で2022年前売会員価格より50円安い値段でした。大人価格と同様に07/30まで値段に変化はありませんでしたが、07/31に1,730円をつけた後、下がり続け、試合前日に1,440円まで値下がりしました。
 リセール価格は、最高値は2,144円で値段に変化はありませんでした。最安値は、初日に1,500円をつけた後、08/03に最高値と同じ2,144円に上昇しましたが、08/06には500円へと急落しました。

 リセール枚数は、初日が27枚(大人のみ)でした。07/30に45枚(大人43枚、小中2枚)になった後、08/03までは小中価格2~3枚含む45~50枚前後で推移しました。08/04以降リセール枚数が増えて試合前々日の08/08に105枚(大人97枚、小中8枚)になりました。試合前日の08/09は大人価格のリセール枚数が21枚減少しました。

バックS指定(2022年前売会員価格:大人3,900円、小中1,800円)

 大人価格の確認初日は、3,840円で2022年前売会員価格より60円安い値段でした。07/30まで値段に変化はありませんでしたが、07/31に3,600円に値下げされると、その後も値下がりし続け、試合前日には3,040円にまで値を下げました。
 リセール価格は、最高値は初日から08/03まで3,840円で変化はありませんでしたが、08/04~08/07までは4,800円に上昇した後、08/08に3,840円に戻りました。最安値は、初日に2,700円をつけましたが、07/29以降2,000~2,500円の間で値段が上下した後、試合前日は1,000円に急落しました。

 小中価格の確認初日は、1,770円で2022年前売会員価格より30円安い値段でした。大人価格と同様に07/30まで値段に変化はありませんでしたが、07/31に1,660円をつけた後、下がり続け、試合前日に1,400円まで値下がりしました。
 リセール価格は、最高値は1,770円で08/05まで値段に変化はありませんでした。08/06に1,500円と若干値下がりすると試合前日に1,330円にさらに値下がりしました。最安値は、初日に1,770円をつけましたが、07/29~08/03まで1,400円に下がりました。08/04、08/05に1,770円に値上がりしましたが、08/06に1,500円に下がり、試合前日は1,330円になりました。

 リセール枚数は、初日が19枚(大人18枚、小中1枚)でした。07/29に34枚(大人32枚、小中2枚)になった後は、徐々に枚数を増やし、08/07に最大の55枚(大人52枚、小中3枚)になりました。その後は枚数を減らし、試合前日は33枚(大人32枚、小中1枚)になりました。

SG指定(2022年前売会員価格:大人3,200円、小中1,100円)

 大人価格の確認初日は、3,360円で2022年前売会員価格より160円高い値段でした。07/30まで値段に変化はありませんでしたが、07/31に3,520円に値を上げると、徐々に値上がりし続け、試合前々日には4,000円にまで値上がりしました。
 リセール価格は、最高値は初日から08/03まで3,360円で変化はありませんでしたが、08/04~08/07までは3,033円に下がり、08/08に3,360円に戻りました。最安値は、初日に2,600円をつけましたが、07/30徐々に値を下げて試合前日は1,750円になりました。

 小中価格の確認初日は、1,150円で2022年前売会員価格より50円高い値段でした。大人価格と同様に07/30まで値段に変化はありませんでしたが、07/31に1,230円をつけた後、上がり続け、最高値は1,400円になりました。
 リセール価格は、最高値は08/01まで900円でしたが、08/02に1,033に値上がりしました。最安値は、初日から08/06まで900円でしたが、いったん、08/05に500円に値下がりした後、08/06に750円に値を戻しました。

 リセール枚数は、初日が19枚(大人17枚、小中2枚)でした。徐々に枚数を増やし、08/08に最大の45枚(大人38枚、小中7枚)になりました。

SA指定(2022年前売会員価格:大人2,700円、小中700円)

 大人価格の確認初日は、2,800円で2022年前売会員価格より100円高い値段でした。07/30まで値段に変化はありませんでしたが、07/31に2,640円に下がると、徐々に値下がりし続け、試合前々日には2,080円になりました。
 リセール価格は、最高値は2,811円で変化はありませんでした。最安値は、初日に2,100円をつけましたが、その後は1,500~2,000円の間で推移しました。

 小中価格の確認初日は、720円で2022年前売会員価格より20円高い値段でした。大人価格と同様に07/30まで値段に変化はありませんでしたが、07/31に690円をつけた後、下がり続け、試合前々日の08/08に540円まで下げました。
 リセール価格は、最高値は922円で値動きはありませんでした。最安値は、初日から08/03まで700円でしたが、その後値下がりして、08/07に500円になりました。

リセール枚数は、初日が15枚(大人13枚、小中2枚)でした。その後枚数を増やし、08/08に最大の87枚(大人69枚、小中18枚)になりました。

ホームA自由(2022年前売会員価格:大人2,300円、小中500円)

 大人価格の確認初日は、2,560円で2022年前売会員価格より260円高い値段でした。07/30まで値段に変化はありませんでしたが、07/31に2,400円に下がると、08/02に2022年前売会員価格を下回る2,240円になり、試合前日の08/08に2,000円になりました。
 リセール価格は、最安値は初日に2,100円でしたが、その後は1,000~2,000円の間で推移し、試合前日の08/09に1,500円をつけました。

 小中価格の確認初日は、550円で2022年前売会員価格より50円高い値段でした。大人価格と同様に07/30まで値段に変化はありませんでしたが、07/31に510円をつけた後、下がり続け、試合前々日の08/08に420円まで下げました。
 リセール価格は、最安値は500円で価格の変動はありませんでした。

リセール枚数は、初日が15枚(大人12枚、小中3枚)でした。その後枚数を増やし、08/03に103枚(大人82枚、小中21枚)となって3桁になった後も増え続け、08/08に最大の212枚(大人171枚、小中41枚)になりました。

まとめ

 YBCルヴァンカップ準々決勝第2戦川崎vsC大阪は、シーズンチケット対象試合でしたが、平日夜間の試合であることもあって、珍しくチケットが完売しませんでした。一発勝負の決勝を除くとYBCルヴァンカップは注目度も低く、入場者数が通常のリーグ戦に比べて少ないことは他クラブでもあります。そのようなことを考慮しているのか、通常のリーグ戦であれば右肩上がりに推移する価格が、多くの席種で右肩下がりになりました。何でもいいから川崎フロンターレの試合を安く見たいという方には、ルヴァンカップはおすすめかもしれません。

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