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チケット代雑感(2022年J1第25節川崎vs京都(10/12代替開催分))

 川崎vs京都戦はダイナミックプライシング対象試合の6試合目でした。ここでは、代替開催となった10/12分のチケット代の推移を記していきます。
 チケット代の確認方法はこれまでと同じで、毎日21~27時の間にホーム側全席種の前売会員価格、一般価格、リセール枚数、リセール最安値、リセール最高値を「Jリーグチケット」にて目視で確認しました。注目ポイントも同じ2022年前売会員価格との差額です。なお、10/05は多忙のため、価格、リセール枚数ともに確認できませんでした。

SSS指定(2022年前売会員価格:6,100円)

 会員先行販売初日の09/21には既に完売していて、復活することはありませんでした。
 リセール価格は、最高値は初日から試合前日の10/11まで5,811円で変化はありませんでした。最安値は最高値より少し安い5,790円で始まり、10/04~10/07は5,000円以下になりました。10/08に値上がりして、10/09以降は最高値と同じ5,811円になりました。

 リセール枚数は初日が2枚でした。10/04に7枚に急増しましたが、その後減少し、10/09以降は1枚だけになりました。

メインSS指定(2022年前売会員価格:5,200円)

 会員先行販売初日は、5,200円で2022年前売会員価格と同額でした。09/23から値段が上昇し、10/02に最高値の6,640円をつけました。10/05以降は値段が下がり、試合前日の10/11は5,920円になりました。
 メインSS指定席は一般価格、会員価格ともに大人と小中とで価格は分かれていないのですが、リセールには小中向け価格のチケットがありました。小中向け価格のチケットは初日の09/28が3,255円でした。最高値は3,255円を維持しましたが、最安値は切り下げて試合前日の10/11には1,500円になりました。大人向け価格のリセールは、初日は最安値が4,200円で最高値が5,033円でした。最安値は値段を上下させて10/08に3,000円をつけました。最高値も5,033円から5,200円の間で推移しました。

 リセール枚数は、初日に15枚(大人14枚、小中1枚)でました。その後枚数を増やして試合前々日の10/10には69枚(大人62枚、小中7枚)になりました。試合前日には45枚(大人39枚、小中6枚)に減少しました。

バックSS指定(2022年前売会員価格:4,500円)

 会員先行販売初日は、4,720円で2022年前売会員価格より220円高い値段でした。09/23から価格が上昇しましたが、09/25につけた5,360円を最高値として価格を維持した後、10/05から価格が下がりました。10/08に4,880円をつけて、試合前日の10/11まで値動きがありませんでした。
 大人向け価格のリセールは、最高値は10/09に6,700円をつけた以外は全て4,000円台で大きな変動はありませんでした。最安値は4,360で始まり、10/01に2,050円に下げましたが、その後は3,000円台で推移しました。小中向け価格は、最高値が試合前々日の10/10に2,900円をつけた以外は、2,100円でした。最安値は2,100円で値段に変化はありませんでした。

 リセール枚数は、初日は大人2枚でした。10/04に15枚(大人14枚、小中1枚)まで増加した後、10/07に9枚(大人8枚、小中2枚)に減少しました。10/10に18枚(大人16枚、小中2枚)に増えて、試合前日の10/11に19枚(大人16枚、小中3枚)になりました。

メインS指定(2022年前売会員価格:大人4,100円、小中1,900円)

 大人価格の会員先行販売初日は、3,920円で2022年前売会員価格より180円安い値段でした。09/24に160円上がって4,080円になりましたが、10/02に3,840円に値下がりしました。その後は緩やかに値下がりして、10/08には3,520円になりました。
 リセール価格は最高値が4,033円で始まった後、10/08に5,100円になりました。最安値は3,000円で始まった後、10/02から値段が下がり、10/07に最安値の2,000円になりました。その後価格が上昇し、試合前日の10/11には3,000円に戻りました。

 小中価格の会員先行販売初日は、1,810円で2022年前売会員価格より90円安い値段でした。09/24に70円値上がりして1,880円になった後、09/27にさらに10円上がって1,890円になりました。10/02以降値下がりして、10/08には1,630円になりました。
 リセール価格は最高値が2,144円で価格の変化はありませんでしたが、最安値は10/02に1,500円に値下がりし、10/07にさらに値下がりして500円になりました。

 リセール枚数は、初日が13枚(大人12枚、小中1枚)でした。10/02にリセール枚数が急増して42枚(大人39枚、小中3枚)になりました。10/06に52枚(大人47枚、小中5枚)になってからは常にリセールが50枚を超える状態で、試合前日の10/11も51枚(大人38枚、小中13枚)でした。

バックS指定(2022年前売会員価格:大人3,900円、小中1,800円)

 大人価格の会員先行販売初日は、3,920円で2022年前売会員価格より20円高い値段でした。09/23から値上がりして、09/27には4,400円になりました。10/04まで4,400円を維持した後、値下がりして、10/08に会員先行販売初日と同じ3,920円に戻りました。
 リセール価格は、最高値は09/28~10/07まで3,700円を維持した後、10/09、10/10には4,000円に値上がりしましたが、試合前日の10/11に3,920円に値下がりしました。最安値は3,399円で始まった後、徐々に値段を下げて10/07に2,000円になりました。その後は値段を切り上げて、試合前日の10/11には2,900円になりました。

 小中価格の会員先行販売初日は、1,800円で2022年前売会員価格と同じ値段でした。大人価格と同様に09/27まで値上がりしました。10/04まで最高値の2,040円を維持した後、値下がりして、試合前々日の10/09に1,810円まで値段を下げました。
 小中向けチケットのリセールは、10/07まで1枚しかでませんでした。10/08に3枚でて最高値が1,800円になりましたが、翌10/09には再び1枚だけになりました。10/10に2枚でて最高値が1,700円、最安値が1,500円になりました。

 リセール枚数は、初日が7枚(大人6枚、小中1枚)でした。10/04から緩やかに枚数が増加して、10/08に最多の30枚(大人27枚、小中3枚)になりました。その後は減少して、試合前日に17枚(大人15枚、小中2枚)になりました。

SG指定(2022年前売会員価格:大人3,200円、小中1,100円)

 大人価格の会員先行販売初日は、3,440円で2022年前売会員価格より240円高い値段でした。09/23から値上がりして、10/02に最高値の4,720円になりました。10/05以降値下がりして、試合前日の10/11には4,080円になりました。
 リセール価格は、最高値は3,033円で変わりませんでした。最安値は2,700円で始まった後、09/29、09/30の2日間は2,800円に値上がりしましたが、10/02に1,500円まで値下がりしました。試合前々日まで1,990~2,200円の間で推移した後、試合前日の10/11には2,240円になりました。

 小中価格の会員先行販売初日は、1,180円で2022年前売会員価格より80円高い値段でした。大人価格と同様に09/23から値上がりして、10/02に最高値の1,650円をつけました。10/05から値下がりして、試合前日の10/11に1,420円になりました。
 小中向けチケットのリセールは、最高値が10/08まで1,033円を維持し、10/09に900円になりましたが、試合前日の10/11には1,000円になりました。最安値は、10/01まで777円を維持した後に値下がりして、10/06に最安値の500円になり、試合前日までその価格を維持しました。

 リセール枚数は、初日が11枚(大人7枚、小中4枚)でした。10/01から枚数が増加して、試合前々日の10/10に最多の39枚(大人32枚、小中7枚)になりました。試合前日は26枚(大人18枚、小中8枚)になりました。

SA指定(2022年前売会員価格:大人2,700円、小中700円)

 大人価格の会員先行販売初日は、2,880円で2022年前売会員価格より180円高い値段でした。09/23から値上がりして、09/28に最高値の3,440円になりました。10/05以降値下がりして、試合前日の10/11には会員先行販売初日と同じ2,880円になりました。
 リセール価格は、最高値は試合前日の10/11は4,300円になりましたが、その日以外は2,811~2,880円で推移して、大きな変動はありませんでした。最安値は2,400円で始まり、10/01に800円に下がった後、1,700~2,000円の間で推移しました。

 小中価格の会員先行販売初日は、740円で2022年前売会員価格より40円高い値段でした。大人価格と同様に09/23から値上がりして、09/28に最高値の900円をつけました。10/05以降値下がりして、10/08からは760円になりました。
 小中向けチケットのリセールは、最高値が922円で変化がありませんでした。最安値は、初日は800円でしたが、翌日以降最安値の500円になり、そのまま試合前日まで価格に変動はありませんでした。

 リセール枚数は、初日が20枚(大人12枚、小中8枚)でした。リセール枚数は日々増加して、試合前々日の10/10に最多の87枚(大人66枚、小中21枚)になりました。試合前日は69枚(大人46枚、小中23枚)に減少しました。

ホームA自由(2022年前売会員価格:大人2,300円、小中500円)

 大人価格の会員先行販売初日は、2,400円で2022年前売会員価格より100円高い値段でした。09/23から値上がりして、09/27に最高値の2,800円になりました。10/02以降値下がりして、10/07には2,240円と会員価格を下回りました。その後も値下がり続けて試合前日の10/11には2,160円になりました。
 リセールは自由席なので最安値のみ確認しました。2,200円で始まった後、10/01に最も高い2,300円をつけました。その後は2,000円前後で推移し、試合前日の10/11に2,290円になりました。

 小中価格の会員先行販売初日は、520円で2022年前売会員価格より20円高い値段でした。大人価格と同様に09/24から値上がりして、09/27に最高値の600円をつけました。10/02以降値下がりして、10/06には490円と会員価格を下回りました。その後も値下がり続けて試合前日の10/11には460円になりました。
 小中向けチケットのリセールも自由席なので最安値のみ確認しました。小中向けチケットのリセール価格は、500円で変動がありませんでした。

 リセール枚数は、初日が30枚(大人20枚、小中10枚)でした。リセール枚数は日々増加して、10/07に最多の108枚(大人77枚、小中31枚)になりました。その後は減少して試合前日は82枚(大人53枚、小中29枚)になりました。

まとめ

 今回の川崎vs京都戦は、首位横浜FMとの勝ち点差が大きく開いた状態で会員先行販売を迎えましたので、チケット販売枚数はあまり伸びないのではないかと予想していました。
 しかし、チケット価格は上昇しました。他のダイナミックプライシング対象試合とは異なったのは、途中から値段を下げて、ホームA自由は会員前売り価格を下回ったことでした。
 また、リセールは優勝争いの状況を受けて日々枚数を増やし、最高値の変動はあまりありませんでしたが、最安値は切り下げる傾向が見られました。
 これらのことから、できるだけ安い価格でチケットを購入したいのであれば、やはり、リセールを待つのが一番いいのではないか?と思いました。

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