ミズグチマイ

経営者/公認心理師。刀と旅と酒が好き。 居合道四段のゆるミニマリスト。 持病の再発を機…

ミズグチマイ

経営者/公認心理師。刀と旅と酒が好き。 居合道四段のゆるミニマリスト。 持病の再発を機に、好きに書く場所を作りたくてnote始めてみます。

最近の記事

もしも、親孝行が終わっているならば。

私の一番古い記憶は、3歳の11月だ。 場所は母方の祖父母宅の和室。 姿見に映る自分を嬉しそうに見ていた。 なぜそこまで細かく分かるかと言うと、七五三の着物を着せてもらっていたから。 小さい頃から着物が好きだったようだ。 次に覚えているのは翌年の3月。 弟が産まれる直前で、陣痛に苦しむ母親の背中をハッキリと覚えている。 もちろんそこから先の人生をすべて覚えている訳ではないが、弟が生まれた年、父方の祖父が建てたマンションに引越し、両親はその1階で自分達のレストランをオープン

    • 人格の統一を目指して。

      はじめまして、ミズグチマイと申します。 このまま死んでなるものかと始めたnoteですが、1記事目で書いた通り全く病識もなく自由に好き勝手に生きてきてあまりにも色んな顔があり過ぎるもので、自己紹介としてここに『ミズグチマイという人』の輪郭を示すことができたらと思います。 出生と略歴・1985年夏生まれの雨女 ・東京都大田区出身 ・某私立女子中高一貫校卒 ・某大学心理学部臨床心理学科卒 ・某心理学会認定の専門的な心理士資格取得 ・某大学大学院心理学研究科修士課程修了 ・精神科

      • 「死」を意識した私が真っ先にやりたいと思ったことは?

        2024年、2月某日。 寝室で立って作業をしていたら、突然左手がねじくり返り、視線が上を向き、声を出そうにも出せなかった。 そのまま意識を失うまで、恐らく数秒のことだったと思うが、 “嘘でしょ?また来たよ・・今まで何もなかったのになんで・・” そう思ったのは今でもはっきり覚えている。 あの時と全く同じ症状で、忘れられるわけがなかった。 一度目の発作20年前の春、1年間の自宅浪人の末、私は念願の心理学部に入学できた。 その入学したての授業説明会の時、階段型の大きな講堂で

      もしも、親孝行が終わっているならば。