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ぜったいぜったいBT別

わけのわからないタイトルで申し訳ありませんが、わたしにとってはとても大事なこと。お部屋探しの間取り図でかならずチェックする項目のひとつです。引越しは基本的にめんどくさいからそんなにぽんぽんするもんじゃない。一人暮らしを始めるときに地元から関西へ、学生生活の途中で再度近くへ、就職して関東へ、そこから2ヶ月足らずで同じ最寄り駅のところへ、さらに2年弱してからいまの居住地(関西)へ……と五回引越したことになる。え、五回!? 数えたことがなかったからちょっとびっくりした。相見積もりのがめつさだけは成長しました。

BT別というのはバス・トイレ別、という意味で、いわゆるユニットバスではないよということだ。最近の家はそもそもそれがスタンダードな気がするけれど侮るなかれ、家賃がお手頃のところだと普通にありえる。
これまでに一度だけユニットバスの寮に住んだことがあって、もうそれがいやでいやですぐに引越した。書きながら思い出して泣きそうな顔になってる。バスからトイレ側へ水が散りそうになるのも気になるし、タオルなども置きにくいし、だいいち浴槽のなかでからだや頭を洗うというのがどうにも落ち着かない。髪の毛問題がとにかく大変で、寮生活の間だけは丸刈りにしたい気分だった。しなかった。
ビジホだとほぼユニットバスだけど、こまめに清掃が入るし、連泊するわけではないからそれほど気にならない。やはり生活をつづけていく場で、自分である程度きれいに保とうとすると、やっぱりBT別! はずせんッ!

そのほかに譲れないところとしては独立洗面台だろうか。やっぱり手洗いうがい歯磨きその他もろもろ、ある程度大きさのある洗面台の前でひろびろとやりたい。バスとトイレに挟まれると微妙な気持ちになるし、あと物が置きにくいのがね……ただ、洗面台が独立するだけで家賃がぽんと上がるのでけっこうびっくり。洗面台って偉いんやなと思った。国家?

悩むのが駅徒歩何分問題で、これは最寄り駅にもよるのかな……関東にいたときはわりと栄えた駅だったのと、駅に近けりゃなんでも近い、みたいな感じだったので、かなり近くのところに背伸びして住んでいた。まさに利便性をお金で買うってこのことだな!としみじみした。お金、貯まらず。
駅に近ければ近いほど良いのはほぼ間違いないが、車移動でない場合は、徒歩15分以内だったらギリ歩けるかな、というのが個人的な許容範囲。20分とかになってくると、こう、休日に遊びに行くぜ!というときに、(でも駅まで20分歩くんか……20分か……)という余計な思いが頭をよぎってしまう。
そしてスーパー、病院はある程度近くにあってほしい。駅徒歩3分だけどスーパー30分、みたいな魔境はないと思う。

あとは防犯上、2階以上がいいのと、浴室乾燥機能と、贅沢をいうならゴミ出し24時間OKのところ。これはなかなか恵まれているな……。月1度の瓶の日あるいは缶の日をすっかり失念していた経験、大いにあり。次に出すときに「すごく飲む人」と思われない? 他の人がスーパー○ライのオブジェ的ごみ袋を出していて、こんな猛者がいるなら大丈夫か~と安心(?)した日もある。
宅配ボックスは、いちど住んでいたところに付いてはいたものの、住人の数が上回りすぎて常に満タンだったので、そこからは特に重視していない。Amazon万歳。置き配万歳。

欲をいえば、と加えはじめたらキリがないが、やっぱりBT別の文言は一生、頭に刻みつけられたままと思います。プチトラウマなのかもしれない……。

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