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因果【蝶から始まる因縁⑥】完

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

無事に亡き父実家の墓所を突き止め、お墓参りをしてきたMahou。
何の因果か?亡き父の姿をそこに見ました。

達成感はあります。スッキリ感も体感しています。
恐らく、『やるべき事』は済んだでしょう。

実家の母にも、当日『無事、帰宅した』報告をしました。
そして次の日、某姉さんにも報告。
そこでダウンジングを使って、抜け目がないかどうか?チェックと考察を、
一緒にしていきます。

「直系の男子が、途切れてしまう」と先祖がメッセージを寄越しだのであろう
推測は、証明が出来ないものの、ほぼ合っていると読みます。

次に、何故Mahouに蝶が飛んできたのか?を再度問うてみると
やはりマホ兄にもメッセージは送ったらしく(数年にわたって)
それでも動きがないため、痺れを切らした先祖が、白羽の矢をMahouに
打ったらしい。

それにしても、このメッセージを送ったのは亡き父ではなく、先祖集合体らしい。
父は一体何をやっているのか?(怒)
実母が怖い亡き父は、ダイレクトなメッセージを送れないでいたらしい。(笑)

これには、いくつかのエピソードがあり、Mahouは夢で時々父親が登場します。
その時の夢の父は、何か物を言いたけそうにたたずんでいる夢。それだけの登場。
次の日、実母に電話をすると「昨日母と兄で父の悪口を言っていた」との事。
不満に思った父は、本人たちには言わず、Mahouの夢に出てきて、物言わず圧をかけます。いい迷惑です。こんな事は1度や2度ではありません。

いつも通りの夢では、さすがにMahouは動かないだろうと仕掛けた一連の流れ。

最後に従兄弟の姿が見えたのも、1分、いや数秒ずれたら見えない
あのタイミングは、先祖からの精一杯のアピールだったのだろう、と
いう事でした。

何のアピールか?

Mahouの実家だけに関わらず、みなさんの先祖も、自分達の血脈を必死で
守り抜こうとしています。
それは恐らく、彼らが我が一族が生き抜くための絶対必要な環境下で、
備えざるを得なかった信仰心に近い様なもの。

とはいえ、現代では離婚も多く、墓守りもままならない時代背景。
その時代の流れを理解できない先祖は「墓守り」が「跡取り」だと
今だに執着しているのかもしれません。

某姐さんとも「やることは、全て出来ている」と確認をしてもらいました。
ほっと一安心です。

実家の母とも、その後話しましたが
恐らく直系でなくとも、マホ兄が墓守りになる必要はなく、
父の女兄弟で、その地域に住み結婚している外孫の存在があるらしい、と
推測が出来ました。

ただ、Mahouは少し気になることがありました。
父の一族の墓所にはいくつかの墓石が存在し、Mahouはその名前を1人ずつ
読み上げてお花を添えました。
そこで気がつきます。記名されている名前が何人も同じだったんです。

そう、どうやら襲名制度があったらしく、
家長になると代々の名前に変えていたので
亡くなった年代が違うのに、同じ名前がたくさん刻まれていました。

そして、お墓を見つけるのに1秒しかかからなかったその事実は
恐らくマホ父がお金を出して、土葬であったその墓所の整理をし、
立派にお墓を建て直したのだと、簡単に推測する事ができました。

先祖はお墓を整理した末っ子の亡き父の直系を、頼りにした可能性もあります。
また襲名制度があるとは言え、その地域の豪族でもなく無名な一族であればこそ
それは逆に「本当の血の繋がりがあったのかどうか?」と言ういくつかの疑惑も
湧いてきます。

そう考えると、先祖からの純粋なる跡取り墓守りのメッセージなのかどうか?
すら怪しく思えます。
そして、従兄弟が亡くなった後、あの墓所は実際はどうなるのか?
私たちは知る由もありません。

闇を感じます。

Mahouは墓所で、各墓石にお水をかけて、お花を備えて、お線香を炊いた後に
先祖の皆さんに伝えた事があります。

『いつも見守っていてくれて、ありがとうございます。
ですが、我々はすでに「亡き父の名」の墓所を新しく作ってあり、
分家として今後も生きてまいります。
別々の系譜としてご理解頂きますよう、兄家系への影響など今後も為さぬよう、
何卒よろしくお願いいたします。』

Mahouは亡き父の実家と直系に当たるマホ兄家系を繋ぐ橋渡しを
してきたのではなく
本家と切り離し分家として生きる宣言をし、断ち切る役割だったのだと
今では思います。

その後、まるで何事もなかったかのような日々を過ごして数年が経ちました。
いまだに時々夢に父親が出てきます。
本当に直接実母の夢枕に立って欲しいモノです。

Mahouの実体験です。不思議ですね。思い込みでしかないストーリーですが
案外こんな経験は、どの家庭にもあると思います。

みなさんは、秘めたる不思議な話はありませんか?

最初にもお伝えした通り、このお話は過去にも書き上げたエピソードです。
それを、再度書こうと思いました。

最近、認知の進んだ実母が言うんです。
「(亡き父の)実家が火事で燃えたって聞いた。」

誰に?
そして、真実はいかに?

不思議な世界は興味がそそられますが、
世の中は、知らない方がいいことも沢山あるんです。

文明の利器、使い方は慎重に。

タロットMahou



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