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「はたらくこと」を因数分解してみた

まず、生活の一部に仕事があり、仕事は人生の「すべて」ではない。

これが私の価値観の出発点です。
また、「死ぬまでにやりたい100のリスト」を仕事プライベートまぜて作っているのですが、それによると私は、どちらでも実現させたいことが山ほどあり、必然的に「最小限の努力で仕事の結果を出したい」タイプであるということが導き出されます。

そんな私のいまの職業は個人事業主。(転職が多く、会社員と行ったり来たりしています)
税務署に届けた仕事内容は
1. 会計コンサルタント(米国公認会計士)
2. 社交ダンサー
3. webライター
となっています。1が「本業」、2と3は「趣味兼副業」の位置付けです。

1. 本業の決め方=「好き」×「得意」×「ニーズが高い」

これはよく聞く話ですが、メインのお仕事を決める際は
・やりたいこと
・できること(得意なこと)
・ニーズがあること
がそれぞれ存在するうちの、3つが重なる部分をやると良い、とされています。

私の場合やりたい事は山ほどありますが、「経営に関わることがやりたい」「世の中にインパクトがあることをやりたい」「お金を稼ぎたい」などなど。希望をいうだけなら簡単ですね。

次にできること。実は学生時代は会計に全く興味がなく、マーケティングや広告などに興味があったのですが、自分の適性が会計にあるんじゃないか、と社会人になってから気づいて軌道修正をします。そうして、「海外旅行も好きだし、いつか海外に住みたいな」なんて気持ちもあいまって、30歳で米国公認会計士(USCPA)を取得しました。

そしてニーズがあること。これはUSCPA取得を決めた時に考えたことです。試験勉強は割と得意だったのですが、それを仕事に生かすというのは元々ピンと来ていませんでした。でも、よく調べた上で、日本にある会社もグローバル化が進んでいること、したがって日本語&英語の2言語が使えて会計の知識がある人材のニーズは当面高いままだろう、ということで、この道を選びました。
現在は上場企業の決算資料作りや海外子会社の管理をしていますが、実際にこういった「日英が話せて会計の知識もある人材」は不足しているそうです。(この辺の詳しいキャリア変遷や仕事の話は、私の有料マガジンにて公開しておりますので、もし興味のある方はぜひお読みいただけると嬉しいです。)

2. 副業は好きなことを極めてからお金になるか考える

世の中、副業ブームですね。
私はプロの社交ダンス選手になって2年が経ちました。
男性の場合はダンス教師を本業にする方が多いのですが私は教師業をしていないので、ダンスの主な収入源は試合の賞金と、お客様の前で踊る時のイベント出演料です。

社交ダンスは趣味で6年前にはじめました。レッスン代、試合の出場料、衣装代(これが極端に高い)などなど、とてもお金のかかる趣味です。
これを「仕事」にする最大のメリットは、収入よりも支出の面にあります。
まず私のパートナーはプロの先生なので、その先生に習うと考えたらお金が発生するところ、毎回タダで練習させてもらえるわけです。もちろん、「パートナー」なので、対等な意識をもって練習をする必要はありますが、かかるお金が圧倒的に少なくなり、かつ、上達スピードも早くなります。
また、試合やショーに出演するための出場料や衣装代は当然経費になりますので、節税効果があります。

と、金銭的なメリットを挙げてしまったのは会計士という職業病ゆえでして、決してお金のためにプロの先生と組んだわけではありません。純粋に今のパートナーと踊ってみたらすごく楽しくて、この人と組みたい!と思った相手がたまたまプロだった、それだけのことです。(この辺のダンサー日記も有料マガジンを書いています)

3. 副業を始めるコツ「小リスクのことからやってみる」

これは最後のwebライターが当てはまります。
私はTabippoのライターとして活動していました。

海外旅行が好きで、書くことが好きで、なんとか仕事にできないだろうか?と模索していた時に「ライター募集」のページを見つけて応募したのがきっかけです。課題記事を1つ書いて採用が決まり、2年間で合計22記事を書かせていただきました。
現在は自分の旅行ブログを細々と(なにしろ海外にいけないので…)更新していますが、いつかまた自由に海外にいけるようになったらYouTubeコンテンツを充実させたい!と思い、今は動画編集をもりもり勉強中です。

4. 「好き」を仕事にする難しさとどう向き合うか

これは私の副業に対する価値観ですが、「お金を稼ぐことを一番の目的にしない」というのがあります。
あくまで楽しくやること、そして趣味を極めていく過程で「せっかくだったら何かマネタイズできないか」という気持ちからトライする、という感じです。

今はやっていませんが、いずれは「友人、知人が経営する会社の会計面のお手伝い」みたいなこともできたらいいなあと思っています(自分自身の起業にも興味があります)。これは本業から派生する副業なので、楽しいというよりはより専門知識を生かすという考え方になると思いますが、無理なくキャリアを広げていきたいものです。

また、将来は海外移住もできたらいいなあという夢もまだ捨て切れていないので、その方向でどうやってお金を稼ぐか、というアンテナも常に張っています。いずれにしても自分の最大の武器「日本語&英語×会計(+ITなど新しいもの好き)」を常に磨くことも忘れずにいたいです。

#はたらくってなんだろう

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