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何ができあがる?

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#文庫本用ブックカバー

定番テーマと位置づけ

定番テーマと位置づけ

定番のテーマのブックカバーで

ないものを作っている今月。

現在、私が定番と設定しているテーマは

・火曜日のジェーン(セントメアリーミード)
・水曜日のジェーン(牧師館)
・土曜日のジェーン(ネメシス)
・タイプライター
・トルソー(レトロミシン)
・聖武天皇の靴
・野菜
・きょうのできごと古代編(鍵唐古遺跡)
・お天気みどりちゃん
・銅鐸
・ロンドン

今年は販売の機会がたくさんあったことと

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見返りのしか

見返りのしか

最近はやってないけど、古墳や埴輪のことを考えるのが好きです。

埴輪の中で、「見返りの鹿」というジャンルで

三体、発掘・認識されているものがあります。

それでブックカバーを作ったこともありまして

自分ではなかなかかわいいものができたんではないか

少しだけ哀愁のようなものが漂うものができたという

記憶があります。

鍵唐古の楼閣を題材にブックカバーを作成中ですが

ふと埴輪の鹿のことを思い

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余計なお世話をいいたくなる日

余計なお世話をいいたくなる日

とっくに解約していたつもりのコンテンツに

大切なお金を払っていたことに気づく(私だけの)二連休の朝。

ボケボケの自分のせいだけど腹が立つ。

大掃除する予定でしたが、

昨日の仕事の疲労をひきづっているようなのでやめやめ!

(とにかく職場が暑すぎて、それだけでももう・・)

今月は心身をいたわる月間に設定中。

好きな漫才師の見た目がどんどん汚くなってきた。

早く自分で気づいてほしいなあ、

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作るたのしみ

作るたのしみ

タイプライターのブックカバー。

これは何作目のものでしょうか。

できばえにとても満足を覚えています。

朝目が覚めて、今日はあれを仕上げられるな!と思って起きる

幸せな感じ!身体も回復してきたに違いない。

ふと違う布でタイプライターを連続で作ろうかと思ったけど

それはわりと憂鬱。

力をだしきったからこその憂鬱なんです。

すごく好きな布!これで次はつくりましょう。

タイプライターに続

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タイプライターのこと

タイプライターのこと

小学校に上がるまえ、字を覚えたころにはすでに

事務をとり何やら帳面に書きつける自分の姿をうっとりと

想像しているようなこどもでした。

あまり、女の子っぽくないから人に話してもしょうがない

というようなことは身につけていましたが。

たくさんのが人間が、機械のようになってタイプを打ち

何かを揶揄するステレオタイプな映像などのことは、

ほおっておいて

タイプライターへのあこがれは未だに続

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紫檀螺鈿五絃琵琶

紫檀螺鈿五絃琵琶

撥があたる場所に螺鈿細工された鳳凰や熱帯樹が

音楽にとけだすように浮遊している感じで作りました。

私はブックカバーを作っては、

「minne」というサイトで販売しています。

それに加え、今年から奈良市のならまち「ふうせんかずら」さん

という貸棚のお店にも置かせていただています。

明日10月18日(水)NHKなら「ならナビ」で

貸棚の様子などが放送されるそうなんです。

ミンネでしかま

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正倉院展が間近。

正倉院展が間近。

芸能リポーターが一番いやだと結構な小さい頃から思っていたけど

人それぞれ事情も背景もあるのだから、ひとからげにあしざまに言うもの

じゃないと分別がついてきて久しかったはず。

ああ、でもやっぱり無理だ、あほじゃないのかとこないだの会見のことを

思い出す今朝。

感じるはずだった私の大切な休日の朝の心地よさを返してくれ。

なんでまっとうな新聞記者の方に非難があつまるのか、

絶望しますよ・・

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憤怒の女神

憤怒の女神

アガサ・クリスティのミス・マープルシリーズに

「復讐の女神」(ネメシス)というのがあります。

教養に難がある私はヨーロッパの通底する神話とかに疎く

それにしたって、ラフィールさんとのいきさつを考えても

復讐の女神って全然ぴんときていませんでした。

それもそのはずで、今回必要があって調べていたら

ネメシスを復讐の女神とするのは間違いで正しくは

「義憤の女神」だというのです。

ああ、な

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ろうそくをともして

ろうそくをともして

うちを出る時には思ってもみなかったものを買ってきました。

これからろうそくの焔をじっと見つめる時間があってもいいかなと

夢を買ったような気持ち。

たしかにあたたかい光がともります

(というふれこみでしたし)燭台の透かしも素敵。

ただ一つ欠点は、におい。

灯した後、その都度扇風機でにおいをふきとばすのが滑稽。

これ、冬どうするんだ。

前回に続いて、アガサ・クリスティのマープルさんシリ

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8月のワルツ

8月のワルツ

自分との約束を忘れないために

常に目にふれやすい指輪やなんかに念のこめたりとか

そういう方法が欲しい。

怒った時、隠そうともしないんだもんなあ、自分。

素直とは違う。ああ、また繰り返しているのでした。

毎日暑いけれど、そろそろアガサ・クリスティシリーズの

ブックカバー作りに入ろうとしています。

クリスティ読書の最適時期=冬イメージを頑なに持っていまして。

写真は、ミス・マープルの住

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われをわすれる日もあるよ

われをわすれる日もあるよ

私の本心はひとつじゃない。

そう考えれば、あなたもあの人も、今日はそう言ってるみたいだけど

もうひとつ、ふたつの本心もあるのですね。

じゃあ、あれこれ慮ったり、遠慮(おなじ漢字だ!)したり

意味がありませんわね。ということを思い出した。

そう、なんかあったんです。でももう終了しております。

埴輪の手ぬぐいをアップリケして

ポップな古代のブックカバーを作ろうとしています。

この手ぬぐ

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百寿文

百寿文

手持ちの布の中に、ひときわ格調高いものがあります。

買った時これはおめでたいものなのだと聞いたような

・・いや、聞いてなくても「寿」の文字がたくさんだから

おめでたいものに違いない。

調べてみると「百寿文」というちゃんとした文様の名前。

色々な字体の寿が並んでいます。

この暑さにつられて作っていると、いつまでも夏物になりそう。

ぐっとこらえて、ここからは

秋を意識しながらブックカバ

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ティーカップ2つ

ティーカップ2つ

吉住さんのすばらしい単独大阪公演に行ってきました。

一部わからなかったので(私自身のコンディションの問題)

帰宅後配信も購入して、脳内は吉住さんで満たされています。

何度も反芻、咀嚼するのがこういうイベントの醍醐味。

ブックカバーづくりは、

対象を深く考えることと親和性が高いので

内容とはリンクしてないけど、シンプルにタイトルから

作っていこうかなと思っています。

もともとティーカ

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アンダーカレント

アンダーカレント

今月のブックカバーはアップリケにしています。

刺繍だけで仕上げると時間がかかるだけでなく

時に重たすぎる印象になることもある。

ちょうどいいところをさぐりたいので

今月はアップリケを多用して

いわゆるディープラーニングしていきたい気持ちなのでした。

理論的に考えたりできるタイプでもないから。

spotifyで「スカート」を聴きながら、アップリケの図案を考え中

ある曲が流れてきました

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