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何ができあがる?

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2021年10月の記事一覧

錯覚しながら作る

錯覚しながら作る

学生時代に吹いていたクラリネットを題材にした

ブックカバーを作ることが多いです。

私は、リカちゃん人形とクラリネットは、2度手放していて

どちらも手元にないのです、上のマウスピース以外は。

さて今回のクラリネットにまつわるブックカバーは

幹によりかかる少女がクラリネットを吹いているデザインです。

アップリケと刺繍で表現。

この幹の生地は、主張が強い。個性的で好きです。

一枚全部この

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インド更紗を内に秘め

インド更紗を内に秘め

普段扱う布とは
デザインや色合いがまったく違う

インド更紗を見つけて買ってきました。

南インド産の更紗、そのエキゾチックを

どんな風に活かしましょう?

新書本サイズの内側に使うことにしました。

カバーをかけるとき、外すときに、

大胆な布のデザインを見てもらえるように。

ブックカバーのサイズによって

趣向を変えたいとアイデアを温めていましたが

「ダーニング刺繍」と内側の布で

やっ

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オープニングのカップ

オープニングのカップ

おしゃれにパロディーしている

オープニングが話題のキングオブコントですが

私の「凝ってる!」と見入ったポイントは

ティーカップ・コーヒーカップを

コンビごとに違えてたってことでした。

イチオシの空気階段さんのカップを見て

雰囲気にあわせていたか?と問われれば

そうでもなかったな、とは思いますが

それにしたってカップを全部同じにすることだって

できたわけですから「素敵だ!」

に一

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茅葺屋根のマープルさんのうち

茅葺屋根のマープルさんのうち

真正面から取り組み始めました。

セントメアリーミードのマープルさんのうちを

アップリケ&刺繍で

ブックカバーにすべく奮闘中です。

本を読んで自らイメージを喚起するより

BBCの映像をじっくり見ては、

頭の中でつなぎ合わせて作っています。

イギリスの生活文化もおぼろげな知識しかないので

お知恵を拝借している、そんな感覚です。

イギリスの茅葺の屋根は、日本のそれともちがって

パッと

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マホガニーの椅子とか

マホガニーの椅子とか

一枚のブックカバーが完成しそうな頃、

次はどんなのを作るかを生活しながら考えています。

今作ろうとしているのは「ポアロのクリスマス」

を題材にしたものです(上の写真)

私が好きな探偵さんたちは(明智探偵を除く)

どの方々も私の脳内で、TVの影響を受けない方はいなくて

ストーリー展開にしても、原作を読み返して「あれ?」

となることの方が多いです。

あらすじをなぞるつもりでつくることは

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秋なので

秋なので

実家から柿。毎年恒例のおすそわけのおすそわけをいただいています。

今度は新書サイズのブックカバーの内側に
手拭いの生地を使うことにしましょう。
お好み焼きの柄。
この手拭いは、捺染という(ハンコ、捺印のイメージで一番伝わるかもしれません)手法で、作られています。
こちらのメーカーさんの手拭いって、おもしろ柄や、かわいい柄が魅力的。連続紋様のものもあります。今後も度々、まほろんまあくでは、新書サイ

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