カウンセリングの効果【うつ】
こんにちは、うつから元気になったマホです。
今日ちょうど通院してきまして、カウンセリングも受けました。
そこで、今回は「うつにカウンセリングは効くのか」について考えてみたいと思います。ちょっと長くなりそうなので、以下のように分けます。
前編:カウンセリングの効果
後編:カウンセリングが必要となる場合(または効果的な場合)
今回の記事では、厚労省の以下のサイトを参考にしています。メンタルヘルス関連で有益な情報が載っているので、私も調べ物をするときによく見ているサイトです。
カウンセリングとは
定義
まず、定義を見ていきます。定義はさまざまですとされていますが、ここでは以下のポイントを挙げておきます。
カウンセリングは心理療法とも呼ばれ、専門家による心理的援助のことを指す
カウンセラーが患者と会話する中で、患者がより良い形で意思決定や行動ができるよう、援助するもの
究極的には、患者自身が社会の中で個性を生かして成長し、自分なりの人生を歩めるようになることを目的としている
今どきは色んな人がカウンセリングをしていますが、おおもとの定義によると、やはり臨床心理士といった資格を持つ専門家による援助を指すようです。
流れ
専門的な技法については私はまだ今は解説できないので、私の体験ベースでお話します。
私がうつ状態のときに受けたカウンセリングは、以下のような流れでした。
最近悩んでいること、モヤモヤしていること、仕事で困っていることなど、テーマを決めて話す
一旦話し終えたら、カウンセラーさんが質問してくれる
質問に答える中で、自分の思考や行動のクセに気づく(多くの場合、悪いクセ)
より良い思考や行動をできるように、自分はどう変わればいいか考えてみる
考える際に、カウンセラーさんが色々とアドバイスしてくれたり、考えるヒントをくれたりする
カウンセラーさんとの会話のテンポや話す割合は、患者さんのタイプや希望によります。私の場合は自分で色々考えて話すのが好きなので、あまりカウンセラーさんは口を挟まず、よく話を聞いてくれる感じでした。
カウンセリングの効果
ここでは、サイトを参考にしつつ、私が感じた効果を挙げていきます。
安心感を得る
私は、カウンセリングで一旦話し終えたとき、「話を聞いてもらえた、受け止めてもらえた」という安心感を得られます。特に、カウンセラーさんは私の話を否定せず、ただ相槌を打ってくれるので、「こんなこと言う自分って間違ってるかな」とか考えなくてすみます。
すっきりする
悩んでいたこと、モヤモヤしていたことを話すことで、ネガティブな気持ちをまとめて吐き出すことができ、すっきりするという効果もあると思います。話してみると意外と「そんなに真剣に悩まなくても大丈夫だな」と思えることもあるので、そんなときは話してよかったなと感じますね。
問題に立ち向かう気力が湧く
今直面する問題について話してみることで、問題を問題として認識し、方法はまだ分からないとしても、「解決のために何か行動してみよう」と思えるようになります。スタート地点に立つ心の準備ができた、という感覚です。
自分を客観視できる
色々話したり、カウンセラーさんからの問いに答える中で、うつの背景となる自分の気持ち、考え方、行動パターンに気づく瞬間があります。「あ、このせいで私は○○ができなくなったんだな」などと思い当たることがあります。それらに気づくことは、うつを乗り越えるヒントを見つけたということになると個人的には思います。
変わるきっかけができる
先ほどの項目の続きのような話ですが、メンタル不調を乗り越えるために、考え方を少し変えてみようなど、自分を変化させるきっかけを得られます。
おわりに
この前編では、私が感じた効果を一旦羅列してみました。ただ、この効果をフルで感じられるには、ある程度元気な状態になっていることが条件であると感じています。後編では、その点について詳しく見ていきます。
引き続きよろしくお願いします!
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