衝撃的な言葉を頂戴した

タイトル通り、私は妹から衝撃的な言葉を頂戴した。

「お姉ちゃんってさ、絶対HSPだよね。それでさ、めっちゃ生きづらそうだよね。お姉ちゃんは、日本では幸せになれないと思う。ほら、幸福度の高い国ってあるじゃん。たぶんそういうとこじゃないと無理だと思う。だから、日本で幸せになるのは諦めた方がいいよ」

真面目な顔をしてこんなことを言うものだから驚いた。
地元を離れた方がいいよとか、そのくらいならばまだわかる。
それがまさか、国規模の話になるとは思わなかった。

最近の鬱々とした姉を見て、妹も心配してくれていたらしい。
それは素直に嬉しいのだが、いや…日本では幸せになれないってそんな…。
難しいかもしれないではなく、諦めた方がいいって…。
衝撃が大きすぎて、しばし思考が停止した。
私には、規模の大きすぎる話だ。

でもそうか…、幸せになりたいと思ったら、現状では難しいと感じているなら、思いきって大胆に環境を変えてみるという選択肢もあるのか。
流石に日本を出るとなると、私のような小心者には相当の覚悟と勇気と、それを持つための時間が必要になるのだけれど。
時間はとても貴重で有限だとわかっていても、考えなければ動き出せないし、その考えることにはとても時間がかかる。
特に私は気を付けないとすぐに考えがネガティブな方に向かっていくので、そのせいで怖くなってますます動き出せなくなる。

ひとまず今は、妹から頂戴した衝撃的な言葉は胸にしまっておこうと思う。
そういう選択肢もあるのだということを、覚えておこうと思う。
いつかその言葉が、私の背中を押してくれる日がくるかもしれない。