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私たちには情報が必要だ

もう4日間、ほとんど家から出られていない。
季節の変わり目とは厄介である。多少体調が上を向いていたというのに急降下し、直ぐに人間の形を保つだけで精一杯の状況になった。

私の積み重ねてきた、体調管理、スケジューリングはもちろん、懸命に「ここで働きたいです」とお願いしてきた会社にももう2週間程顔を出せておらず、その上欠勤の連絡すらできておらず、自責の念は募るばかりである。

ところで、社会福祉制度というのはありがたい。
もうすぐ私は、障害者手帳なるものを取得しようと思っている。
うつ病の身であるし、割引等があるからと言って特にどこかに出歩いて利用する機会があるとは言えないが、私の出身地は遠いため、年に数回の規制の交通費を浮かせるだけでも、申請の意味があるのではないかと思い始めたのだ。

あと、私と遊んでくれる人は、気を使ってくれることが多い。
会う日にちが決まっても、その日にならないと外出できる体調か分からないし、遅刻してくる可能性も大いにあるからだ。相手の負担は決して軽くないと思っている。

先日、某有名映画会社が映画の視聴額を2000円に増額することを知った。
わたしもしばしば、見たいと思う映画があり、その度に誰かを誘う。手帳を持っていると、映画にも割引が効くようだ。当事者だけでなく、同伴者にも。
これは使わない手はないだろう。
有難く、利用したい。

こう書くと私は、えらく戦略的に社会福祉制度を利用しており、それを「ずるい」「本当に障害者に値する人間なのか」などと、よく思わない人もいるだろう。
でもこういうのはとにかく、アファアマティブアクション。平等と公平の問題であると、私は解釈している。

あなたが週5で働き、友人らと楽しく遊び、欲しいものを買っている時、
私は布団の中から這い出ることも出来ず、そこら辺に置いていた野菜ジュースとカロリーメイトでその場しのぎの栄養を摂って、また寝て、相次ぐ欠勤による月末の給与金額に怯えているのだ。

こんな20代真っ盛りに。
そこそこ有名な大学すら卒業したというのに。

もっと情報が必要だと思う。
今の所、私は自立支援なんとかの申請を済ませ、今度は障害者手帳の申請をする。
他に使える社会支援制度はないのだろうか。
とりあえず直近では、休職していたあいだの傷病手当が支払われるまで、経済的に心もとない状況だ。
うつ病の人はごまんと居るだろうが、情報にアクセスし、申請に必要な書類を用意し、持参・郵送するのは非常にハードルが高い。
けれども今の私はそのような支援を求めている。

なにかうつ病の支援制度に詳しい方が居たら、情報をお願いします。

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