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君の「かっこいい」でたぶん100年生きれる


中学校の同級生に久しぶりに連絡をとった。

彼は大学院に進学するそうで、就職組の私とは違う道を進む。
でもだからこそちゃんとつながっていたくて、連絡した。

彼の近況を聞いた後、私は春から東京を離れると伝えた。
彼は東京に移る、と言った。

見事なるすれ違いである。

彼は私の就職先に興味を示してくれて、
どんな会社?と聞いてくれた。

私の就職先は、東海圏にある小さな会社で、
私はそこの唯一の新卒総合職社員になる。

彼は「それって期待されてるってことじゃん。かっこいいな」って返信してくれた。

私って、彼にとってかっこいいんだ、と思った。
学業で大きな成績を挙げていて、
ユーモアがあって、
ちょっと変な彼は私にとって「すごい人」だったし、
その彼が私と仲良くしてくれるのは、
なんだか幸運だなぁくらいに思っていた。

その彼が、私をかっこいいと言ってくれた。

いいやつである。
いやはや、惚れ惚れするよ。

私はずっとかっこいい人になりたくて。
私にとって「かっこいい」は、
自分を持っていて、強くて、しなやかで、
他人を認められて、それでいて誰かを頼れる人だ。

彼にとっての「かっこいい」はわからないけど、
何やらとても良いその席に、私は座らせてもらえているのか。

あーうれしい。
えへへ。すごくうれしい。

彼にそれを伝えると、
「俺からすると昔からずっとかっこいいよ」と返信があった。

ふふふ。
なんか私、褒め殺しにされている。


いろんな意見の人がいるのはわかってる。
生きる環境が変わると、その評価が一気に変化することも。

でも、彼はどんな時も、私を認めてくれる気がする。
私もこれから新しい道に進む彼を応援していきたいし、
友人の1人として大事にしていきたい。

これからも頑張っていこうっと。



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