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私が述べる真剣な教育の話

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大学で「教育」という分野に向き合っていきながら、自分なりの真面目さを使って分かりやすく表現したマガジンである。
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#ロイロノート

「ことばの学習」実践からみる聴覚障がい児の学び#6 

「ことばの学習」実践からみる聴覚障がい児の学び#6 

ロイロノートを使ってみて色々と気付くことはたくさんあります。筆者の場合は、オンライン授業を始めた当初に行った助詞の学習方法をロイロノートでうまく活かすように実践する取り組みを模索しながら進めてきました。

ここでは「夏」の季節にあったことを課題掲示から読み取り、自分が相手に伝えたいことを解答している。Sくんが解答したのは次の通り。ここで使われている色分けは、先日の授業で学習したことを覚えており先生

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「ことばの学習」実践からみる聴覚障がい児の学び#5

「ことばの学習」実践からみる聴覚障がい児の学び#5

 この当シリーズを執筆してもう5回目となりましたね。といえ、前置きに「オンライン授業の“必要なこと”を考える」#1〜6を合わせて、10回分の記事では、私が現在取り組んでいる仕事から感じたことの記録として綴じてきました。

「オンライン授業の“必要なこと”を考える」シリーズの趣旨はこのように意識して執筆している。特に#4を読んで頂ければ今回の当シリーズでも考えさせられることになるじゃないか。を筆者か

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オンライン授業の“必要なこと”を考える#4

オンライン授業の“必要なこと”を考える#4

教える側と受ける側の立場になって書いてみた中で、一番押さえておきたいのが伝達方法である。伝達というのはお互いの意思疎通が一致して学び合いが成立することの環境が出来ることである。オンラインだけではない、対面授業でも同じことであり、対面とオンラインのメリットとデメリットをうまく活かして子どもたちの学びを充実していくかどうかというのか。コロナ禍における現状の中で大きな課題にぶつかっていることが全国各地の

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