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6.夏休み前

まま「いつまで帰ってこないわけ?」

このLINEを見て、一気に現実に引き戻されました。
私は

私「まだ帰りたくない。」

と言いました。

まま「なんで?」

私は色々考えた結果、申し訳ないけどぱぱのことを理由にしようと思いました。

私「ぱぱが嫌。」

まま「そういうことね。わかった。」

私は前からぱぱが嫌だとか、
色々ままに言っていたので割とあっさり認めてくれました。

ホッとしました。

それから1ヶ月くらい経ちました。
この間に2号が1号とばぁばに話しはしてくれたみたいです。

じぃじにはまだ言えないかなぁ
(言ったらやばいだろうなぁ)

と思っていたのですが、
案の定まだ言えてないみたいでした。

ままから新たに連絡が入りました。

まま「いい加減帰ってきなさい。」

私「いやだ。」

ー中学3年生になりましたー

こんな言い合いを毎週のように続けて約3・4ヶ月。
6月か7月くらいだったと思います。
ばぁば達がままに不倫のことを聞いてみたみたいです。

その場にはいなかったのでどんな話をどんなテンション感でしてたのかは、
分からないけど、帰ってきたみんなの顔を見たらどんな感じだったのかすぐにわかりました。

私(あぁ、なんか色々あったんだな…)

聞くとこはせずに、1人でYouTubeを見て気を紛らせていたのを覚えています。

後から聞いた話だと、否定もしないし認めもしないみたいな中途半端な感じだったみたいです。

数日後。じぃじにその話が伝わって、じぃじも一緒に話をしにいきました。

妹2人が家に遊びにきていたので、私は2人の面倒を見ていました。

(じぃじもばぁばも1号も2号も大丈夫かな…)

そんなことを考えながら帰りを待つのはすごく苦痛でした。
もう夜の11時。妹達はもう寝てしまい、
遅いなぁと思っていた時、帰ってきました。

見るからにみんな疲れていて、ばぁばに関しては泣いていたと思います。

その日はもう夜も遅かったので特に話もしないで寝ました。

次の日。気まずさから私からその話題について触れることはなく、
普段通りの1日を過ごしました。

学校もうすぐ夏休みに入ろうとしています。
早くこないかなぁなんて思っていたのがバカに思えるほど
大変な日々が待っていました。

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