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1.ままとカラオケへ行くはずが…

中学2年生の冬。
部活の先輩達が引退して私は副キャプテンとして頑張っていました。部内で色々あり、疲れて帰ってきた私はままの顔を見ると安心からか疲れからか、大泣きしてしまいました。

そんな私を見て、

まま「気晴らしに2人でカラオケ行こっか!」

と言ってくれました。私は歌うのが大好きだったのでそう言ってくれたんだと思います。
お風呂に入って、ご飯(鍋)を食べて、もう準備万端!ってとき。
当時の家族構成は父 母 私 妹1号(小2) 妹2号(保育園年長さん)。

妹2人は一緒に行きたいと駄々をこねました。疲れていたので流石に妹2人を連れて行って面倒を見れる状態じゃなくて、

まま・私「今日はままと2人で行ってくるね。また今度一緒に行こう。」

と説得し、ぱぱに2人を任せて出かけました。

カラオケの近くまで来たとき、ままがスマホを見て

まま「ままのお友達も呼んでいい?」

と言ってきました。
私は(女の人だろうなぁ)と思って

私「いいよ〜」

と返事をしました。

まま「今から迎えいくから家行くね」

私「OK」

こんな会話をしながらその友達の家に向かいました。
到着してまたスマホを見たままは

まま「家お邪魔するよ。お鍋してるんだって。」

(お腹いっぱいだし、うちもご飯鍋だったじゃん!)嫌だった私は

私「車で待ってる」

まま「だめ」

そう言って手を引かれ強引に連れていかれました。

家に入るといたのは…

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