本紹介「だから私たちは人生を変えていける」
皆さまお疲れ様です。
今回は本紹介として、最近読んで良かった1冊である
「だから私たちは人生を変えていける」(ウエイン・W・ダイアー著、三笹書房)
を紹介していきます!
アメリカの心理学博士であるウエイン・W・ダイアー氏(1940~2015、以下ダイアー氏)によって書かれました。
ダイアー氏は「個人の幸福の為の追求」をテーマに多くの著書を執筆されました。
このダイアー氏の思想は、同じ心理学者であるアブラハム・マズローの人にある「自己実現の欲求」(人は衣食住が安定すると、将来の夢などより高次な目標に向かうこと)説をより発展させたものとなってます。
この本はダイアー氏の過去を振り返り、その中で得た「自由とは何か?」
という問いを突き詰めた内容となっています。
ダイアー氏は幼少時代崩壊した家庭で生まれ、両親は離婚した中で育ちました。
また、その後も様々な苦難が人生で襲ってきた中でも「自由を求める為の方法」があったことをこの本では紹介されています。
今回は個人的に本文中でも印象に残った話を2つ紹介していきます。
1.世界の広さは、心の広さに比例する
ダイアー氏はまず「自分が孤独である」という考え方を辞めるべきだと述べています。
一期一会という言葉もある通り、ダイアー氏は
「世界を広く考えて身の回りのことも大切にする様心がけられると人との協力が不快ではなくなってくる。」
と述べています。
人間関係では職場などで嫌な人にあったり、自分にとって合わない人がいるのは当然です。
しかしその嫌な部分にばかり焦点を当ててしまうのが人です。
その中でもお互いの協力できる部分を探して協力していけば、自然と自分自身の世界を狭めることは少なくなってきます。
それが「自分が孤独である」という考え方から抜け出し、人間関係で悩まないための1番の方法だとダイアー氏は述べています。
2.毎日の習慣がなりたい自分を生み出す
あなたは今、熱中しているものや全力を注いでいるものはあるでしょうか?
その行動の先に「なりたい自分」のイメージが見えないと成功のチャンスは中々掴めないかもしれません。
ダイアー氏は、「なりたい自分」をイメージする為には以下の2つの考え方が必要だと述べています。
・「否定語」を使わないこと
「どうせできない」、「結局やっても無駄だ」という自分自身をダメにするような発言は、かえって自分自身の行動を制限してしまいます。
ぞのためにも、そういったマイナスな言葉を使わず、うまくいっている自分を想像できると自然とそういった言葉が出なくなります。
・素晴らしい自分を想像する
自分の周りにある環境(人間関係、経済状況など)に絶望せず、「自分達は素晴らしい存在なのだ」というイメージを持つことが必要です。
環境そのものが今の自分を作っているのではなく、環境とは自分の考え方や行動を表すもので、変えるのは自分自身だと気づくと今後の自分を変えるための指針になるとダイアー氏は述べています。
以上、私がこの本を読んで印象に残った話を紹介してきました。
人生の中で自由を見つけることは難しいと考えていましたが、
その自由を得る可能性を狭めているのは自分自身だと気付かされた1冊でした。
今後もまたこんな感じで読んで良かった本を紹介していきます!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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