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ニュージーランド短期留学体験記① 多国籍なクラスメイト


「留学」というのは短かったり長かったり、
試験が伴ったり伴わなかったり様々なものがある。

ただ19歳の大学1年生だった私がニュージーランドで約1カ月過ごした経験は人生においてとてつもなく貴重な経験となった。

迷っている人はぜひ海外に行ってほしいし、
将来子どもができたら海外に一度は行くように
話すかもしれない。

ニュージーランド以外にも様々な国に行ったが、
日本以外の国を見るということはとんでもなく素晴らしいことだと実感している。

私が通っていた大学は外国語を学ぶ学生が多く、
世界の様々な大学と提携を結んでいたため国や大学の選択肢は多かった。

私は
・英語圏であること
・暖かい気候であること(滞在したのは日本の1~3月なのでニュージーランドは夏)
・行ったことないくにであること

を条件にしており、
ニュージーランドに行くことにした。

日本の大学が春休みであり、
この期間にニュージーランドの大学で授業を受けると日本の大学の単位ももらえるという制度だった。

単位が足りていないわけではなかったが、もらえるものはありがたいのでニュージーランドの大学の授業を受け単位を取得した。

現地に到着するとクラス分けテストを受けた。日本人が私以外に1人しかいないクラスに入ることになり、とてもワクワクした。

クラスメイトは中国、韓国、サウジアラビア、マレーシア、シンガポールなど主にアジア圏出身者で英語を学んでいる同世代の学生がたくさんいた。

緊張しながら教室に初めて顔を出すと中国人の男子学生がめちゃくちゃ笑顔でウィンクしてくる(笑)

サウジアラビアからの学生も明るく話しかけてくれるしみんなとても優しそう。
言語が違う不安は多少ありつつも、仲良くなれそうだと思った。

実際日本人が1人いたとはいえ、みんなでいるときは英語で話していたのでもう1人の日本人と日本語で会話した記憶はほぼない。

絶好の英語を学ぶ環境だった。


それから授業が始まるとみんなとても積極的だし、楽しかった。

印象的だったのは授業でペアになり、将来の夢を語り合う時間に韓国出身の男子学生が「僕の将来の夢は社長になること」と言っていたこと。

なんの社長なのか分からないが、日本にいて、20歳前後の若い学生が「僕は社長になる」なんて
御曹司やドラマでもない限り自身を持って自分から話すことは聞いたことがなかったので驚いた。

もちろんとっても素敵な夢である。

こんなに自信を持って良いんだ!
だって自分の夢だし自由だよね!


と妙に納得した。

日本人だってもっと自信を持ち、将来に夢を描いて良いのにな、なんて思った。

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