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B'zとわたし

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B'zにまつわる愛やざれごとの記録です。
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#ライブ

稲葉さんのライブハウス公演でお腹を壊した話

稲葉さんのライブハウス公演でお腹を壊した話

2024年6月11日。Zepp Hanedaで6日間行われる稲葉さんのソロライブ3日目です。

ライブ当日、僕が絶対にやらなくてはいけないのは「ストッパを飲むこと」でした。あのピーピーを止めるやつです。

7年前、INABA/SALAS(稲葉さんとスティービーサラスのプロジェクト)のライブハウス公演が当選した僕の元に届いたチケットには「管理番号30」と書かれていました。「これは最前列かも」と思った

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荒ぶる風に吹かれまくったB'z35周年ツアー観戦記③

荒ぶる風に吹かれまくったB'z35周年ツアー観戦記③

B'zのデビュー35周年ツアーの振り返りも今回でラストです。↓の続きです。

8月下旬から始まったドーム・スタジアム編。僕が最初に参加したのは9月2日の日産スタジアムでした。

9月2日、日産スタジアムライブ

すでに行われた味の素スタジアム、札幌ドームのネタバレを避けるため、SNSのトレンドに上がってくるB'zに関するあらゆるワードに「興味がない」というウソをつき、非表示にする毎日。それがついに

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荒ぶる風に吹かれまくったB'zの35周年ツアー観戦記②

荒ぶる風に吹かれまくったB'zの35周年ツアー観戦記②

こちら↓の続きです。

佐賀アリーナのライブからおよそ1か月後、僕は宮城県にいました。セキスイハイムスーパーアリーナでのライブに参加するためです。

今年の夏はできるだけライブに参加したいと思っていました。鼻息荒く始めた番組『推しといつまでも』の終了が決まり、色々な意味で絶望的な気持ちがずっと心にあったからです。B'zのライブは僕にとって目の前にある確かな希望でした。

ただ7月3日に放送した『推

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荒ぶる風に吹かれまくったB'zの35周年ツアー観戦記①

荒ぶる風に吹かれまくったB'zの35周年ツアー観戦記①

B'zファンの皆さん、B'zロス満喫してますか?

3か月におよぶツアーが終了し、週末の天気予報にヤキモキしたり、ネタバレを踏まないかSNSを開くたびにドキドキしたり、当日のグッズ列の長さに白目を向いたり…そんな日々にも一区切りがついたはずです。

かくいう僕もまだまだ余韻が抜けず、自分でセットリスト順のプレイリストを作ったり、ツアーTシャツをぼんやり眺めたり、終わらない夏をまだまだ噛みしめていま

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B'zの35周年記念ライブが豪雨と落雷で彩られた話

B'zの35周年記念ライブが豪雨と落雷で彩られた話

2023年9月21日。僕はこれまでに経験したことのないほど壮絶で、感動的なライブを体験しました。

この日、ヤンマースタジアム長居で行われるB'zの35周年ツアーに参加するため、僕は大阪に向かいました。B'zは1988年9月21日にデビューしたので、ちょうとデビュー記念日のライブです。

しかし9月17日に行われた福岡・PayPayドーム公演でのセット解体中に事故が起こり、2日前まで大阪公演の開催

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初めてB'zのライブを座って観た日。(追記あり)

初めてB'zのライブを座って観た日。(追記あり)

幸運にも、B'zのライブにまた参加することができました。1990年代に発売されたミニアルバム『FRIENDS』『FRIENDSⅡ』そして今年25年ぶりに発売される『FRIENDSⅢ』をメインにしたライブです。

(『いつかのメリークリスマス』が収録された不朽の名作)

ライブ当日、僕は渋谷で特番の打ち合わせを終えたあとに、会場である東京ガーデンシアター(有明)へ向かいました。Googleによると渋

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遙かすぎるHighway X(B'z 3年ぶりのツアー初日の話)※追記あり

遙かすぎるHighway X(B'z 3年ぶりのツアー初日の話)※追記あり

2022年5月13日。B'z 3年ぶりの全国ツアー初日を翌日に控え、そのチケットを手に入れていた僕は鼻息荒くこんなつぶやきを投稿していました。

まるで遠足前日の小学生のようなテンションです。絶対に寝坊できないプレッシャーからか、目が覚めたのは朝4時半でした(結局6時まで二度寝しましたが)。

交通費を節約するため格安航空券を取っていた僕が向かったのは、成田空港でした。事前に家からの経路や所要時間

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B'zの3年ぶりのツアー初日を迎えるまでの話

B'zの3年ぶりのツアー初日を迎えるまでの話

僕は今、福岡でとんでもない行列に並んでいます。

今日5月14日は、B'zの3年ぶりのツアーの初日で、行列はオープンしたてのトイストーリーマニアを彷彿とさせるような、どこが売り場かもわからない状態です。

相当長いであろう待ち時間に、去年の『LIVE FRIENDS』終了後からツアー初日までの日々を振り返ってみようと思います。

昨年末、松本さんが木梨憲武さんのラジオに出演した時に

「来年は日本

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2年ぶりのB'z有観客ライブでn回泣いた話。(追記あり)

2年ぶりのB'z有観客ライブでn回泣いた話。(追記あり)

2019年8月、僕はサマソニで初めて日本人ヘッドライナーを務めるB'zのステージを見るため、ZOZOマリンスタジアムにいました。パンパンに人が入ったアリーナは、新鮮な空気を吸うためには池の鯉のように顔を上に向けないといけないほどでしたが、B'zがステージに登場すると僕は我を忘れて拳を振り上げ、薄い酸素を目一杯吸って大歓声を送りました。

この先2年もB'zの有観客ライブがないなんて、微塵も思ってい

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「チケットのご用意ができませんでした」こそ人生だ(追記あり)

「チケットのご用意ができませんでした」こそ人生だ(追記あり)

「残念ながらチケットのご用意ができませんでした」

2年ぶりにその言葉を目にした。抽選販売の落選を知らせるメールが届いたのは、8月8日の正午をまわってすぐだった。

B'zが主催するライブイベント『UNITE #01 』の開催が発表されたのは8月1日。大阪城ホールでMr.Childrenと、横浜アリーナでGLAYと共演するという、前代未聞のビッグニュースに僕は沸きに沸いた。仕事を放り出して興奮してい

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B'zとメル友のお姉さんの思い出。

B'zとメル友のお姉さんの思い出。

今では死語なのかもしれないが、人生で一度だけ”メル友”がいた時期がある。メールのやりとりだけをする友だち。決して会うことはない友だち。Mさんという、一つ年上の女性だった。

1999年。大学入学後、僕は京都で一人暮らしを始めた。相棒はデスクトップの自分専用パソコンだった。まだ「ダイヤルアップ」だの「テレホーダイ」だの言ってる時代で、決して通信環境はよくなかったが、そこには未知の世界が広がっていた。

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1994年、B'zとMr.Childrenと私。(2021年10月追記)

1994年、B'zとMr.Childrenと私。(2021年10月追記)

1994年3月、初めてB'zのCDを買いました。アルバム『The 7th Blues』。ハードロックのルーツを全面に出した、大人な雰囲気が詰まった2枚組のアルバムです。

1994年6月、初めてMr.ChildrenのCDを買いました。シングル『innocent world』。愁いを帯びたAメロBメロから疾走感のあるサビへ突き抜けていく、J-POPの金字塔のような楽曲です。

中学2年だった僕は2

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B'zと私とヤンキーと。

B'zと私とヤンキーと。

先日、B'zのファンサイト『B'z超まとめ速報』さんからエッセイを書くオファーがありました。掲載時に色々な感想をいただいたのですが、せっかくなので寄稿したものを加筆してここに掲載します(管理人さんには承諾いただきました)。お時間あればご一読ください。

『B'zとわたし(山内健太郎編)』B'zファンの皆さん、はじめまして。山内健太郎といいます。テレビ局勤務で、ディレクターとして日々働いています。関

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