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マグロ食べたい!!

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#1 『アナザヘヴン』ネタバレあり感想

ショートバージョンはこちら まず、90年代特有の湿り気と得体のしれなさを帯びた角川ホラーの雰囲気とスリルある刑事ドラマの融合が絶妙で、『パラサイト・イヴ』とか『リング』シリーズを読んでいたときの高揚感が蘇ってきて、読んでいてすげえ楽しかったなという印象。人間の脳をシチューにするとか何食ってたらそんなもん浮かぶんだって話よ。あ、シチューか……。 ただ、エンタメ作品としてのおもしろさは上巻がピークだったかな。 下巻は上巻できれいにまとまったものを無理やり引き伸ばした感が否めな

    • 【(京都・伏見)好きを語ろう読書会】第16話

      プロローグ12/22(木)、【好きを語ろう読書会】の第16話を開催しました。 本来、新規の方とリピーターさん合わせて6名ほどの方々にご参加いただける予定でしたが、お仕事の都合か結局来られなかった方が数名おり、最終的には自分含め4名での実施となりました。 待機時間はワクワク感もありますが、同時に「自分は日時の設定を誤ったのだろうか」と心臓がヒリヒリすることもあります。なので一人でも受付をしてくださった方がいたときの安心感は異常です(笑) それでは本編へどうぞ! 本編「物

      • 【好きを語ろう読書会】これまでの物語

        各話のリンクテキスト適用部分をクリックしていただくことで、レポートをご覧いただけます。 【2023年開催】<第18話> 3月17日(金)18:30~ 開催予定 <第17話> 【2022年開催】<第16話> <第15話> <第14話> <第13話>

        • 【(京都・伏見)好きを語ろう読書会】第15話

          プロローグ11/18(金)19:00より、【好きを語ろう読書会】の第15話を開催しました。本来であれば10/21(金)に開催予定だったのですが、私が突如新型コロナウイルスに感染してしまい、見事に療養期間に当てはまってしまったため、1ヶ月弱の延期となりました。 参加予定の皆さんには申し訳なかった……。 そんなアクシデントもありましたが、今回はなんと2名の新規さんに参加いただけました。いやぁ、ありがたい! リピーターさんに何度も参加いただけるだけでも自分の存在価値を改めて認識で

        #1 『アナザヘヴン』ネタバレあり感想

          好きを語ろう読書会 第14話

          プロローグ9月30日(金)、僕による2回目の読書会を開催した。 今回は主催者である僕含め、6人のライターが集い、さまざまな本が紹介され、第14話の物語を紡いでもらった。 ちなみに今回からいわゆる紹介者はライターと呼称し、各話(各開催)において物語を紡いでもらうための作者となってもらうという、中二病みたいな設定にした。大人になってもそういう遊び心を忘れないのは良いことだと思ってる。これは僕なりの心の有酸素運動なのだ。 最初に受付に来られたたいやきさんが迷われており、僕が視線

          好きを語ろう読書会 第14話

          【好きを語ろう読書会】第13話

          【プロローグ】2022年9月2日(金)、読書会を開催しました。 まず開始前の約20分間、早くにお集まりいただいた方とのフリートークを楽しみました。これも結構楽しいんよねぇ~(*´∀`) 「時代小説以外はだいたいの小説を読んでいる。ミステリー小説は特に好き」 「RPGのレベル上げのように自分を磨くため、年間100冊読むこともある。でも本当はSNS上によくいるガチな人たちのように300冊読みたい」 「自分でも読書会を開きたい」 「最近は他の趣味(特に盆踊り)に夢中で、読書はあ

          【好きを語ろう読書会】第13話

          好きな原作小説の映画版を見てみた!

          先日、なんとなくツタヤで自分の好きな原作小説の実写映画版を鑑賞してみました。 その作品はというと、 ・道尾秀介「カラスの親指」 ・伊坂幸太郎「ラッシュライフ」 ・伊坂幸太郎「重力ピエロ」 の3点です。 カラスの親指原作はつい最近読み終え、違いが気になったので鑑賞してみました。 映画そのものの時間は160分と最近の映画並み(特に「シン・エヴァンゲリオン」並みに長いじゃんと思った。)に長いのですが、テンポ良く進んでいくのでそこまで長いと感じませんでした。 (家で鑑賞したこ

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          伊坂幸太郎「ペッパーズ・ゴースト」感想

          遅ればせながら先日、僕の好きな伊坂幸太郎先生の最新作「ペッパーズ・ゴースト」を読みました。 あらすじ中学の国語教師・檀は、猫を愛する奇妙な二人組「ネコジゴハンター」が暴れる小説原稿を、生徒から渡される。さらに檀先生は他人の未来が少し観える不思議な力を持つことから、サークルと呼ばれるグループに関わり始め……。 最新刊『逆ソクラテス』より1年半ぶり、最新長編『クジラアタマの王様』より2年3ヶ月ぶりとなる、著者最新刊。作家生活20周年超の集大成となるような、一大エンターテイン

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          「伊坂作品が最高すぎる」というお話 chapter.1『伊坂作品との出会い』

          突然ですが皆さん、伊坂幸太郎先生の作品を読まれたことはありますか。 僕は好きで、結構な数読んでいるんじゃないかと思います。 それで、自分は伊坂幸太郎好きを公言しているのだけれど、果たしてこれまで何冊読んできたのかふと気になったので、スマホアプリのメモ帳を使って読了数を数えてみました。結果は以下のとおり。 総作品数:42冊 読了数:22冊 未読数:20冊 ※「総作品数」はエッセイなども含んでおります。また、冊数に誤りがあるかもしれませんが、その際はご了承ください。 (スマ

          「伊坂作品が最高すぎる」というお話 chapter.1『伊坂作品との出会い』

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          どうもこんにちは、maguroと申します。 twitterで読書垢として、読んだ本の読了ツイートやその他、どうしようもない戯言に近いような日常ツイートなども発信しています。 (@maguroloverbook) ここでは主に読了ツイートでは書ききれなかった本の感想や、ツイッターでは表現できないような長文になり得る内容などを掲載していきたいなぁ、なんて考えていますので、もしよろしければ見ていただけたら嬉しいです。 どうぞ、よろしくお願いいたします。

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