「伊坂作品が最高すぎる」というお話 chapter.1『伊坂作品との出会い』

突然ですが皆さん、伊坂幸太郎先生の作品を読まれたことはありますか。
僕は好きで、結構な数読んでいるんじゃないかと思います。

それで、自分は伊坂幸太郎好きを公言しているのだけれど、果たしてこれまで何冊読んできたのかふと気になったので、スマホアプリのメモ帳を使って読了数を数えてみました。結果は以下のとおり。

総作品数:42冊
読了数:22冊
未読数:20冊
※「総作品数」はエッセイなども含んでおります。また、冊数に誤りがあるかもしれませんが、その際はご了承ください。

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(スマホアプリでこんな感じに数えてみました。〇(読んだ本)が付いていくのが地味に楽しかった笑)

ざっとこんな感じになりました。

伊坂先生の作品は高校生の頃から読み始めて、かれこれ5年ほど読んできていることになりますが、半分近くも読めているのかと正直自分でも驚いております。それと同時に、未読数も半分近くあるため、まだまだ伊坂作品を楽しめる喜びに浸っております(笑)

伊坂作品との出会い

伊坂作品の個人的に思う魅力みたいなものを語る前にまず、僕が伊坂先生の作品を好きになったきっかけからお話していこうかなと思います。

読書を趣味として本格的に楽しむようになり出した高校一年生の頃、書店で何気に手に取った「首折り男のための協奏曲」からすべては始まりました。
(多分、帯の宣伝文句か何かに惹かれたんだと思う)

で、読んではみたものの理解が完全にできず、今は存分に吸収している伊坂作品のエンターテインメントを楽しむことができなかったのと覚えています。

それから数か月後、2年生に進級した時ですね。
好きな作家の一人である「貴志祐介」や「森博嗣」にハマっていたのですが、確かその頃はおもしろいミステリー小説を読み漁ろうとしていた時で、良さげな作品はないかとネットの海を漂っており、そんな中でどうやら「オーデュボンの祈り」という作品がおもしろいという声をよく目にしました。首折男の一件を気にしながらも買って読んでみたのです。

そしたらめちゃくちゃおもしろすぎて、当時は自分の中で革命が起きました。
それから次に、「ラッシュライフ」なる作品もオススメしている多くのネット記事があり、それを頼りに読んでみました。
本作品は自分の中のオーデュボンの壁を一気に超えてきました。伊坂作品の中毒性の高い独特な会話センスと、鮮やかな伏線回収の虜になったのはこの作品から。
「ラッシュライフ」は後にも先にも僕の人生を大きく変えた歴史的な小説と言っても過言ではないと真面目に思っています。
(本作を読むことがなければ、今日まで伊坂作品を愛し続けることはなかったと思うので)

それから、「陽気なギャングが地球を回す」、「重力ピエロ」、「アヒルと鴨のコインロッカー」、「ゴールデンスランバー」など、今日まで読破してきました。(まとめ方がざっくりしすぎですが)

伊坂幸太郎先生の作品は今となっては、「衣食住+伊坂幸太郎」といった感じに、自分の日々の生活になくてはならない存在となりました。
僕は今も昔もわりと鬱々とした気持ちで生きていることが多いのですが、伊坂作品を読んでいる時だけはもう少しだけ頑張ってみようとエネルギーをもらえます。

大げさかもしれませんが僕の空虚な人生に、一筋の光を差し出してくれた偉大なる存在、それが伊坂幸太郎先生だと思っています。

とまあ、こんな感じで伊坂作品に対する僕の思いをnoteにぶつけてみました。
(前回のはじめましての投稿を除くと、これが処女作みたいなもんですかね。まあ、処女作と言えるほど僕の文章は高尚なものでありませんが。)

で、最近のことなんですが、遅ればせながら「逆ソクラテス」と「ペッパーズ・ゴースト」を読みました。
控えめに言って、作者は自分にとって頼りになる名医みたいな存在なんじゃないかと思いました。(もしくはシンプルに神)

あれほどの傑作を生みだしてくれてありがとうございます!
おかげさまで、困難があってももう少し頑張って生きてみようと思えました!

最後に

今回の内容は以上となります。
伊坂作品に対する思いみたいなものの続きをまた書いて投稿するかもなので、念のためchapter.1としましたが、続きを出すかは分かりません。

あと、首折り男については当の僕の感性が未熟で楽しめなかった可能性が非常に高いと思っているので、いつか再読して当時味わえなかった魅力を味わいたいなぁなんて考えていたりします。

長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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