馬越 美香

VP at ROOTSCAREER I LinkedIn TOP VOICE フォロワ…

馬越 美香

VP at ROOTSCAREER I LinkedIn TOP VOICE フォロワー1.5万人+ I 日経xwoman アンバサダー I ダートマス大学タックビジネススクールMBA、東京大学卒。 https://www.linkedin.com/in/magoshi/

マガジン

  • 幸せに働くためのキャリア・転職

    エグゼクティブサーチの現場では、候補者さまのキャリア相談を行っている。転職にこだわらないキャリア構築の考え方やアドバイスを発信。また、馬越本人の転職経験(現在8社目)に基づいた求職者の立場からの転職活動のコツについても。

  • 気まぐれエッセイ

    必ずしも「幸せ」に関連する内容ではないけど、折に触れて書いた駄文をとりまとめたもの

  • 幸せに関するコラム

    幸せに関するさまざまな物事や、幸せになるためにできることなど

  • あなたの「幸せ」のコツは?

    素敵な人へのインタビュー企画「ひらけごま」の中から、幸せのTipsをピックアップ

  • 心理学や脳科学的な見地から

    心理学や脳科学的なエビデンスをもとに、幸せやWell-Beingを実現するためにできることなど

最近の記事

  • 固定された記事

女性が幸せに働くために

毎年3月8日はIWD 国際女性デーです。IWDに寄せて、普段考えていることをまとめてみました。 女性問題について発信するの難しいんです私、結構女性の働き方だとか、ジェンダーギャップの問題とかには関心が高く、自分の意見もあるんです。でも、その割には発信してこなかった。一つには、こういうのってアカデミックな人、もしくは既に「女性リーダー」として立場を確立した人しか話す資格がないんじゃないか、と思っていたから。 そして残念ながら今のところ、そのどちらもクリアはしていないわけです

    • 面接の準備:事前リサーチを侮るなかれ

      私は今、エグゼクティブサーチとして採用という側面からクライアント企業さまをサポートし、キャリアの形成や転職支援という形で候補者・求職者さまと接している。自分自身は転職を7回経験しており、当然その何倍もの面接をこなしてきた。限られた自分の経験ではあるが、そこから得たTipsをいくつか書いてみようと思う。 今回のテーマは面接の準備。企業側における面接官としての経験も踏まえつつ、ポイントをまとめる。 面接の準備と聞いて何を思い浮かべる? 面接の準備というと何を思い浮かべるかし

      • AI時代の「自分らしい発信」

        自分らしい発信でまず思い浮かんだことビジネスSNSのLinkedInで、「自分らしい発信」というお題が出たのでちょっと書いてみることにした。 最初に、私らしい投稿ってなんだろうと改めて考えてみたとき、三つのことが思い浮かんだ。まずは投稿のトピック、次にそのトピックについて何をどう書くかという切り口や内容、そして最後に文体とか書きぶりみたいなもの。 私らしいトピック一つ目のトピックというのは一番分かりやすくて、私の場合はプロフィールにもあるような、「女性のキャリア」とか「ウ

        • ニュースをネタに発信するコツ

          私がビジネスSNSであるLinkedInで積極的に発信を始めて3年になります。もともとアカウントは随分前に作っていましたが、実の知り合いとつながっているだけで全くの休眠アカウントでした。けれども2019年頃から、会社員として働きながらも「自分」は何ができるのか、どんな人間かということを発信していきたいという目的、すなわちセルフブランディングの一環として積極的に投稿するようになりました。 今では実つながりだけでなくLinkedIn上で知り合ったつながりの数も増え、フォロワー数

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        女性が幸せに働くために

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          1本
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          2本
        • 幸せに関するコラム
          11本
        • あなたの「幸せ」のコツは?
          2本
        • 心理学や脳科学的な見地から
          4本
        • セミナーや読書などの活動記録
          2本

        記事

          「働きやすさ」と「働きがい」

          このGW中に、「働きがい改革、道半ばの日本 『仕事に熱意』6割届かず」という日経新聞の記事に触れて、少し考えたことがあったので書いてみようと思います。結論からいうと、「働きがい」って「働きやすさ」からは生まれないのではないのかなぁ、という違和感がはじまりです。 「働きやすさ」を示すいくつかの指標日本政府が「働き方改革」を打ち出してから5年たつそうで、その5年間で「働きやすさ」を示す指標がどう変わったのかを検証しています。記事中では、「年間総実労働時間数」と「有給休暇取得率」

          「働きやすさ」と「働きがい」

          週休3日制にもいろいろあってだな

          日経COMEMOの今回のご意見募集、休んで仕事が捗った経験。そんなドラマチックなエピソードはないんだけど、お休みについてのお題ってことで、ちょっと書いてみることにしました。 仕事と休みとウェルビーイングこういっちゃなんですが、私は仕事が好きなんですよ。でも色々あって辛い時期もあったから、今は「ハッピーに働く」ってことがすごく大事だと思っています。それを伝えることに使命感すら感じているくらいで、こんなブログも書いているわけですが(笑) お休みで仕事は捗るかというと長いお休み

          週休3日制にもいろいろあってだな

          基本全ては上司次第

          最近の人事・組織界隈のバズワードでもある「心理的安全性」。日経COMEMOで、心理的安全性を確保するにはどうしたらいいかというお題が出ていましたので、少し書いてみることにします。 心理的安全性の確保された状態とは?ここ数年やたら聞くようになったし、私もちょっとした文章を書いたりコメントしたりするときに良く使うこの言葉。私見ですが、こんな状態を指して使っています: どんな発言でも、とかどんな行動でも、という表現を使いましたが、そこにはもちろん誹謗中傷する発言だとか犯罪行為に

          基本全ては上司次第

          会議は踊る

          「会議は踊る、されど進まず」とは、ナポレオン失脚後のウィーン会議の混乱を揶揄した言葉だそうです。どうやら古今東西、会議というものはスイスイと進むものではないもののようで・・・ 良い会議と悪い会議ちょうどこの間「多様性」について会話していたときに、多様性って効率性悪いよね、っていう話になりました。例えば職場の人材に多様性が求められるという場合、ともすればマイノリティの人達への雇用機会を提供することが必要だというような人権保護の文脈で語られることがあります。 けれども、もっと

          会議は踊る

          在デンマーク「長期記憶」の研究者 竹内倫徳さんに「幸せ」について聞いてみた

          インタビューの全編はこちらから ■馬越のライフテーマであるウェルビーイングについてお話を聞かせてください。竹内さんはデンマークにいらっしゃいますが、デンマーク人は幸福度世界第二位だそうですね。それはどうしてだと思われますか? 幸福度と自己肯定感がものすごく関連があるのではないかと思っています。良くも悪くも自己肯定感の高いこっちの人達に比較すると、日本人って自己肯定感が低い気がします。なぜなのかは分かりません。教育なんでしょうかね。ただ、自己肯定感が高いからこそ、自分とは違

          在デンマーク「長期記憶」の研究者 竹内倫徳さんに「幸せ」について聞いてみた

          会社と個人のWin-Winの関係

          日経COMEMOのお題「あなたの個人パーパスは」というのに触れて、ちょうどそんなことを考えていたところだったので書いてみました。 私の個人パーパス もう働き始めて30年になるのですが、私の中ではずっと「社会に貢献する人でありたい」という気持ちがありました。キレイごとではなくて、それなりにボランティア活動的なこともしてきたし、機会があれば他人のためになることには心動かしてきたつもりです。けれども私の中の優先順位として、まずは仕事での成果をあげたいという気持ちも強く、更に結婚

          会社と個人のWin-Winの関係

          リクルートに会社を売った男 松本淳さんに「幸せ」について聞いてみた

          インタビューの全編はこちらから ■松本さんにとって働くことと幸福感とはどんな関係にありますか? 僕にとって、幸せに働くための秘訣は二つ。一つ目はやりたい仕事をすること。やりたくないことをやるのはストレスがたまる。やりたいことだけをやりたい。そうできるように頑張っています。 とはいえ、仕事をしすぎると壊れてしまうので、もう一つの秘訣は寝ることです。僕はロングスリーパーで9時間でも平気で寝られます。とにかく寝る。幸いにも、忙しくて寝られないことはあっても、心配事などで寝られ

          リクルートに会社を売った男 松本淳さんに「幸せ」について聞いてみた

          チームの中の関係性は1対1の集合体

          日経COMEMOのご意見募集で、「チームビルディング おすすめのやり方」 とあったので、久しぶりにnote書いてみます。(気づいたら、前回の記事からほぼ1年ぶりだったわ・・・) チームワークを発揮するにはチームが必要なんだか言葉にすると非常に陳腐に聞こえちゃうけど、チームワークってただ集団で作業すればいいってわけじゃないはず。いろいろな場面で「チームワークを発揮して」と言われるのも、そこに求められているのは個人の集合体以上のアウトプットを出すこと。 だから、個人の集合じゃ

          チームの中の関係性は1対1の集合体

          Clubhouseで幸せになるのか?

          私のまわりでは、1月下旬くらいから突然話題になりだしたClubhouse。正直、SNSはLinkdInが主軸で仕事中心の発信、こちらのnoteでは本業からはちょいと外れる「幸せ」についての発信をしているものの、Facebookはアカウント放置状態、TwitterもInstagramもアカウントを持っていないという状況のわたくし。要は、書くのは好きなんですね、しかもかなり長めの。 そんな中で新しいSNSなんてとてもとてもと思っていたのですが、Clubhouseは声のメディアっ

          Clubhouseで幸せになるのか?

          管理職は何を管理するのか

          日経COMEMOテーマ企画で、管理職は必要ですか?というド直球な課題が提示されたので、思うところを少し書いてみようと思います。 ここ数年、管理職というものの存在しない超自律的なティール組織などが流行っています。通り一遍の知識はありますが、私自身そういうところに身を置いたことがないので、管理職が必要か否かの議論ではなくて、管理職ありの組織における管理職の役割について考えることにします。 ずばり管理職は何を管理するのか、WHATについてです。 管理職は何を管理するのかこれに

          管理職は何を管理するのか

          セミナー実施報告:Resilience Leadership (2020/8/19)

          運営メンバーとして参加している社外勉強会、Global Leaders Lab (GLL)にて、去る2020年8月19日に、Resilienceをテーマとした90分のオンライン講座を開催させていただきました。GLLは、もともとグローバルリーダーシップをテーマとしたオフラインのコミュニティを前身としており、コロナ禍をきっかけにオンラインでの活動を主体としたコミュニティとなっています。 夏休み中の8月中盤に有料での講座にも関わらず、30人近い受講者にお集まりいただくことができま

          セミナー実施報告:Resilience Leadership (2020/8/19)

          入社後いきなりテレワーク 私の場合

          このたび期せずして、転職後いきなりテレワークになりました。私の場合は新入社員といっても社会人になって30年(あ、言っちゃった)たっているので、社会人1年生のように右も左もという状況ではありません。けれども、新しい会社、新しい職場での仕事開始が完全リモートというのは、そう簡単な状況ではないわけで、そんな中で私なりに工夫しているところを、ちょっと書いてみたいと思います。 なお、私は7月1日の入社ですが、今回の転職活動も完全なリモート実施となり面接もビデオ会議で行ったので、上司に

          入社後いきなりテレワーク 私の場合