『自分に適した仕事がないと思ったら読む本』/福澤徹三

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タイトル通りのことを感じたので読んで見た(私は転職したりしてますので)。
いつもは書評とかで買うパターンが多いけども、たまにアマゾンやメルカリ、書店などで目についた本を衝動買いすることも多い。

書かれたのは2008年ということもあり、「今と少し考え方が違って、古いかな・・・」と思うところが半分くらいあった。例えば、スキルをつけるために会社に在籍するっていう主張は、のちに紹介しようと思っているイケハヤさんとの主張と真っ向からぶつかる。また「履歴書+αで何か目立とう」と言うのはその通りかもしれないが、個人的にはあざといと感じているし、実際にそういうことを試して失敗したことがあるので少しゲンナリするところはあった。

しかし、本書が「日本の働く社会」を解釈する上で、いくつかヒントがあった。

・良い仕事なんてほとんどない。あったとしても末端には降りてこない(美味しいところは中抜きされている)
・適職信仰は時間の無駄
・憧れはコンプレックスからくる
⇨憧れは本当に君がやりたいことなのか?
・クリエイティブをやりたいなら、十分な所得と休暇の取れる企業に入ってプライベートな時間でやるべき
⇨自分のやりたいことを就職に当てはめようとすると破綻する。お金がもらえなくてもやりたいようなことを人間やっていくべきだと思う(ブログとか、音楽とか)

「どう働くか」=「どう生きるか」に直結している。このテーマに関しては、自分自身深い関心があり、いろんな書籍などをベースに自分の考えをまとめていきたいと思っている。

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