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[感想とか]エンゼルの丘[考察のようなもの]

どうも。モォサです。

色々あって昨日もまた書けませんでした😅

「投稿は一日一回」って簡単に宣言したけれど、結構難しいですね💧


今日は、最近読み終えた漫画

エンゼルの丘

についてちょっとだけ語りたいと思います!

(ここから先はネタバレになるかもしれません。ご了承ください!!)


原作者は手塚治虫先生。

1960〜61年にあの「なかよし」で連載されていたそうですね。

60年代か…。奴隷とか、ルーナちゃんがあけみちゃんのママと暮らした家がすごく古そうだったし、確かにそれくらい前の時代の作品だなぁと頷けます。


言っちゃいますけど、この作品の登場人物たちは

全員ハッピーエンドを迎えられてない!!

と思うんです。

モォね、全員が苦労人な気がして。

ルーナちゃん、ピョーマ、ソレイユ姫、英二さん、あけみちゃん…。

英二さんなんかあけみちゃん連れてずっと漂流してたんだから!!チャーとベターが行かなかったら海の藻屑と化してる!!

ピョーマは…、王子のためを思ってあんなことをして。母の歪んだ愛情でしょうか。

英二さんとあけみちゃんのママなんか、旦那は殺されるわ子供は連れ去られるわ詐欺られてお金がすっからかんになるわでさんざんな目にあってます😰


でも、みんな強いんですよ。

ルーナちゃんなんか特に、

お姫様だったのに流刑される→記憶喪失になって奴隷として働かされる→知らない国で知らない人と暮らす→殺されそうになる→故郷に帰って海の底に沈む

というかなりハードな運命です。

そんな中でも、常に強く優しく、たくましく生きていました。

「リボンの騎士」のサファイアもそうですが、手塚先生の「逆境を乗り越えるヒロイン」はマジでかっこいいです。尊い!


もしかしたらあのラストでもルーナちゃんたちは幸せなのかもしれない。

きっと海の底で生きている。と思う。


メルヘンチックだけど少し悲しい、でも読みごたえは十分にある作品でした。


ちなみに私の持っているエンゼルの丘は「手塚治虫文庫全集」のシリーズで、それより前に出ているシリーズのだと設定が一部異なるそうです。

他にも何冊か手塚先生の作品は持っているので、また次回も感想を書いてみようかなと思います☺️


それでは〜✋


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