恋愛か、仕事か 〜「どっちも」という生き方 〜
大学4年生の時から、
(それまでもマジックの
⠀お仕事は頂いていましたが)
「ほんとうにこれを
⠀職業にして生きていこう」
と決意してやってきました。
その頃、
ひとつの恋愛を捨てています。
恋愛だけじゃない、
友情や人間関係も。
未知の世界に進んでいく時、
それ以外のところに
気持ちを割けなくなったから。
集中したかったから。
それ以外と
波長が合わせられなくなった。*
そうして10年以上が過ぎます。
だから今、おもいます。
「どっちも」
を取れる生き方がちゃんとある
って。
そのとき、
分からなかったけどさ。
“ 生き方 ” なんて表現は
かっこつけすぎかもしれません。
もっとカジュアルに軽く、
「どちらも」
を選べる意識のありかた
って存在します。
◇ お金という言語の学びかた
僕たちは
「お金」
( ≒ 職業、キャリア)
を捉える時、それは
「なんらかの犠牲」
を意味しないでしょうか?
『 何かを捨て(諦め)て、
なんとかモノを、得る 』
それは、
「お金」という言語
— まるでフランス語だの英語、
ドイツ語というようにして —
の学びが、
そうなっているから
ではないでしょうか。
つまり、
だってその言語、
大抵は家の中で
両親から学ぶんですから。
学ぶというより
2人のやりとりの中から聞こえてくる
といったところでしょうか?
だから僕たちは
どんなにその後で努力しても、
まるで方言が
染み付いて抜けないように
結局は親と同質の
幸福度合い・豊かさレベルを
生きることになるわけです。
どんなに親に反発して
職業を選択しても、です。
「言語」が同質だから。
(パートナーシップという言語も
同じかもしれませんね。
知らない言葉は使えない。
聞き取れない。)
ですからもし
おとぎ話・絵本ような世界で、
その国の村人たちを
コントロールしたいなら、
まず
「大切なことば」を奪って、
一方で
「動かすためのコトバ」
を植え付けることでしょう。
僕たちはその意味で、
大人になってからもう一度
『お金の言語』を学び直す、
リスキリングする必要があります。
「分断や分離、
諦めとしてのオカネ」
ではなく、
「愛、幸せ、本心、
才能、魂、繋がり、
本意としてのお金」
を話せるようになるためです。
聞ける、話せる、描ける、
やりとりできる、ように。
間違って覚えた
「漢字の書き順」
というのは、
いつもそのパターンで
手を動かしてしまいます。
書道の世界では
運筆そのものに
美や感動があるように、
誤って覚えたことばや感情は
そのままあなたの
行動パターン、習慣、
好感度になるわけです。
その手順を
ほぐして手放さない限り。
できあがった作品を見て
美しい、心地いいと思えないのは、
本来の運びでないからです。
「お金とは何か?」
そ の 意 味 は
— 人それぞれ、家庭それぞれ、
⠀⠀場合によっては兄弟間でさえも —
異なり、
「その通りの人生」を、
(資本主義社会ではお金のルール、
常識が蔓延っていますから)
経験します。
◆ 才能を発揮しない罪
才能(高いクオリティー)
があるのなら、
それを発揮しない生き方
というのは罪だと思います。
自分への罪
社会、他者への罪
です。
野球で人を感動させる力があるのに
野球をやらない。
人の意識をハッピーに導けるのに
そのアイディアを綴ろうとしない。
もっと自分を発揮できる
機会、環境があるのに、
現状に留まり、
挑戦から逃げている。
愛に溢れたものが
社会に溢れた時、
この社会のすべての問題
とは言えないけど、
かなり多くが癒やされる、
解決するのではないでしょうか?
希望やモチベーション
(やりがい)、
そして支えに溢れた社会なら。
どうしたらそんな
クリエイション、
パフォーマンスができるのだろう?
10年ほどもがいて、
僕は答えに(原点に)到達しました。
“ それ ” を諦めないで、
お金(仕事)と両立させる術。
オカネを溶かして
本望と混ぜる方法を。
◇ 子供が欲しくないZ世代の責任感
Z世代の子たちには、
「将来子供がいらない」
と考えている
割合がとても多いようです。
NHKのアンケート結果より。
これは、
「子供が嫌いだから」
ではなく、
「最低限の幸せを自分が営み、
さらに子供の幸せをも確保することが、
現在の社会環境では難しい」
という
“ 思いやり ” からくるもの
だと僕は考えています。
なんと責任感ある態度でしょうか。
「自分の幸せは諦めて
子供だけに尽くす」
「子供の幸せはどうでもいい
けどとりあえず体裁として産む」
「子供は諦めて
奨学金をまずちゃんと返す」
「親孝行か、自分か」
何かは捨てて、1つの常識を満たす。
その気持ち、
僕もとっても分かります。
バブル前後の価値観で
作られた仕組みが、
平成や令和で機能しないのは
当然のことです。
それはポケベルを
2023年の市民に
配布するようなものでしょうか?
(使い方分かりません)
ですから、
あなたに
“ 令和を形成する力があるのに ”
昭和の体質や安全に
あぐらをかくのなら、
あなたもまた共犯者です。
彼らの幸せを奪う。
よく考えてみると彼ら
(よりやや若いですが)って、
あなたの子供たちですよね?
パパ〜!?
知性や力のある人が、
この “ 平成35年 ”、
あるいは “ 昭和98年 ” から、
「令和5年」「令和25年」
へとシフトしてこそ、
若者たちに
『こっちの世界』へどうぞ!
と胸を張って、
言えるのではないでしょうか?
ねぇ、パパは
どうしてその仕事をしたの?
◆ 高校生の夢
僕は高校生の頃、
「将来なりたい職業」
なんてありませんでした。
見本がなかった、身近に。
テレビの中の世界は
ずっと遠くだったし、
福島県にテレ東はない。
(ポリゴンショックだって
県内ではゼロのはずです)
生きたい生き方をする。
したい表現をする。
というのは、
単なるエゴじゃない。
魂レベルのそれは、
誰かのためにもなるんだ。
時代をアップデートする。
ワンランク上の次元へと誘う。
あなたがもし、
「旧来型のセカイ」
に怠慢するなら、
未来へのリレーを阻害する。
知性、感性、才能のある人に
怠惰になるな!
動け!
というのはそういう理由から。
僕らにとって
市場(=過去)のレベルに落とす
なんて簡単な話。
でもそれは、
誰かの機会をも奪うこと。
あなたもあなたの才能で、
この社会を
バージョンアップしないか?
あなたの場所から
あなたの好きなことで、
それができるんだ。
これを読んでくれている人が
きっと全国あちこちにいるように。
この令和に、
生まれたこと
生きていることに感謝して、
思いっきり味わおうよ。
この基盤は、
昭和や平成の人たちが作ったんだぜ。
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“中の人” は僕ですが、
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