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Gift0 HSP・エンパス・ギフテッドについての理解

 「HSP」「エンパス」「ギフテッド」

 優れている領域は、それぞれ異なりますが、特定のセンスが抜群すぎて、社会の平均値と合わないために生き苦しい—

 そんな存在たちは、どのようにとらえ、考え、過ごすことで、もっと生きやすい人生になるのか?

 という話を、僕自身の経験を踏まえ、お伝えしていきます。



HSP、エンパス、ギフテッドの天才性の領域

 
HSP(繊細さん)、エンパス、(知能型)ギフテッドを、ここでは次のようにとらえています。

 ◇ HSP:体感覚・五感の天才(=繊細)
 ◇ エンパス:共感能力・六感(感情・精神)の天才
 ◇ ギフテッド:知性・頭脳の天才 *

 ※ 必ずしも、学校の教科で評価される領域の知性ではありません。したがって、学習は苦手だけれどギフテッド、という人は存在するはずです。
 
 いずれにしても、何らかの領域において「天才」なのですから、3つのタイプをひっくるめて、ここでは「ギフテッド」と呼んでしまいます。


 どのタイプも、大衆とのずれによる不快感の解決方法が、似ているからです。
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⒈ 優等生とギフテッドの違い


 ところで、この話を進めるにあたって、大前提の理解がずれていますと、話が噛み合わなくなりますので、「優等生」と「ギフテッド」の違いをまず明らかにしておきます。

⚪︎優等生

 「優等生」というのは、学校などの集団・組織において、平均点以上のグループです。
 イメージとしては、テストの65点〜85点程度

 先生や周囲からも評価されやすいので、大衆(クラス)のリーダーになれたりします。
 大衆のリーダーになりやすいのは、“ 大衆と価値観・感覚が近い(あるいは同じ)” からです。数歩先の存在だから。⠀

⭐︎ギフテッド

 一方で、「ギフテッド」とは、そもそも学校や集団の枠を超えています。

 分かりやすい評価軸(テストの点数のようなもの)を超越していますので、それが優れているとか、有能であるといったことを、ふつうの人が判断するのは難しくなります。

 例えるなら、学校の先生に理解しきれない絵を描いたり、芸術作品を生み出してしまうようなものです。
まだない、発明品を生む。

 既存の枠を超えているので、大衆を味方に付けにくく、本当は優れているのに(だからこそ)、リーダーにはなりにくいわけです。

 ギフテッドが自信を失ったり社会でうまくやっていけなくなってしまう理由、構造はここにあります。少数派だから。

 また、集団に馴染めないがために(そういった精神的な展開からも)、「劣等生」という評価がされてしまうこともあるでしょう。
 本人がそう思い込んでしまうこともある。

 本当は、全く逆であるのにもかかわらず。


 優等生とギフテッドの違いは、こちらでもお伝えしています。
 →『 答えを持ってるギフテッド、答えを待ってる優等生。』

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