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【音楽制作】たった1曲で世界が変わる!? TuneCoreを使ってみた編⑤

前回は、音楽配信代行サービスの「TuneCore Japan」(以下、TuneCoreと略します)において、自作楽曲のYouTube関連の配信等に関する話を書きました。
前回の記事はコチラ↓

今回は、YouTube関連の話の続きで「TuneCore クリエイターズ」について記述します。

「TuneCore クリエイターズ」
「TuneCore クリエイターズ」とは、すご~く簡単にいうと、動画を創る人々(クリエイターズ)がYouTubeに動画をアップして収益化を目指すことのできるサービスの1つです。YouTubeで普通に動画をアップして収益化を目指すよりも、ハードルが低いかもしれない、というのが特長かと。
また、それと同時に楽曲提供する側も収益化が可能というのが特長の1つです。
はぁ?どゆこと?ってなりそうなので、順を追って説明していきます。

①音楽アーティスト(楽曲提供側)の作業
TuneCoreでリリースした曲の中で、YouTubeコンテンツ収益化の対象にもなっている曲は、「TuneCore クリエイターズ」への楽曲登録が可能です。この登録はTuneCoreのアカウント・ページ内で簡単にできます。
ちなみに登録料は無料です。
登録時の入力情報の1つに「収益シェア率」があります。これは「楽曲提供側」と「楽曲利用側」で、収益をどのように分配するかの割合(%)を示すものです。例えば、「楽曲提供側」が50%、「楽曲利用側」も50%とか、「楽曲提供側」が25%、「楽曲利用側」が75%とか、0~100%の範囲で自由に指定できます。
「TuneCore クリエイターズ」への楽曲登録が完了すると、音楽制作側は楽曲が利用されるのを待つだけです。

②動画クリエイター(楽曲利用側)の作業
私は「TuneCore クリエイターズ」で動画制作したことがないので、ここからはTuneCoreの説明を参考に記述しますm(__)m。
まずは「TuneCore クリエイターズ」へのアカウント登録が必要です。ちなみに、TuneCoreのアカウントを持っている場合はそこからでも登録できます。
で、アカウント登録後は楽曲の利用ができるようになります。利用する際の楽曲検索も可能です。ココまでは自分でもやってみました。
動画を創るのに利用したい楽曲が見つかれば、ダウンロードして、その楽曲を利用した動画を制作できるようです。
ちなみに利用料は無料だそうです。
出来上がった動画をYouTubeにアップすれば、それが収益化対象となるようです。
なお、楽曲提供側が提示した収益シェア率に同意できない場合は、オンラインでの交渉ができるようです。

「TuneCore クリエイターズ」に関する記事(メリット含む)
「TuneCore クリエイターズ」は2023年10月にローンチされたものらしく、比較的新しいサービスのようです。TuneCoreによる以下の記事に詳しく書かれています。

↑の記事には「動画クリエイター」および「音楽アーティスト」それぞれのメリットも記載されています。なので、私が説明するより、記事の方を読んでもらった方がよいかと思います。

収益分配の捉え方
ところでこの収益分配をどう捉えるかは「TuneCore クリエイターズ」を利用する際のポイントの1つになりそうです。収益分配することでお互いの収益が減ってしまうという懸念も考えられるし、意見が分かれるところではないでしょうか。

音楽アーティストの視点でみると、例えば私の場合、収益分配しても構わないと思っています。というのも、動画制作にあまり興味がないため、替わりに動画を創ってくれて収益化の機会が増えるなら、その方が良いという考えです。

動画クリエイターの視点でみると、例えば、YouTubeでの収益化が難しいという人にはチャンスかもしれません。
通常、YouTubeでの収益化が有効になるには、チャンネル登録者数や総再生時間等の条件クリアが必要です。
一方、「TuneCore クリエイターズ」の場合、上の記事にあるように、登録者数が0のチャンネルでも収益化できるようです。収益分配してでも、まずは収益化を目指したいという人にとっては、検討の余地があるのではないでしょうか。

以上、「TuneCore クリエイターズ」に関する話を記述しました。
次回は「Facebook Music プロダクト」等について記載予定です。


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