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【音楽制作】アーティスト向けツールの活用⑤「Spotify for Artists」

再び、配信ストア等に用意されているアーティスト向けツールの登録や活用等について、記載していきます。
第5回目となる当記事は「Spotify for Artists」に関する内容です。

ちなみに前回の記事はコチラです。↓


「Spotify」とは
「Spotify」とは、スウェーデンの企業が運営する世界最大級の音楽ストリーミングサービスです。利用するための会員登録として、無料プランと有料プランがあります。無料プランの場合、たまに広告が挿入されたりしますが、音楽を楽しむ分には特に問題ないと思います。

「Spotify for Artists」への登録
「Spotify for Artists」は、Spotifyで提供されているアーティスト向けツールであり、無料で利用可能です。
まずは「Spotify for Artists」のアカウントを新規登録することから始めます。※「Spotify」のアカウントとは別になっています。

次に、やることは「Spotify for Artists」にログインして、自分のアーティスト名を検索することです。検索してアーティスト名がHitしたら、当該ツール使用の登録申請ができます。
登録方法の具体的な手順は以下に詳しく書かれています。

そして、登録申請から承認されるまでの期間ですが、私の場合は申請したその日に承認されました。なので、「Spotify for Artists」の承認プロセスは早いみたいです。

「Spotify for Artists」の活用
「Spotify for Artists」の承認が済んで、使えるようになると、主に以下のことができます。

①Spotify内のアーティスト画像(アバター、ヘッダー)の設定
②楽曲ごとの再生数やリスナー数等の閲覧・解析
③アーティスト・グッズの販売
④新曲のピッチ
⑤Canvasの追加

①、②はありがちな機能だと思うので、説明は省略します。③は個人的にはやらないので、詳しくないです。なので、④と⑤についてもう少し詳しく書きます。

新曲のピッチ
「Spotify for Artists」では新曲に限って、プレイリストエディターに「ピッチ」することができます。ピッチすることによって、エディターが楽曲をプレイリストに選んでくれる場合があるようです。また、ピッチした楽曲はフォロワーの「Release Radar」プレイリストに追加されることになっています。

新曲のリリースが決まってから1~2日後くらいにSpotifyでのピッチが可能になります。また、Spotifyから「楽曲のリリースがスケジュールされている」旨のメールも届きます。なので、「Spotify for Artists」にこまめにログインして確認するか、メールが届くのを待つか、選択できます。

さて、ピッチのやり方ですが、「ホーム」画面に「今後のリリース」が表示されるので、その中の「新曲をピッチする」という項目を選びます。それで画面が切り替わった後は各情報を入力していくのですが、再度、以下の記事が参考になると思います。

上の記事の中で「2. Spotify for Artistsの活用方法」の
「(1)サブミット(Spotifyオフィシャルプレイリストに自分の楽曲を申請する)」に詳しく書かれています※。
※2024/06/26現在、「PITCH A SONG」は日本語版だと「新曲をピッチする」と表示されるかと。

Canvasの追加
こちら、私は使ったことがありません。ですが、特徴的な機能の1つだと思うので、紹介しておいた方がよいかな、と。
で、未使用の人が紹介するとこんな感じになっちゃいます。

Canvasでは、3~8秒程度の短い動画を各トラックに追加できるようです。単に音楽が流れるだけでなく、ループ再生される短いビジュアルをリスナーに見せることができる、といった効果があるようです。
動かないジャケットではなく、動くジャケットとして使える、といった感じでしょうか。
Canvasに関する記事も埋め込んでおきます。↓


そんなわけで、「Spotify for Artists」の登録と活用に関する記事でした。
次回は「YouTube公式アーティストチャンネル(OAC)」について投稿予定です。


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