出かけてきたよ②(ガネーシャ🐘前で待ち合わせ)
「じゃ、もう1時間早く、お会いしましょう。」
実は双方、待ちきれなかったからなのだろう。
さらに早い時間に、待ち合わせることに。
そうなったことが、とても嬉しかった。
じっとしてなんか、いられない。
動き出してしまっていた。
待ち合わせする街へ、早々到着。
かつてこの街に、通勤した経験がある。
会社が、好きだった。この街で過ごす、退勤後の時間も。
日が落ちて暮れなずむ空の下、
集まりつつ人々の高揚感で地上が煌き始める、その瞬間。
ガネーシャ前で、その方に会う。
自分の魂が、とても喜んでいるのがわかる。
早速、King Fisherで、祝杯を交わす。
すっきりした味は、揚げたてのべジサモサの美味しさを引き立てる。
コクのあるベジカリーと、ゴマ・ガーリック香るナンに、杯がすすむ。
初対面なのだ、でも、まるで再会。
そうだ、ちょうどこんなものだろう、
旅先のゲストハウスのラウンジに居合わせた者同士で、
時を越えて、語らいを楽しんでいるといった感じ。
その方と私はお互い、それぞれの旅の途中。
人に出逢い、日々色々なことを考え、経験している。
この旅は、自分が立つところそのものが、目的地だ。
そんな自分達の「今」を、共有し合う。
共有し合うことで、互いの過去と未来の輝きも、見えてくる。
数時間は、一瞬で過ぎた。
ぜひまた、それぞれの旅をシェアし合いたい。
「現地集合・現地解散」、でね。
ここで、そんな方に出逢えたことをとても嬉しく思う。
「またね、hikariさん!」
次にお会いする約束が出来る今が、とても嬉しい。
カミーノさん、素晴らしい夜をありがとう。
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