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いりえの営業記録(4月4日〜4月8日)

振り返り⑦はこちらから。

「小まめに記録をつけていきます」と書いた日から約1ヵ月。こちらをさぼり散らかしていたので他のことにも着手できず…今日から集中して更新を続けていきます。

4月4日(木)定休日

この日はイベント「こだまさんとの読書会」の申し込み受付日でした。

告知は4月1日。こだまさんの人気を考えて、リリース直後から受付開始にすると情報に気づかないままチャンスを逃す方が出てきてしまうかと思ったので、日にちをずらしてみたのです。

しかし(6名というかなり小人数設定だったのもありますが)、やはり10分弱で定員に達したため早々に締め切りとなりました。
※こちらのイベントレポートも追ってアップしますので、いましばらくお待ちください…!

この日は他にうれしいことが。機械書房さんがSNSでいりえのことを紹介してくださったのでした。

機械書房の店主をされている岸波龍さんは昨年、『本屋になるまえに』という日記本を制作されました。私が間借りで本屋をするかどうするか、一番悩んでいるときに同書を手にして、書かれている一節に励まされた経験があります。

やりたいことがあるとしたら相談は家族や身近な人間でなく、そのやりたいことについて詳しい人間に聞くべきだ。身内というのは、迷う姿を見せると心配して余計なことを言ってくる。堂々としていれば何も言ってこない。心のなかでは思うところはあっても。

『本屋になるまえに』39p 二〇二三年一月十一日の日記より

「よし、本屋やるか!」と最後に決心するまでいくつかの手に背中を押してもらったのですが、間違いなくそのうちの一押しをしてもらったと思っています。上記の引用はずっとしたかったので書けて良かった。

4月5日(金)曇りときどき霧雨

店主のSNSを見て興味を持ってくださったという方がご来店。「選書をしてほしい」と仰ったので「選書(!)はできないかもしれませんが、紹介なら…」と何冊かの古本をお勧めしました。

それらをゆっくり眺めながら、「いま私が欲しい言葉。元気づけてくれる…」とつぶやいておられて、びっくりしました。聞くと「あなたは、最高です」というまっすぐに褒めてくれる言葉に胸を打たれたとのこと。

(私の本棚、こんなに良い本があったんだな)と少しジーンとしました。

本屋としてやりがいを感じた出来事も。個人的にツボって、ぜひいろんな方に読んでほしいなと思い仕入れたZINEがお客さんの間でじわじわと話題になっていく様子をリアルタイムで見られたのです。

この面白さを共有できる人がまた一人増えた…という感動に加え、作者さんの喜ぶ姿を想像すると不思議と私もうれしくなりました。

4月6日(土)曇り ※14:00~時短営業

葉々社さん主催のイベント「本屋と相談」でお会いした参加者さんが遊びに来てくださいました。

いりえの棚を見ながら互いの共通点についていろいろとお喋り(A型、おうし座、編集関連の仕事経験者…)。読んできた本も似ているそうで親近感がわきました。また、いしいしんじさんの作品が並んでいるのを見て、間もなく発売される新刊情報をシェアくださいました。

本が真ん中にあることで広がっていくお喋り。楽しい時間を過ごせました。

4月7日(日)定休日

『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』を読了。タイトル通りの状況なので、かなり勉強になりました。

4月8日(月)曇り

少しでもお店の宣伝になればいいなと思って取材をお受けした『散歩の達人』。掲載以降、「雑誌で知って来ました」という声はあまり聞かれなかったのですが、この日は実際に読まれた方がご来店くださいました。

また、私が以下のイベントに申し込んだことでつながりができた百年の二度寝さんもお店に足を運んでくださいました。

動くことで、少しずつつながりができてくることを実感した日々でした。

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