2024年5月某日 〜台灣生活日記〜

6月半ばもとうに過ぎて月末に差し掛かっているというのに…
せっかく書き溜めたので、今更ながら5月の日記です。
次回こそはタイムリーにアップしたい。(意気込み)

写真:
先日行った台北当代美術館にて。(私の勝手なる意訳です(笑))
「この世の誰もが、愛されてよいのだと認められますように」
「最も勇気が要るのは、『あなたの事が好き！』と言うこと」
「不完全な自分を抱きしめられるようになりました」

■5月某日　非常用持ち出し袋

ようやく余震も落ち着いた。
重い腰を上げて非常持ち出し袋の中身を確認し、
台北でも手に入りそうなものは買い足そうとリストアップ。
米や肉が含まれたものは台湾への持ち込みが禁止されているため、
赴任時の引っ越しでは非常食は持って来られなかった。
日本のようにはいかないけれど、数日分の食料を確保できたので、
定期的に見直そうと思う。

■5月某日　約束

今度、数日だけ日本へ帰国する。
何の因果か、久しぶりに(現時点)最後に好きだった人と会うことになった。
何年も会っていない。
不安だ。

■5月某日　中国語でプレゼン(仮)

部門会同。
私以外はローカルなので、各発表者は当然中国語でプレゼンする。
今回私も中国語での発表に挑戦しようと、前もって中国語で原稿を作って、
中国語の先生に発音を見てもらったり、1週間毎日自主練もして臨んだ。
お陰様で好評で、ローカルの上司も、
「あなたの勇気と粘り強さには関心した」と褒めてくれたし、
他のメンバーも何人も声をかけてくれた。
迷ったけれど、挑戦してみて良かった。

■5月某日　今後のこと①

台湾赴任の予定任期が半分過ぎた。
最近はその先のことをかなり真面目に考える。
今は退社して海外移住した先輩と数年ぶりに連絡を取って、
身の振り方を相談した。
紙に書きながら自分の思考をまとめる習慣はあるが、
人と話すことも、自分の希望や持てる選択肢を確認すること、
客観視することにとても有効だ。
貴重な経験談ももらい、それを踏まえてさらに考えを深めようと思う。

■5月某日　最高の

なんとなく来そうだなと思ったら案の定。
親友の男友達から電話。
今度の帰国時に以前好きだった人と会うことになったが、
気持ちがかき乱されそうで怖いという話をしたら、
「どっちに転んでも後悔しないように”最高のhummer”でいけ。
今日から毎日パックして、トリートメントしろ。(笑)
また好きになったっていいじゃん。」
と言われた。
反発する気持ちはない。
でもどこかスッキリしない。
不安だ。

■5月某日　今後のこと②

数年前に同じチームだった先輩から連絡。
帰任後、一緒にまた仕事をしないか？という誘い。
考え始め、行動し始めると、それに関連するできごとが続くと言うのはよく聞くけど、本当らしい。
選択肢が一つ増えた。
まだ時間はある。でも限りもある。
よく考えて、タイミングも見定めないと。
人生は難しい。でも面白い。多分。

■5月某日　素直

家族や友人に向けて台湾土産を買い集める。
結構な量になってしまった。

親友の助言により、モヤりながらも毎日せっせとパックをする。
吹っ切れていることが確認できても、また気持ちがぐらついても、
いずれにしても良い状態で会う方が心残りがなくていい。
私って意外と素直だなーと思う。

鏡を見ると、お肌の調子はなかなか良い。
まぁ、よかろう。

■5月某日　一時帰国

午後便で日本へ帰国。
空港で税関のところで、
SUPPORTだかSTAFFだかと書かれたビブスを着けた年配の女性二人に
ちょっと聞きたいことがあって話しかけたが、冷たくあしらわれる。
外国人が優先らしい。(質問するくらいいいじゃないか)
途端、ホームシックになる。
台湾帰りたい(笑)