生理痛で救急車呼ぼうとした話

無理した20代から30代

私の話を少し。
magです。(名前は大切な友達から呼ばれている名前で、本名の一部)
今はレストランで働きつつ、ふんわり中医学を勉強しています。
元々栄養学を学んで管理栄養士として働いており、健康とか食事には興味があったものの、多忙を極めた20代、セブンイレブンに生かしていただいていたといっても過言ではありません。(今もね。ありがとうございます)
20代前半は仕事でしんどくて、痩せたらあかん、と思ってるけどストレスで食べれない時期もあって、できるだけカロリー高いものを選んで食べてました。仕事柄カロリー計算もあっという間にできた頃。
20代後半、フリーターになり、自由に働くようになって楽しいけど忙しくなって、思いっきり仕事も遊びもしていた…んですが、今思えば情緒不安定。生理前特にやばい。すべてが悲しくてイライラして、何度上司の前で泣いたか。
あまりにひどいな、と思って婦人科に行くも、異常なし。とりあえず低用量ピルでPMSはなくなったけど、同じピルで副作用で亡くなった高校生のニュースが流れて(何十万人に一人の割合だけど)、単純に怖くてやめました。
30歳になって転職というかフリーターとして働いていた4つの仕事(やりすぎ)をすべてやめて今の場所で働きだしたんですが、飲食店で働く人ってすごい、やっぱり。朝から晩まで。ほんと尊敬。私は体がついていかなかった。
生理痛はさらに悪化。痛すぎて夜中に叫ぶ。叫ばないと我慢できない。
救急車はすぐ呼んではいけないというまじめさで大阪の救急安心センターに電話。
婦人科で夜間対応しているところはほぼなくて、現在受け入れしている病院の連絡先を一応教えてもらうも、「たぶん専門医はいないから痛み止め出されるだけ」「自費だから4万ぐらいかかる(うろおぼえ)」と言われ、諦めました。
痛み止めを飲むんだけど、痛すぎて吐き気もして、薬飲んですぐ吐いてしまうし、ほんま一人で大変やった。
逆に誰かに見せるのはきつすぎる状態。

ゆる薬膳ありがとうフォーエバー

さすがにどうしよって時に、たまたま読んだのが、
池田陽子さんの「ゆる薬膳」という本。
(今はkindleでアマプラなら無料だから、ぜひ。超読みやすい。)
そこで知ったんですよね、自分が気付いてなかった症状が自分の体質を見極めるヒントで、しかも食事での対処法=薬膳があると。
はまった理由は、「え、西洋医学の栄養学と、似てて非なる!なんで?おもろ!」っていう元来勉強好きな自分の性格によると思うですが。
しかし、「舌に歯の跡が残る」とか、「怖い夢を見る」とか、「生理の時にレバー状の塊がある」とか、当たり前だと思ってたことが、症状の一つ…しかもこれをヒントに体質を改善したら、死ぬ思いした生理痛だってよくなるって知ったのは、本当に衝撃だった。
ここで、薬膳というものを知りました。

漢方、なんとなく、よさそう、な、気がする

で、勉強する中で漢方薬にも興味持つし、花粉症に漢方がいいらしいというざっくりとした話も友達から聞いて、漢方処方してくれるクリニックに行くも、効いた気もせず、処方してもらう漢方薬の意味は分からず。(勉強した今ならいえるけど、対症的な処方で、根本の体質改善の処方でなかったなぁ。保険診療だと当たり前なのか?)
婦人科でも頓服的に漢方薬ももらったけど、よくわからんからあんまりのまない。イブ飲む。
漢方、なんとなく、よさそう、な、気がする、けど、やっぱよくわからん。私も結局そうなりました。

え?よく夢見るのって、貧血なん?

で、しばらく漢方からも離れていたんですが、いつだったか、薬膳勉強するか、と正月にCМしがちでおなじみのユーキャンで一応勉強してみて、中医学の世界の考え方に軽く触れてみて知ることが多くあった。
経血に塊がなんて、高校生の時からだし当たり前だと思ってた。
季節の変わり目に風邪ひくのも、いつものこと。
春になるとなんだかよく夢見るなぁ、ただそれだけ。

でも、勉強すると知る。
経血に塊が混ざるのは血の巡りが悪い(瘀血)の証拠で、
季節の変わり目に風邪をひくのはエネルギー不足(気虚)で、
春になるとなんだかよく夢を見るのは血が足りない(血虚)で…

気付いてしまった。
悲しくも、ふつうの人と、プロの間に、知識の壁が大きすぎる。それが、中医学がなんか変にスピリチュアルに見えるし、本当に必要な人にとって選択肢にも上がってこない理由じゃ、と。
あの頃の私のように漢方や薬膳を知らない人は、そもそも体に目を向けられていない。
だってそれが体質からくる症状だなんて知らないんやもん。
(※厳密には血虚と西洋医学の貧血は異なります。)

じゃあ漢方相談行こう!で、何を伝えたらいい?

私は中医学のプロではないので、症状の分析もできないし、薬も出せない。
でも、わかったことがある。
もっと体に、目を向けて、気付けば、そして中医学の力を借りれば、必ずどうにかしてくれる。
中医学のすごいところ、好きなところ。
あらゆる不調に、必ず対策がある。
それは、養生(健康を目指す暮らしの工夫)や、薬膳、漢方薬など様々ですが、自分がからだの小さな不調に気が付いて、プロに伝えたら、絶対に解決方法をくれる。
「あぁ、そもそも自分の不調にすら気づいていなくて、ずーっとじんわりしんどかったんだ」と気付く。

でも、何を薬剤師さんなりプロの人に伝えたらいいかもわからない人がほとんどじゃないでしょうか。

タシスキャン で、気付ける人になる

そこで私が提案したいのは  #ワタシスキャン
自分のカラダをスキャンするように、もっと目を向けて、小さな不調に気付く。
#ワタシスキャン で気付いた症状は、すべて漢方相談で先生や薬剤師さんに伝えて大丈夫です。
なるほどなるほど、って聞いてくれるはず。よく夢を見るんです、なんて、薬剤師さんに伝えて大丈夫?なんて思ってましたが、「ほほぅ」とメモしてはりました。笑

自分のからだとこころを大事にする女性は、美しい。
そのお手伝い、 #ワタシスキャン  を、日々更新していきます。
あ、これってどうにかなるのかも。今は気付けるだけで大丈夫。

#ワタシスキャン  今後の展望!

今後、 #ワタシスキャン を自分の時間にゆっくり取り組めるツールづくりをしたいなぁなどと思案中。
それぞれの症状に対する対処法(養生方法)や養生グッズにつながる具体的な体質カウンセリングにどうつなげるのか、プロな仲間たちと一緒に絶賛準備中。
まずはあなたがあなたのカラダの小さな変化に気付ける人になって、ご準備ください!

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