見出し画像

Vol.19 新しい仲間が増えました!『まちの豊かさをデザインする』デザイナー河口彩香

こんにちは、北海道美唄市地域おこし協力隊の真船です!
今回は、新しい仲間を紹介します!

北海道美唄市のシティプロモーション事業を一層進めていくために、僕が所属しているまちづくり会社(株)FoundingBaseのデザイナーが、新しくプロジェクトに加わりました👏

さっそく質問形式でどんな人なのかを迫っていけたらと思います!


—よろしくお願いします!

お願いします!😁

—まずはじめに簡単に自己紹介をどうぞ!

7月に美唄市の地域おこし協力隊に着任した、河口彩香(かわぐちあやか)です!

真船と同様にFoundingBaseの一員で、『LXデザイナー』をしています。(詳しくは後述)

美唄での活動の様子

—美唄に来るまでは、何をされていたんですか?

出身は北海道札幌市です!
札幌の藤女子大学を卒業後、いずれ北海道でデザイナーとして働くことを踏まえ、東京の大手人材ベンチャーにデザイナーとして就職をしました。

80人ものデザイン組織で、デザイン基礎に始まりグラフィックデザインからwebデザインまで、師匠の先輩についてもらい学びを深めました。ここで学びたかったのは、「人を動かすことができるデザインは、どのようにして作るのか」ということ。マーケティングのチームと協働し、世の中の変化や数値を見ながらデザインの細部を少しずつ変化させ、スピード感を持って効果検証を繰り返していきました。狙いが当たった時はもちろんですが、その過程が面白く感じていました。

その後、北海道に拠点を戻したわけですが、初めの半年間にしていたのは、道内各地、様々な地域をぐるぐると巡り視察をすること。自分が関わるべき、そして関わる余地のある、北海道に関するデザインとは何なのかを追究する旅でした。
学生時代から自分が叶えたいと思っていたのは、「誰かの選択肢と可能性を広げる」ことこの世界にいる一人ひとりが、明日も楽しみだと希望を持って生きられる世の中にしたい
それを叶えるのは何かを考えた結果、今一番自分が向き合うべきは、地域のインフラに関わるような根っこのデザインなのではないだろうかと辿り着きました
個人の人生の豊かさに欠かせない、“暮らし”に関する側面でのデザインに自分は向き合いたいと思い、ご縁のあったまちづくり会社FoundingBaseにジョインすることを決めました。

私が美唄に来るのはもう少し先です。
美唄に着任するまでの2年半の間に活動していたのは、新千歳空港から約20分、札幌から1時間弱の安平町
日本一の公教育を目指すまちである安平町では、デザイナーとして移住定住促進事業や役場職員採用支援、まちのエリア放送『あびらチャンネル』の企画・撮影・編集、町内の回遊交流事業など、幅広く役場職員さんと協働共創させていただきました。

安平町での仕事の風景
安平町の仲間と

—美唄ではこれから何をやっていくんですか?

安平町などこれまでの経験を踏まえ、7月より美唄市の地域おこし協力隊として活動をしています。
美唄では、このまちの20年後を見越し、美唄の方がまちに暮らす喜びと誇りを感じられるように、一緒に考え一緒にまちを創っていきたいと考えています。
特にデザインの側面から、プロジェクトをリードしていきたいと思います!

シティプロモーションの取り組みは、毎月の美唄市広報紙メロディーに記載している他、HPでもレポートを公開していますので、ぜひご覧ください。

—具体的にはどのようなデザインをしていくんですか?また、肩書きの『LXデザイナー』について教えてください!

まずは、『美唄の未来に夢を描く委員会』で話している、美唄の魅力やまちとしての方向性を表す新たなクリエイティブとして、ポスターやパンフレット、webサイトのリリースなどを予定しています。また来年度以降は、イベントなどを通して、市民のみなさんと美唄を共有し愉しむコミュニケーションデザインの場づくりも行っていきたいです!

ただ、“デザイン”というと表面的には広報誌のデザインやロゴ・ポスター・WEBサイト制作などがイメージされやすいですが、私が向き合いたいのは「誰かの選択肢と可能性を広げる」ために、ここに暮らす方の豊かな未来をつくること、そして社会をより豊かな状態にすることです。私はそのための手段としてクリエイティブを作っているという認識でいます。

FoundingBaseのデザイナーは、『LXデザイナー』と名乗っていますが、LXに込めているのは、Local(地域)Life(暮らし)Like(想い)の3つのLに関する感動体験(experience)を紡いでいくこと
そのまちに必要なデザインをしていきたいと強く思うからこそ、みなさんが大切にされてきた文化や歴史・風土を学び、その地に馴染む、市民が自分達のものだと思えるデザインにすることが大切だと感じています。

そのためにもぜひ、たくさんの市民の皆さんと対話する機会をつくりたいと思っています。お会いした際にはぜひ、みなさんの感じていることやまちのことを教えてください!

—最後にこれからの意気込みを教えてください!

シティプロモーション事業という名前はついていますが、外への見せかけだけのPRだけでは意味がありません。ここに住んでいて「誇らしいなぁ」「美唄好きなんだよなぁ」「自分の人生は最高なんだよなぁ」と胸を張って話す方が増えることが、まちの魅力になると心から思っています
先日「美唄には何もないよ、、」とおっしゃっていた市民の方が、胸を張って誇らく「美唄いいっしょ!」って言えるようまちにしていきたいと思っています
「その地の文脈から組み立てるデザイン」を大切に、美唄市でデザインの力を使って豊かな明日をつくることに貢献できたら嬉しいです。

まちを変えるのは、私たちだけでは決してできないことです。
私たちは新参者ですが、想いは強く持っています!
自分が一番、誰よりも美唄のファンになるべく、美唄暮らしを楽しみ尽くします。
どうかみなさんの力を貸してください。そして仲間としてどんどん巻き込んでください!

これからよろしくお願いいたします!

アルテピアッツァ美唄で行われた盆踊りでの一コマ

新しい仲間も加わったので、さらにパワーアップして事業を進めていきます🔥


今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
みなさんのスキ、フォローが励みになっているので、引き続きよろしくお願いいたします!(コメントも大歓迎です)

社会が1ミリメートルでも良くなると信じることに使わせていただきます。一緒に今と未来を創っていけたら最高に嬉しいです!