見出し画像

Vol.63 日本地域情報コンテンツ大賞2023で『内閣府地方創生推進事務局長賞』を受賞しました

11月28日(火)に「日本地域情報コンテンツ大賞」の授賞式が東京会場/オンライン配信のハイブリッドで行われました。

地方創生部門でエントリーしたコンセプトブックは、最優秀賞(内閣府地方創生推進事務局長賞)を受賞することができました!読者投票では、コンセプトムービーが2位を獲得しました!

この賞は全国各地の地域密着型メディアに参加を募り、参加媒体を誌面クオリティや読者の支持など、多彩な視点から審査されるものです。

ーーーーーーーーーー

美唄シティプロモーションとして、エントリーしたのは以下3部門。

 地方創生部門    ー コンセプトブック
 読者投票紙媒体部門 ー コンセプトブック
 読者投票動画部門  ー コンセプトムービー

授賞式にさきがけ、10月の1ヶ月間読者投票が行われました。
10月27日に発表された、読者投票最終中間発表では、紙媒体部門で7位、動画部門で2位でした。

後日事務局から連絡が来て、3つのうち2部門でノミネートされました。

 地方創生部門    ー コンセプトブック
 読者投票動画部門  ー コンセプトムービー

そして迎えた授賞式当日、東京上野の国立科学博物館には、作品のデザインを担当した河口が出席。

美唄では、コミュニティスペースをパブリックビューイング会場にして、美唄の方々と遠方から結果を見守ります。

授賞式の後半、いよいよ美唄の名前が呼ばれます。
ノミネートされた作品の最終的な結果はこちら!

 地方創生部門 ー 最優秀賞(内閣府地方創生推進事務局長賞)
 読者投票部門 ー 2位

コンセプトブックについて

美唄シティプロモーション事業の一環として、「美唄の未来に夢を描く委員会」が制作した新しいまちのシンボルに至った過程と思いを、市民と共有するために制作したコンセプトブックです。読者がそのプロセスを追体験できるように、「美唄のこれまでー挑戦の歴史」「美唄のいまー委員会の軌跡」「美唄のこれからーワクワクする明日を」の時系列3部で構成しています。教科書のようにかしこまって読むというよりも、市民が美唄の未来に希望を抱けるよう写真を多く使用し、第3部では現在の美唄の写真にシンボルが展開された未来のイメージを合成しています。
また「まちを見る角度や視点を変えると、まちの捉え方が変わる。正解がない時代において、自分たちの手でワクワクする未来を切り拓く」という事業全体のメッセージから、変化していく鮮やかな未来を虹色のグラデーションで表現しています。実際に見る角度によって色が変わるようにホログラムの箔押しをカバーに採用しています。

受賞理由:内閣府地方創生推進事務局長 市川 篤志氏
「美唄市 美唄シティプロモーション推進事業 PAINTING OUR DREAMS OF BIBAI CONCEPT BOOK1.0」は、北海道美唄市の未来を担う若者が人口減少や少子高齢化などが深刻化していく2040年を見据えて、若者の視点で地域の魅力を探求し、地域の「新しいシンボル」を制作する過程を丁寧に伝えてくれるものでした。この過程を通じ、地域の歴史、現在、そして目指したい未来について、親しみやすい文章表現と鮮やかな写真を用いて、明瞭かつ簡潔に表現されていました。本誌は、地元住民のシビックプライドを醸成するだけでなく、地域の魅力を地域外の人々に発信できるものとなっている点を高く評価しました。
(※受賞理由は、頂戴したコメントを一部抜粋したものです)

コンセプトムービーについて

「美唄の未来に夢を描く委員会」で制作した「美しくあれ。」とは、景色や外見ではなく、これまで逆境に立ち向かってきた姿勢を指しています。予測不可能で正解がない時代において、自分たちの手で未来を切り拓く姿こそ美しい。それを表現するため、委員会での真剣な議論の様子や委員の熱い想いを真っ直ぐに見せています。後半は、委員のまちへの期待感の高揚や自分たちがやるんだという力強いメッセージをスピード感持って重ねることで、他の市民を巻き込むことを意図しています。

読者投票では、859票を獲得しました。

授賞式を終えて@東京

授賞式に続いて行われた懇親会では、美唄シティプロモーションに関心を寄せお声がけしてくださる方が多くいらっしゃいました。取り組みに感激し「全ページ読んで大好きでした」と言いにきてくれる方、自分の作ったもののようにコンセプトブックの中身や良さを熱弁してくださる方、プロジェクトの全体やリアルな進め方が気になるという方、「動画もインスタも全部見ました」と言ってくれた方など、すべて嬉しい限りです。

授賞式を終えて@美唄

美唄では、受賞をリアルタイム/少し後で見届けてくれていた仲間たちが、祝勝会を開いてくれました。1年間本気で美唄の未来を考え、ともに議論してきた「美唄の未来に夢を描く委員会」の委員さんたち。事業がスムーズに進むように調整に調整を重ねてくれた美唄デザイン課の職員さんたち。急遽かつ大雪にもかかわらず、ともに喜びを分かち合いました。

お店を出る時に顔見知りではないお店の方が、「おめでとう」と言ってくれました。900票近い投票一つひとつが、こんなに励みになるんだと、そんな当たり前のことに気付かされました。他にも美唄の若者の活動を応援してくれたみなさん、本当にありがとうございます!

もっと巻き込んで、もっともっとたくさんの人で喜びを掛け合わせましょう!

オンラインワークショップのお知らせ

シンボルを活用して美唄の魅力を市内外に発信していくために、参加型のワークショップを定期的に開催しています。

特別編となる12月6日(水)は、初のオンライン開催となります!

市民が考えるまちの魅力と市外の方が思うまちの魅力が違うということはよくありますよね。普段はまちの方と美唄の魅力について考えることが多いですが、今回は外から見た美唄の魅力について、参加者と一緒に深掘りをしていきたいと思います。

美唄にゆかりの方に限らず、シティプロモーションの取り組みをもっと知りたいという方や遠方の方も奮ってご参加ください!

お申し込みはこちらからお願いします!



今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
みなさんのスキ、フォローが励みになっているので、引き続きよろしくお願いいたします!(コメントも大歓迎です)

本note『真船奮闘記』とは?
2022年5月より北海道美唄市の地域おこし協力隊として、シティプロモーションを担当している真船創太(まふねそうた)です。シビックプライドの醸成を通じて関係人口の増加を目指し、美唄の若者たちと『美唄の未来に夢を描く委員会』を立ち上げました。プロジェクトを進めていく中での等身大の苦悩や、地域での暮らしのリアルを飾らずに発信しています。


社会が1ミリメートルでも良くなると信じることに使わせていただきます。一緒に今と未来を創っていけたら最高に嬉しいです!