Vol.10 ”よそもの”が地方を変える!?レンズを通して見えた美唄
実は美唄は、菜の花の作付面積が日本一なんです!
カメラマンの美唄訪問
先日(と言ってもかなり前ですが、)僕が所属しているまちづくり会社・FoundingBaseのカメラマンが一泊二日で美唄に来てくれました。
なぜ来てもらったのかと言うと、『美唄の未来に夢を描く委員会』の議論の中で、メンバーがまちを捉え直すきっかけとして、まちの写真や動画を使いたかったからです。
メンバーは美唄出身の方がほとんどですが、ずっとまちに居ると意外と知らなかったり、当たり前すぎて気づいていないこともたくさんあると思います。
きれいではなく日常を撮りたい
美唄の観光地に行ってきれいな写真を撮るというよりも、美唄の日常を収めたい。フラットな視点で撮ってもらうために撮る対象もほとんど決めずに、まちの色々なところを回りました。
日本理化学工業さんやホワイトデータセンターさんにお話を伺ったり、農家さんで田植えも体験させていただきました。商店街のお店でも撮らせていただきました。
お昼には古くからやっているまちの麺屋に行き、地元のおじさんと仲良くなったり、夜はもちろん焼き鳥を食べました!(肝心な焼き鳥の写真撮り忘れました、、)
二日間のスケジュールはざっとこんな感じ↓
美唄=働く人のまち
二日間美唄を回ってのカメラマンの印象は、働く人のまち。農業から製造業、サービス業まで様々なジャンルの仕事風景を見て、すごく丁寧に仕事をされていると感じたそうです。
暑い中朝早くから一日かけて苗を植える農家さん。
正確な長さでチョークを作り続ける日本理化学工業の従業員さん。
お客さんと笑顔でコミュニケーションを取る雑貨屋さん。
どの方も真面目ですごく爽やかでした。開拓からずっと土壌と戦い続けてきたという過去も、もしかしたら関係しているかもしれませんね。
美唄=花を愛でる
もうひとつカメラマンが言っていたのは、街中に花が咲いているということ。そう言われるまで自分はまったく気づきませんでしたが、言われてみればたしかに花が多い!たんぽぽや芝桜、チューリップが至るところに咲いていました。
雑草もあるのだろうけど、明らかに手入れされているところも少なくない。そこで美唄の方たちは、花を愛でる心が強いのではないかと話をしていました。
それに気づいてから、まちを歩くのが楽しくなりました!
視点を変えれば世界が変わる
同じものを見ていても、見方を変えるだけで世界が変わって見えます。
地元の方からしたら当たり前だけど、外の人からしたら魅力に見えるものってたくさんあると思うんです。それをもっともっと外に発信したいし、まずはまちの方こそ認識して欲しい。
今回のカメラマンの訪問で、外からの視点で気づかされることがあると改めて感じました。そして自分も外から美唄に来た身として、地域に溶け込みつつも、外の人の視点は忘れずにいたいと思っています。
ぜひ自分がいる地域を、これまでとは違った視点で眺めて見てみてください!ちょっとだけ日常がワクワクするかもしれません。
社会が1ミリメートルでも良くなると信じることに使わせていただきます。一緒に今と未来を創っていけたら最高に嬉しいです!