Vol.11 未来に向けて種を蒔く〜地域おこし協力隊着任から2ヶ月目〜
一ヶ月ごとにどんな動きがあったのかをまとめていこうと思います!
今回は地域おこし協力隊に着任して一ヶ月が経った6月に、プライベートも含めどんなことをしていたのか紹介します!リアルタイムでもなんでもなくなってしまっているので、一歩ずつ”今”に追いつきます!
そんな6月はズバリ!
種を蒔いていました!
文字通り農業体験をさせていただいたということもありますが、未来に向けて種を蒔いた時間でした。
カメラマンの美唄訪問
カメラマンが美唄に撮影にきました。僕も美唄に来て一ヶ月しか経っていないのに、さっそくまちを案内する側に。地元の人がまちを捉え直すきっかけになる写真、動画を取るために、一泊二日で街中を回りました。(このときに初めて美唄焼き鳥を食べました!)
農家さんのところで実際に田植えをお手伝いさせてもらったり、素敵な取り組みをされている企業さんにお話を伺ったりしました。
普段僕たちが何気なく食べているものは、非常にたくさんの労力をかけて作られているということ。——春に植えた種が一年かけてお米になる
BBQがやりたすぎて一軒家を借りた
できれば着任してすぐに美唄に家を借りたかったけど、引っ越しシーズンとずれていて、物件数がそんなに多くありませんでした。少なくとも3年住む家を焦って決めて後悔するのは嫌だったので、5月は仮宿に住んで、ゆっくり決めることにしました。(とは言え一ヶ月後には入りたい)
不動産情報を調べ漁ってみると、1,2万のかなり狭いアパートか、4,5万で3LDKとかのマンションもしくは一軒家の両極端。(どうしよう、🌀)
マンションや一軒家含めいくつか内見をする中で、ちょうど新しく掲載されたばかりの一軒家を見に行きました。美唄駅から徒歩15分、雑草ボーボーの庭付き4LDKぐらい。これで家賃4万!しかも冷蔵庫と洗濯機と机と何故かもろもろ日用品が付いている!!築50年だったので、不動産屋の方はあまりおすすめしていませんでした。
でも思い切って、人生初の一軒家を借りました!
決め手は駅と市役所から近かったこと、そして何よりもBBQがしたかった笑。就職を機に北海道を離れた友達も多いので、戻ってきた時に集まれるくらいの広さが欲しいし、まちの人たちが集まれるような場所になったらいいなと思っています。
ここに来て、自分の夢やまちの未来を語る場にしたい!
冬の除雪と暖房費が怖すぎるが、それは冬になったら考えることにする。(その後8月になってようやく初めてBBQが開催できたが、北海道はすでに涼しくなり始めた、、)
逆神隠し!?のお祭り
美唄市役所のすぐとなりにある空知神社で行われていた春季例祭に参加をしました。祭りと言っても一般人は特別何かにするわけではなく、10個ぐらい並んでいる出店を楽しむといった感じです。
驚かされたのは、こどもや若い人が”たくさん”いたということ。市内の子供が減っているというのを数字で聞いていたり、普段の生活では自分より若い人にほとんど会うことがなかったので、こんなに”多くの若い世代”と美唄で会うのは初めてでした。(とは言っても絶対的に多いわけではなく、僕のこれまでの美唄での経験と比較して)
彼女ら彼らは普段どこにいるのだろうか。休日は岩見沢や札幌に行っているのだろうか。現実として、高校進学や卒業のタイミングで美唄を離れる人が多いと聞いています。
そんな彼女ら彼らがまちに残りたい、一度まちを出たけど遠くからでも関わりたいと思った時に関われる、そんな未来を創っていきたいと強く感じました。
委員会のメンバー集め
プロジェクトの方では、シティプロモーション事業を進めるために、美唄の若者で委員会を立ち上げることを決めたので、委員集めを進めていました。
美唄に来たばかりで個人的なつながりが皆無だったので、とりあえずたくさんの人に会いに行って自分の口から、プロジェクトの意義や個人的な想いを説明しようと決めていました。その中から、共感して委員会に参加してくれたら良いし、そうでなくてもまちの人のプロジェクトへの反応やまちづくりに対する感触を掴みたかったのです。
僕はこの機会を色々な人にお会いできるチャンスだと思い、どういった関わり方になるにしても知っていてもらうことで、絶対にいつか何かにつながると信じています。ゆっくりとでも関係性を築いていけたらと思っています。
最終的には民間や職員、高校生などから11人が集まってくれました。ここにいる人たちが未来の美唄を引っ張っている姿を想像すると、すごくワクワクしています。
ビジョンを示せる人になりたい
正直まだ見えていないことが多すぎて、僕自身悩みながらプロジェクトを進めています。
委員会では美唄の軸となる魅力を定めて、シンボルを作る流れまでは決まっているけれども、議論の中でどんな言葉が出てきて、それがどんな形として現れてくるのかは集まってみないとわからない。そして大事なことはシンボルが完成して終わりではなく、それをもとにどのように事業に展開していくか。
正しい道がわからない中でも、一歩一歩進めていくしかない。いくら頭で考えていても何も進んでいかないから、間違ってなかったと思えるように、今できることをやっていく。
進むべき方向が見えないこの世の中で、共感できるビジョンを示せる人間になりたいと思っています。そのために自分の未来の種も育てていきます。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!地道に一歩ずつ、着実に進んでいくしかないなと思った6月でした!
→ Vol.15 7月の活動まとめ(地域おこし着任から3ヶ月目)
社会が1ミリメートルでも良くなると信じることに使わせていただきます。一緒に今と未来を創っていけたら最高に嬉しいです!