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オオタニさ~~ん♪ と介護??

101本目!メジャーリーグで大活躍!!オオタニさ~~ん!!

言わずと知れた、大谷翔平選手。

プロ野球の歴史上、バッターとピッチャーを両方やる二刀流。

これで圧倒的な結果を出した選手は、殆どいない。
最近では一人もいない。

超一流が集まるプロ野球やメジャーリーグベースボールの世界。

掛け持ちでやって通用するほど、
甘い世界ではないんだと思います。

これをやってのける、すでにレジェンドな選手!!
それがオオタニさ~~~ん!!!


常識を飛び越えています。

ほんまスゴイ!!


この大活躍と、介護の関連を語ります(え?)


かつての野球の常識


野球のスーパースター桑田さんの野球教室動画があります。
https://www.youtube.com/watch?v=XUGPF0wlIbU


・バットは上から下に振る
・ゴロは正面に回り込んで捕る

これらを、ぼくも少年野球の時に言われました。

しかし、こちらの動画でもわかる通り
論理的に考えてみると、、、

かつての常識は、今の「時代遅れ」?


こんな風に、何事もアップグレードされていきますよね。

ブルーハーツの「情熱の薔薇」という名曲でも、
「いつまでたっても変わらない そんなもの あるだろうか」


では、介護の世界はどうか?


というと、

かつては、家族がするものでした。

介護職なんて、職業もなかった。

家政婦さんなどはありましたけど、
本格的に介護全般をするプロの仕事はありませんでした。

時代とともに、特別養護老人ホームなどが増えて、
そこで介護の仕事に従事する人もいましたが「寮母さん」という言い方だったりしていたようです。

古い施設にいくと「寮母室」という名前の部屋があったりもします。

今からみると”非人道的な”昔の介護現場


認知症は当時、痴呆とかボケと言われていたようですが、
・部屋に閉じ込める
・ベッドに縛る

など自由に生活できるとは言えない環境。

排泄介助にしても、そもそもベッドが密集していたりして、
プライバシーも何もなかったり、、

今では考えにくい。。。


今は個室の施設が多いですし、
プライバシー配慮はもちろん、

利用者本位という考えで介護が行われています。

います。。。


いまも”管理的な”介護は残る。。


もともと、刑務所の管理体制をモデルにしているとも言われていて、
「集団を少数で管理する」というのが介護施設の基本。

管理するということは、自由を奪うこと。


管理するとは、
・利用者さんの安全確保
・利用者さんの体調管理

自由とは、
・利用者さんの望みの暮らしをしてもらう
・自分のしたいことを自分で選ぶ

この二つは、利害が「一致する側面」と「矛盾する側面」があります。


「元気でいたい」「元気でいてほしい」
は一致してると思います。

「自由にしてもらう」は、実は不一致、の可能性があります。


管理する、には不確定要素の排除が求められています。
自由にノビノビしてもらうと、想定外が起こりますから。

・認知症の人が、外出して迷子になってしまう
・飲み込みが悪い人が、饅頭を食べようとする

などなど。

自由と管理が背反する場面が、
介護現場ではちょこちょこあります。


今までのあたりまえ。それは本質か?


介護の仕事は、「利用者さんのためにケアすること」だと思います。

なのに、利用者さんの意思に反する”管理”をする。


もちろん、病気などもあるし、すべて自由とはいかないですが、
介護する側の基本姿勢

「管理」に振るか、「自由」に振るか

これは大きな違い。


働く側の気持ちとしては、どっちが気持ちいいか。

管理:想定外がないことは、安心ではあります(介護者が)
自由:想定外があることは、振り回されることもあります(介護者が)

考えが分かれるところかな、と思います。



ちなみに、完全にどっちかに振ろうとした人
いますか?


バランスが大事

バランスが大事なのでは、とぼくは思います。

介護に限らず、物事
正解はひとつではありません。


どちらの視点も重要。

両方の視点で観ることが大事。


そのうえで、介護の仕事は「利用者さんのため」であるならば、

利用者目線はとても大事なポイント。


偏った価値観や捉え方ではなく、
幅広く柔軟な思考が必要なのかな、と感じています。


これが、本質かな。

たぶん。


”非常識な”オオタニさ~~んの大活躍から、

常識とは、介護とは
に想いを馳せたnoteでしたとさ♬

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