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”楽しく過ごす”が仕事

133本目。ぼくのnoteを観て、感想をnoteに書いてくれた方がいらっしゃいました♬
さちさん!!ありがとうございます(^^♪

https://note.com/kinokinoco/n/n57a0571d370f
↑こちらのnoteです~

YouTubeなどでおなじみの、ひろゆきさん。
ひろゆきさんが「介護職はいなくなった方が人類のため」
ということを話されている動画を観て、ぼくが感じたことを書いてました。

介護に関わる人は、腹が立ったことと思いますし(笑)、ぼくもそう。

でも、考えていくと
案外言わんとすることは、わからなくもない、、、

って感じではありました。

知識と感性が必要な仕事


さちさんがおっしゃるように、介護って身体を使うというより、
むしろ知識と感性が必要な仕事。

老化のこと、病気のこと、といった知識も必要。
感性は、いわば気付く力

観察して気付くこと。

これがないと、お相手がどんな状態なのか、気持ちなのか
わからないので、いい介護するには必須のスキル。

感性→悟性→理性


カントという人の哲学でいうと、、、

感性:ものごとを感じ取ること。
悟性:感性で得られた様々な情報をまとめること。
理性:感性で得た情報、悟性でまとめた情報をよく考えること。

このようなプロセスで、人は物事を理解しているらしい。

ぼくなりに解釈すると、、、

柔軟に観察して、
目で見た情報、感覚で感じた情報をもとに、

「なんでかな?」「どうするか?」を、情報と知識で考える


って感じでしょうか。


これ、介護でめっちゃ大切な思考な気がする!!


認知症の例で考えてみましょう。

例えば、アルツハイマー型認知症は、記憶の障害。

覚えられない。。。ってことは、
「思い出すための記憶」がないってこと。

ご飯を食べた直後に、「ごはんはまだか!?」
という認知症の方は、”ご飯を食べた”という記憶が、そもそもない。

にも関わらず、、、
「さっき食べたでしょ?美味しいって言ってたよ」
と答えたらどうでしょう?



知識があれば、
「あ、覚えられない状態だよな」はわかる。

この先は、感性・悟性の世界♬


感性がないと、、、
「ほら、空っぽでしょ?お椀をみて」

感性があると、、、
「ごめんなさいね。用意しなきゃですね」


この違い、わかりますか??

想像力という感性


記憶できない。
「思い出せない」ではなく「記憶にございません」状態。

知らないものは知らない。

思い出させようとしたくなるのは、わかりますが、
はたして、思い出せるでしょうか?


思い出すには、”思い出すための記憶”が必要。


ここからが感性・悟性の領域。
想像力といってもいい。

いい介護職の人なら、お相手の方は、

「え、そうなの?そんな記憶ないんですけど、、、
え?どうなってるの?私、ご飯食べたの?わけわからない!!」


混乱するだろうな、と想像できる。

そうすると、関わり方、言葉のチョイスが変わる。
相手の状況に応じた言葉や態度を取ることができます。

感性は磨けるか?


これは日ごろの習慣による、、、気がします。

情報をどう取り入れるか、が感性だとしたら、
取り入れる側の意識の問題。


普段から意識して、習慣にしていけば、
きっと磨ける。

日常が大切、ともいえます。

大人が楽しく仕事すること


さちさんがおっしゃっていた、周りの大人が
楽しく自信を持って仕事しているか、が大切というのに納得!!

社会を回しているのは、子供ではなく大人。
大人が楽しくしていれば、子供も楽しい。

その子供が大人になれば、楽しい大人になる。


いい日常を、大人が作ること。

それによって、穏やかな感性が育まれるのかなと思います。


「介護でいい」という、後ろ向きな姿勢で仕事をするのと、
「介護がいい」という、前向きな姿勢で仕事するのと、

同じ時間、同じ空間で、同じように過ごすときに、
得られるものは大きく違ってくると思います。

受け取る情報も、まるで違うと思います。

結果、感性にも差がついてくる。

ぼくは単純に、
どうせ同じ時間を過ごすなら、

楽しく過ごした方がいい
と思っています。

介護は、楽しく過ごした方がいい仕事


これ幸いで、介護の仕事というのは
楽しく過ごした方が、利用者さんにとってもいいことが沢山あります。

楽しく過ごした方がいい仕事
なんて最高かと思います(笑)!


これが本質。

そのための、知識、観察力、想像力。
これを磨くための感性、かと思います。



介護職が楽しく過ごせる環境を増やしたい。

それは社会にとっても、いいことしかない。


悲観は感情による
楽観は意思による


という言葉があります。


意識的に「楽しもう」という姿勢で、
仕事してもいいのかもしれませんね。


さちさんとの、noteを通した交流で、
色々気付くことがありました。

こんな嬉しい交流が産まれたのも、発信していたからこそ。

書いてて良かった✩と思いましたとさ。

さちさん!ありがとうございます~(^^♪

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