【セカンドキャリア】プロサッカー選手も「契約満了」のリスクに備えることが大切
みなさんこんにちは!
今回は、元Jリーガーの浅田大樹さんへのインタビュー、
後編となる「セカンドキャリア編」をお届けします。
前回は、「サッカー選手としてのキャリア編」
サッカーを始めてからプロ選手になるまで、そしてプロ選手でどのようなキャリアを歩まれたか、活躍の秘訣をお伺いしました。
まだご覧いただいていない方は、こちらからご覧ください!
インタビュイーPROFILE
現役時代、セカンドキャリアについてどう考えていた?
Q,セカンドキャリアを意識し始めた時期、きっかけを教えて下さい。
浅田:30歳を超えたぐらいからですかね。
サッカーを続けられるのもあと5、6年だと思っていたからです。
具体的に何がしたいとかはなかったので、何をしようか、
ずっと考えていました。
サッカーをずっと続けられたらいいですが、
そういうわけにはいかないので、、、。
サッカーコーチとかサッカーに関わることを仕事にする人が多い中、
僕はサッカーを離れたものを仕事にしたいとぼんやりと考えていました。
結局、やりたいことが見つからずに引退してしまったのですが、
何か準備してから辞めれば良かったなと今では思います。
Q,セカンドキャリアについて考えている選手は多いですか?
浅田:全然いないです。
サッカーと向き合ってやれるだけやりきりたい選手が多いです。
これまでの”出会い”を活かして
Q,転職活動で一番最初に取り組んだことを教えて下さい。
浅田:ここまでサッカーを続けてくると色々な出会いがあって知り合いや社長さんとのお付き合いから「うちで一緒に働こう」と声をかけて下さる方もいらっしゃいました。
そんな中、元チームメイトとのつながりからMaenomeryの※岩渕さんに出会いました。
サッカーをここまで続けていなかったらMaenomeryにも出会えていなかったのかなと思います。
※弊社キャリアアドバイザーの岩渕に関する記事はこちらから
Q,Maenomeryを知ったきっかけを教えて下さい。
浅田:インターネットの広告で見たことがあったので会社名は知っていました。
また、星野社長(株式会社Maenomery:代表取締役社長)も、
お会いしたことはありませんでしたが、(サッカー選手時代の)共通の知り合いが多いので、SNS等で見たことはありました。
Q,担当CAである岩渕さんの第一印象を教えて下さい。
浅田:Zoom越しだったので好青年だなという印象でした。
――――― 相談する際に不安はありませんでしたか?
浅田:特に、不安はありませんでした。
僕自身サッカーしかしてこなかったので、
お恥ずかしい話ですが、初めは何も社会のことが分かりませんでした。
そんな中、岩渕さんが細かく教えてくださり、親身になってくださったので感謝しています。
Q,印象に残っているエピソードを教えて下さい。
浅田:面接対策をする際に、初めて対面でお会いして「デカっ!」とびっくりしました笑
――――― 岩渕さん、身長が190cm近くありますからね。
浅田:それまではzoomで面談をしていて、身長のイメージがついていなかったので、、、
名刺交換の仕方から教えてもらったことが一番印象に残っています。
サッカー選手だったからとか、プライドは捨てていちから社会人を始めようと思ったので基礎中の基礎から教えてもらいました。
「人と話すことが好き」「稼ぎたい」
Q,どのようなことを重視して企業を選ばれましたか?
浅田:自分に何があっているのかも分からなかったので何度も相談をして決めたのですが、人と話すのが好きなので職種は営業に絞りました。
これまでサッカーで何千万、何億円と稼ぎたいという夢があったので
それをセカンドキャリアで叶えたいと思い、営業職で何社か候補を頂いた中から稼げる仕事に就くことを決めました。
頑張ったら頑張っただけ対価がついてくる歩合制を選んだのは、
サッカーでも勝ったり、点を取ればインセンティブをいただけていたので
自分の性格的にモチベーションになると思ったからです。
手段は違えど、「稼ぎたい」ということが企業選びの軸でした。
Q,自己PRでは、どのようなことを伝えていましたか?
浅田:選手時代にキャプテンをやったことだったり、色々な挫折を経験してもくじけずにやってきたことを話していました。
Q,自分のここが評価してもらえたんだなと感じたところを教えて下さい。
浅田:新卒の就職活動とは異なり、中途採用では即戦力になれるかというところを見られていたと思います。
社会人としてのキャリアは、新卒で入社した方々と比べるとレベルは低くなってしまいます。
それでも取りたいと思ってもらえたのは、今まで1つのことをやってきたということをこの会社でも成し遂げますという気持ちが伝わったのではないかと思います。
「先輩に負けないこと」がモチベーションに
Q,”元アスリートならでは”の仕事を始めてみて難しいと感じたことを教えて下さい。
浅田:社会のことが分からなかったので、それこそ名刺交換の仕方とかパソコンの使い方も高校の授業以来でExcelの操作は今も苦戦しています。
Q,今の会社は元アスリートでも働きやすい環境ですか?
浅田:元サッカー選手が僕を含めて3人いるのですが、
会社全体で営業成績1位の方と入社1年目で主任になられた方が、
どちらも元アスリートで、結果を残されているという点に惹かれて入社を決めました。
先輩達に負けずに結果を残さなきゃという点ではプレッシャーにはなりますが、モチベーションにもなります。
会社の人たちはまた元サッカー選手が来たぞーって感じでした笑
Q,あえてサッカーとは関係の無い業界を選んで良かったと思うところを教えて下さい。
浅田:関係の無い業界といえどもサッカーで繋がることもあるので営業に活かすことができています。
サッカー好きな人と話が弾んだり、元サッカー選手ということで覚えてもらったり、全く関係ないということはありませんね。
今は、「いかに自分のことを覚えてもらうか」ということを頑張っているので、元サッカー選手を前面に押し出しています。
サッカーとの縁は切っても、切れないです。
「契約満了」のリスクに備える
Q,学生時代や選手時代、セカンドキャリアを考えてやっておくべきだと思うことを教えて下さい。
浅田:高校、大学はプロになりたかったらサッカーと勉強の両立でいいと思います。
僕は、大学4年の時に周りが就活をしていたので一度だけ合同セミナーに参加してみたことがあり、
「ちょっと違うな、やっぱりサッカーで食っていきたい」
と再確認する機会になりました。
プロでは、いつ契約満了になってしまうか分からない世界なので
ある程度のことは準備をしておいたほうがいいと思います。
パソコンはどんな職業でも使うと思うので資料が作れたり基礎ができるといいのかなと思います。
これから
Q,最後に、今後の目標を教えて下さい!
浅田:稼いでいきたいという目標はぶれずに持って、仕事に取り組んでいきたいと思います!
――――― 本日は、貴重なお時間とお話をありがとうございました!
Maenomeryスタッフ一同、今後の浅田さんのご活躍を引き続き楽しみにしております。
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