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"無職の先輩"がくれた言葉

退職したい気持ちを持った時、私には二人、"無職の先輩"がいた。
一人は、大学時代の同級生で、会社を辞めて会計士の勉強をしている友人(Aちゃんとする)。
もう一人は、プログラミングスクールで仲良くなった、ハチャメチャな会社を退職した友人(Bさんとする)。

自分の中でもう退職しようとは思っていたけど、誰かに背中を押してもらいたかったので、二人に相談した。※ウッカリ保守的な家族とかに事前相談すると決意が鈍るので注意。

二人の素晴らしいコメントを、記載します。
(許可を取っていないので、もしばれて怒られたら消します)

再就職するとなるとやっぱり面倒だったりするので、無職になることを推奨はしないけど、私と同じように「退職したいから背中押してほしい」と思う方はぜひ読んでみてください。


Aちゃんの言葉

・私は境目にいるとき、30代に向かっていく今、次の10年間をどんなふうに過ごしたくて、じゃあこの年齢でするべきことってなんやろってよく考えてた。
・ものすごい短期的な目線で見れば、面接官に離職期間なにされてたんですか?って質問されるめんどさは回避不能かもしれんが、長期的な目線で見たら、その後の何十年と続く人生にめちゃ大きなインパクト与える数か月かもしれん。
はっきりと、未来を考えるといまの状況を変えたいと思っているのなら、急いだり焦ったりする必要は全くないが、行動に移すよいタイミングなのかもしれんな。
・色んな不安要素が浮かんでくるのは当たり前よ。でもその選択をしてよかったと思えるように多分我々はきちんと帳尻を合わせにいくから、後悔はしないんじゃないかな?
・分岐点に立って迷うのは疲れるけど、とことん悩みぬいて(それで最後はエイヤッ!と決める)、それで決められたのなら、あとはただただなりたい未来に向かって進むだけ
・地に足ついてる性格だし、どんな判断をしたって結局最後はいいところに落ち着いてる、それは確実!
・いいのよ退職なんてアッなんかいまかも!?ってときにエイヤッとやるもんよ。あとは得意分野のコツコツ努力とリサーチとでいけばよいのだからね 
絶対後悔しないと思う


Bさんの言葉

・金銭面などで焦りが無いのであればそれも一つかもしれません。
時期を決めたなら何が何でも辞めてしまうってのは、怖い事かもですが大事だと思います。自分はズルズルと引き延ばしてしまった結果、会社も私にも結局、メリットがあまり無かったのではと思います。
・無職になると時間管理がやばい。ただもし今後、フリーランスやテレワークを考えているなら練習になるかもです。
・意外なことに辞めてからも縁は残ったり色々と見えるものもあったりします。
・辞めたあと生きていけるのだろうかなんて考えたりもしましたが、ほんとに困ってたら誰か助けてくれるよ。と言う言葉通り、なんとかはなります。知らんけど。
・辞めて収入が無くなるから財布の紐をしめるのは大事ですけど使うべき時は使ったほうがいい。それが後に仕事に繋がることも有りますし心の安定にも繋がることもあるので。
・私も辞めるとき、次、決まってるのか、決まって無いのに辞めてどうするんだ!など聞かれましたけど、決まってない事はそのまま答えた上で、違う畑にチャレンジするなら年齢なども考えて今しか無いのでとだけ自分が考えている事を正直に伝えました。
逃げるのは悪い事ではないと思いますよ。逃げた先に宝物が落ちてるかもしれないですし
・その性格はとても良いと私は思ってます。結局、飛び込める人がスタートを切る事ができる訳ですし、その上で真面目に考える理性も持ち合わせているので周りに信用される性格だと私は思います。
見えない所でお金やスキルとは違う貯金が溜まっていると思いますよ!


実際退職をするとき、次が決まってないのに…とか、私の決断を否定してくるような人は一人もいなかった。応援してくれる人が大半だった。多少は批判もあるだろうと思ってた。どうやら、人は他人のことにそんなに興味が無いらしい。
母に事後報告した時はびっくりしていたが、どうせそのうち進路を決めるだろうと放っておかれている。むしろ私とお出かけできたりして楽しそう。

半年以上経ち、私は今、就職活動をしかけている。この方針でいいのか?収入下げて生活できるのか?せっかく無職になったのに再就職していいのか?などと血迷ったりもしつつ、いつも「とりあえずやってみよう」で低いハードルを越えるつもりで行動して、でっかい変化をしていく人なのだと思う。

無職期間を経たからって、「私の夢はこれだ!この道が私の進む道だ!」なんて明確にわかるもんじゃない。でも、ストレスが全く無い時の自分ってこんな感じなんだな、とか、気付くことはある。
やっぱり一般企業でコツコツ働こう、というのも手だし、思い切って起業するのも手。学生になってもいい。婚活してもいい。
全部、人による。

励ましてくれた友人、何も口出しせず放っておいてくれる家族、職の有無なんて気にせず一緒に演奏できる楽団仲間、楽しく会話してくれた店員さんとか知らん人たち、こういう人たちに恩返しできたらいいなと思う。


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