Twitterにおける日本の重要性をマスク氏が言及【海外記事メモ】
今日はこの記事を取り上げたいと思います。たまには時事ネタも。
Twitterを買収して以降毎日のようにイーロン・マスク氏の動向に注目が集まっていますが、その中で飛び出し、日本でも注目された発言について取り上げます。
本日もよろしくお願いいたします。
日本のような状況を世界中につくれ
TwitterのCEOのイーロン・マスクは、従業員に対して日本のようなSNSへの熱量を世界中に生み出すように指示を出したそうです。
アメリカのニュースサイトであるThe Vergeによると、このような発言は月曜日のTwitterのミーティングの中で出たそうです。発言の根拠はミーティングの参加者とミーティングの録音から得られたものです。
マスク氏は「Twitterはアメリカ中心に思われがちだが、実は日本中心のサービスだ」と明言しました。
彼はまた「日本はほぼアメリカの人口の3分の1であるにも関わらず、同じくらいの規模のユーザーが存在している」とも発言しました。
マスク氏は日本のこれまでの膨大なTwitterの使われ方を例外なく世界中に広げることを目標とするようです。
彼はビジネスの分散化の手段として、エンジニアと営業チームを日本やインド、インドネシア、ブラジルにも作ることにも言及しています。
ドイツの調査会社によると、Twitterは2022年においてアメリカでは7700万人のユーザーを抱え、日本はそれに続き5900万人のユーザーが存在しているようです。
感想:日本の熱狂を世界に生み出せるのか?
Twitterが日本で流行った理由としてはTVなどの従来のメディアとの連携などの要因がよく挙げられますが、個人的には日本人の引っ込みがちで少し根暗な国民性や識字率の影響もあるのかなぁと考えたりしています。
Tik tokやインスタグラムなどは世界中どこでも人気があるのに対してTwitterが特に日本に強烈に浸透したのは、動画やビジュアルなどではなく文字を基本としたコミュニケーションのため、自分の姿を無闇に人に晒す必要がない上、日本国民の(世界的に見れば)高い教育水準により日本語を読めないという人がいないという背景もあるかと思います。
身を隠すことができれば、誰かへの誹謗中傷なども書き込みやすく、お手軽なネット上でのストレス発散ツールとして機能してしまう側面も日本人のキャラクターに受け入れられたような気がしています。
そういった国民性の壁と教育レベルの壁を越えて、さらにTik tokやインスタグラムなどのSNSの覇者たちがすでに王座に君臨する現代において、マスク氏の手によってどのようにTwitterが生まれ変わるのかは個人的にめちゃくちゃ楽しみにしていたりします。
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@やました
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