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【海外記事メモ】2022年UI/UX デザイントレンド

こちらの記事のメモです。英語力弱々なので間違った意訳も入るかもしれませんがご了承下さい。

ここ2年くらいでUXデザインを取り巻く環境は大きく変化し、トレンドも移り変わっています。そのいくつかの特徴が紹介されている記事です。詳しくは記事を参照ください。


Supersized typography

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太く大きな文字を配置してダイナミックに見せるデザインがトレンドの一つとしてあります。

フォントに関しても従来主流だったサンセリフだけでなく現代的なセリフ書体も大きく配置します。

また、テキストを横や縦に動かしたりすることも効果的で、洗練された印象を与えるとともに注目をあつめることにもつながります。


Retro UI Comeback

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80年代から90年代にかけてのデザインが復刻しています。

カラフルで、奇抜で、ちょっとレトロなモチーフです。

(うまく英語を理解しているか不安ですが恐らく)技術の進歩によってデザイナーの自由度が高まったことにより、従来型の実用的でプレーンなデザインから離れて、やや奇抜で面白さを狙うようなデザインが台頭してきたともいえます。それらが一概に良いとは言えないものの、トレンドとして存在しています


Neo-Brutalism

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1950年代のbrutalist architectural movementに見られるような、未完成で意図的な動きの醜さを含む、頑丈なイメージのデザインです。

昨今、クリーンで実用的なウェブサイトが飽和している中でこのような生々しくユニークなデザインは他から際立って見えることでしょう。


Native desktop apps

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FigmaやSlackなどのウェブサービスはまるでデスクトップアプリのようなUIを提供します。それはユーザーが作業中に多くのWebのタブの他にデスクトップアプリを移動するため、ユーザーの気が散らないようにUIのテイストをあえて合わせるという配慮があります。


Localized User Experience

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技術の向上により、人間工学的な観点からもUIは飛躍的にここ数年で向上しました。

向上するとともに、今まで汲み取りきれていなかった少数派への問題も浮き彫りとなってきました。

今後の潮流としては、そういった少数の人たちの多様性も含めて、どのような人に対しても同様なUXを提供できることが望まれます。

Googleのような巨大な資金力のある大企業が先駆けてこの取り組みへチャレンジを行っているようです。


技術的進歩の恩恵を受けつつ、適材適所なデザインが必要

記事の中で述べられていたことを乱暴に二分割するならば、「技術的にも成熟してきたからより自由なデザインができるようになってきた」というものと「成熟してきたからこそより実用的なものやマイノリティへの配慮をもっとこれからやっていこう」という異なる2つの流れがあるように感じました。

結局のところUXの研究やデザインの成熟があったとしても大切なのは「どんなユーザーがどんな場面で使う(目にする)ものなのか」ということに立ち返ってデザインを行う必要性は変わらないのだと思います。

品質の良いデザインが溢れかえっている現代でより個性を出すのであればRetro UI ComebackやNeo-Brutalismのデザインは参考になるでしょうが、一方でユーザーが作業に集中できるように、使い勝手の良いUXを提供するにはあえて個性を殺すようなNative desktop appsのようなアプローチや、マイノリティの人への配慮を考えるLocalized User Experienceが必要でしょう。

今後も技術が進歩していき、研究と実践によってデザインはより成熟を見せることと思いますが、その本質にあるものはきっとこの先も変わらないだろうなぁとこの記事を読んで感じました。

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