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日常で感じるアート


こんばんは、maekonです。

昨日のことですが、とても心が弾む出来事があったので、今日はそのことについて書きたいと思います。

お家に芸術が届く。

東京都美術館にて開催されていた『ハマスホイとデンマーク絵画』展。
訪れることをとても楽しみにしていたのですが、残念ながら新型ウイルスの影響により会期途中で中止となってしまいました。

ハマスホイの絵は、私の一番好きな映画である「リリーのすべて」の監督が、ハマスホイの絵画をモチーフにしていたことで知りました。

そんなハマスホイの展示ですが、今回巷で静かに注目されていたのはグッズです。ハマスホイのイメージにぴったりな、落ち着いた色合いでセンス溢れるグッズが勢ぞろいしていました。

展示は中止になっても、グッズを販売して欲しい!という声がネット上に相次ぎ、ありがたいことにオンラインショップが開設されました。

そこで私も、今のお財布と相談しながらバッグと大判のポストカードを購入しました。(本当に全部欲しいくらいでした・・・)


そして昨日。お家にグッズが届きました。


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身惚れます・・・(ため息)


少なく見積もっても1時間はこのポストカードとエコバックに触ったり、じっくり眺めて思いを巡らせてしまいました。

本当は大きな本だったり、額に入った絵だったりを、購入したかったです。

けれど、今の私が無理なく楽しめる範囲のものを購入しました。
そして、お家にアートにまつわるものが届く喜びを感じることができました。

きっとこの自粛期間でなければ、そんな感情にも気づけなかったと思います。

人間が人間らしくある為に


今回、グッズに同封されていた運営元:株式会社EAST様の書面がとても心に響いたので一部引用させて頂きます。

“こんな時代だからこそ、人間が人間らしくある為に、美しい空気や、太陽の光のように、文化、芸術も、生活になくてはならないものなのだと、少なくとも、あったらものすごく嬉しいものなのだと、そう思うようになりました。”

芸術に関わるすべての人の痛切な思いを代弁してくれるような、そんな言葉。

少なくとも、あったらものすごく嬉しいもの」という謙虚な言い方をされていますが、人間の感情に訴えかける芸術・文化・エンタメは、やはり生活になくてはならないものだと私は感じています。

それは人間が、人間らしくある為に。

観終わったあとに何かしら心が動くもの。心に響くもの。

沢山の思いや努力が結集して、時間をかけ、愛されてできあがったものだからこその作品を、私はこれから沢山享受していきたいと思いました。

そして、私自身も表現をする身として、日々の感性を大切にしながら少しずつ成長していきたいです。


ちなみに、この期間中ならではの「オンライン美術館巡り」なんて試みもあり、こちらのサイトでまとめてありますので是非みてみてくださいね。


特にGoogle Arts&Cultureはおすすめです!
例えばモネの「睡蓮の池」なんかはこんな感じでみることができます。


では、また書きます。
ここまでお読みくださりありがとうございました。

maekon


▼余談

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雲龍柳(ウンリュウヤナギ)という植物にハマっていた時期があります。
このウネウネの先に小さな葉っぱが芽吹く姿がとても愛おしくて、よく一緒に暮らしていました。

最近近くに売っているお花屋さんがないので、自粛期間があけたらどこかで調達したいなと思っています。


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