【39】#まえけん育休日記 エピローグ
本日をもって、
約1ヶ月間の産後パパ育休が終了しました!
産後パパ育休を取ろうと思った経緯についてはこちら(再掲)
長いようで短かった!とはよく言いますが、
実際は長いようで長かった育休期間でした。笑
これまで1ヶ月間、毎日やったこと、思ったこと・感じたこと、学んだことを書き綴ってきましたが、それもついに最終日。
綴り続ける中で気づいたこと、たくさんありました。
今日はそんな感じたことをまとめていきたいと思います。
▶︎(改めて)まえけんの育休環境
子ども:第1子(男) 7月上旬生まれ
取得した育休:産後パパ育休(28日間+お盆)
場所:嫁さんの実家(長野県)
滞在期間:7/31〜8/30(1ヶ月間)
▶︎だいたいこんな毎日でした
とある一日はこんな感じです。(日によって1〜2時間前後します。)
6:00 起床・おむつ交換→散歩
6:30 朝ごはん
7:00 おむつ交換・授乳・ミルク
7:45 哺乳瓶洗い
8:00 洗濯・寝かしつけ
9:00 仮眠・洗濯物干し
10:00 おむつ交換・授乳・ミルク
10:45 哺乳瓶洗い
11:00 寝かしつけ・仮眠
11:30 昼食の準備
12:00 昼食
13:00 おむつ交換・授乳・ミルク
13:45 哺乳瓶洗い
14:00 買い出し
15:00 帰宅
15:30 寝かしつけ
16:00 おむつ交換・授乳・ミルク
16:45 哺乳瓶洗い
17:00 入浴
17:30 夕飯作り・洗濯
18:30 夕飯・洗濯物干し
19:00 おむつ交換・授乳・ミルク
19:45 哺乳瓶洗い
20:00 寝かしつけ
21:00 仮眠
22:00 おむつ交換・授乳・ミルク
22:45 哺乳瓶洗い
23:00 日記を書く
0:00 仮眠
1:00 おむつ交換・授乳・ミルク
1:45 哺乳瓶洗い
2:00 仮眠
4:00 おむつ交換・授乳・ミルク
4:45 哺乳瓶洗い
5:00 仮眠
6:00 起床・おむつ交換→散歩
・・・の繰り返しです。
3時間に一度のおむつ交換・授乳・ミルクがあるために、途中の休憩時間は2時間を切っており、その間に自分たちのこともしなくてはいけません。
まだ夜泣きが少ない子だったので、夜の仮眠はコンスタントに眠れましたが、それでも体は休まらずに翌日に・・・という毎日でした。
嫁さんと二人だから頑張れたものの、これが1人だと思うと、ゾッとします。
また、日中、2時間以上お出かけする時は、必ず「おむつ交換・授乳・ミルク」が入ってくるので、街中のどこかでできる場所を探さなくてはいけなかった、という状況です。
▶︎できるようになったこと
そんな育休期間中、僕ができるようになったのは・・・
オムツ交換
赤ちゃんの寝かしつけ
赤ちゃんをチャイルドシート、ベビーカーに乗せること
抱っこ(抱っこ紐を使って)
授乳(ミルク)+ゲップをさせること
哺乳瓶を洗うこと
赤ちゃんの沐浴&お風呂
赤ちゃんの着替え
赤ちゃんと遊ぶこと
と、至ってシンプルなことばかりですが、これらができるかできないかでだいぶ気の持ちようが変わってきます。
実際、これらができなかったから育児が不安だったし、自分が父親になる実感がありませんでした。
そんな自信がなかったからこそ、こうして自分ができるようになったことを毎日可視化したというのは大事なことかと思います。
▶︎気づけるようになったこと
育休期間で気づけるようになったことがたくさんあります💭
とにかく育休前は実感がなかったので、体が動かなかった、という話は前にもしました。(23日目参照)
特に、ショッピングセンターやお店の授乳室をはじめとした、子育てしている親が外出できる環境ついて目がいくようになりました。
これから普通に生活している中でも目につくんだろうなぁと思います。
また、家の中の家事では、やらなきゃいけないことがあればすぐに動けるようになり、後半は自身の成長も感じていました。
おむつ交換はおてのもの。寝かしつけをはじめ、入浴まで、ワンオペで1日過ごせるくらいにはなったのかなと思います。
▶︎頑張ったこと
この育休期間、個人的に頑張ったのは、平日の夜の家族の夕飯は自分が作ったことです。
嫁さんの両親は共働きで、夜も帰ってくるのが7時や8時になる毎日。
そんな中、居候状態になる身だったので、
平日の夕飯くらいは作ろう!と育休前に決めていました。
しかし、始まってみれば、夕飯を作っている余裕があったかというとそうでもなくて・・・。
赤ちゃんの面倒を見ながら夕飯を作るようになった時は、ワンオペなんて無理なんじゃ・・・と心の底から思ってしまいました。
それでも、料理をするのは苦じゃないし、むしろ好きな方なので30日間のうちのお盆を除く平日=約20日ほどのご飯を作った事になります。
上記のスケジュールの通り、
授乳の間を見計らって、午前中から昼過ぎにかけて買い出しをして、夕飯作りという日々。
二人暮らしでも毎日夕飯を作りつづけることなんてなかったので、とても貴重な経験でした。
▶︎一番の敵は「睡魔」
自論ですが、この1ヶ月育児をやっていて、一番大変だったことは睡魔に負けそうになる(実際、負けてた)ということです。
赤ちゃんが起きている時はこちらも気を張って起きていなくてはいけないですし、寝てしまえば赤ちゃんに何が起こるか分からない。そんな緊張感の中で毎日を過ごしていました。
睡魔さえなければ(ずっと起きてられるのであれば)夜中に寝過ごす心配もないし、仮眠をとる必要もない。
若いから大丈夫だと思っていたのですが、そうでもなく。
短時間で寝て、少しでも体力を温存して・・・の繰り返しでした。
寝過ごしたり、睡魔に負けて嫁さんに迷惑かけることもしばしばあったので、本当に申し訳なかったです。。。
▶︎ほぼ絶っていた社会とのつながり
育休期間中、会社やプライベートの活動はほとんど行っておらず、LINEで連絡を取り合うにとどめました。
通常であれば、
仕事は平日の夜まであるのは当たり前ですし、
週に2〜3度のサークルと、1度〜2度のオンラインミーティング、
月に2〜3個のプロジェクトというような毎日を過ごしていたので、
その時間を全て育児に充てられたのは大変ありがたかったです。
むしろ、育児の時間に充てなければ全てこなせなかったように思います。
会社内で僕の業務を担ってくださった先輩や、サークルやプロジェクトで代打で頑張っていただいた皆様には感謝しかありません。
明日以降、改めて感謝の気持ちを伝えようと思います。
▶︎久々に会えた友達
逆に、育休期間があったことで、
大学時代の友達に久々に再会できました。
社会人になってから、長期にわたって長野に滞在する、といったことがなったので、なかなか大学時代の友達と時間を合わせることがありませんでした。
久々にあって、募り募った話ができたことは、
育児をする大きなモチベーションの向上につながりました。
次会うときにはこの赤ちゃんが・・・という話にもなるので、次会うきっかけにもなっていくんだと思います。
彼ら、彼女らに久々に会うきっかけをくれたのも、この育休期間だったんじゃないかなと思っています。
▶︎「育休」は、決して「休み」なんかじゃない。
「育休」とは本当に名ばかりで、ただ会社を育児を理由に休んでいるだけで、実態は全く休んでおりません。
むしろ、24時間×1ヶ月間経験したことない職場で働き続けた感覚です。
今回は嫁さんの実家ということもあり、家内のルールや勝手も分からず、常に緊張感を持って過ごしていたように思います。
例えるなら、長期のインターンシップにでも行っているかのような感覚でした💭
そんな制度の実態は、経験した人でないとわかってもらえないような気がします。
僕の会社では育休を取る前は社内の前例がほぼなく、不安なことしかなかったので、
今回の僕の経験をきっかけに、育休を選択肢のひとつにしてくれる人が1人でも増えるといいなぁと思っています💭
育休は取らなきゃいけないものではないと思いますが、取った人にしか分からないことがあり、その経験は何にも変えがたいものだと思います。
とはいえ、育休をとって良かったかどうかはこれからの生活にかかっていると思います。
育休は終わりましたが、本当のスタートはここから。
改めて、これからが楽しみになる期間でした。
これから一層、より良い家庭を築けるよう、頑張ります🔥
2023.8.31 まえけん
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